私が、そう俗に言う“ギックリ腰”を初めて体験したのは厄年のど真ん中42歳頃でしたか、或る展示会が終了し我が社の商品を展示ブースから引き上げようと持ち上げたら腰に電気が走って動けない!当然のこと翌日からは動けず会社は休み床の中と相成ってしまいました、痛くてたまらず近くの整形外科へ電話し事情を話して往診をお願いすると何と素気なく“歩いてきて下さい”の一言。
ショウガナク女房の肩にしがみつき国道を渡って病院に行きましたが、まあ、その滑稽であったろう情景が今でも思い出してしまいます。
その後65歳までの20年間に同じ様なギックリ腰を数回経験し今では時限爆弾と化して嫌々ながら付き合っている有様です。
最近ではスッキリする事はないものの暫くは比較的良かった腰ですが畳の間での自治会総会で不自然なあぐら姿勢が続いたせいか総会が終わってから調子が悪くなり何時もは自然治癒に任せるのですが今にもギックリ腰の再発に恐怖を感じ近くの整形外科を受診。
レントゲンを撮って診察・・・案の定、毎度のことですが特にヘルニアとかの診断もなく痛み止め・筋肉を柔らかくする薬そしてリハビリ治療の処方となりました。
今回は真面目に通院、リハビリも低周波治療、腰の牽引そしてウオーターベットによるマッサージを隔日に受診して約2ヶ月、何となく良くなってホッとしていたのですが過日、自治会の役員から今度の土曜日に「ひまわり畑の雑草抜きをやりますとの案内があり一抹の不安があったものの自治会の活動で行うひまわり畑の草取りに参加。
畑に入り座り込んで草を抜く事、そう30分ぐらいでしょうか、やっぱり腰がもたないな~と辛抱たまらず一端、畑の外へ出てウッウウ~ンと背伸びをして小休止。
他の皆さんは黙々と草を抜いている!参加メンバーの6割は70歳から80歳代のお爺さんとお婆さん、農家の人は凄いな~、サラリーマンしかやってこなかった自分には農業は無理だな~等と考えながら、さてもう一仕事、待てよ!また畑に入っての座り込み姿勢はギックリ腰の爆弾が破裂するかも!と思い抜かれた草の塊を軽トラックに乗せる作業の方が良いかもしれない。
そんな考えが大間違いでした、当然、ギックリ腰のベテラン経験者ですから最大限の注意を払い腰を据えて構えて持ち上げたつもりだったのですが“ピキッ”と音がした様な感覚が!!やばい、と思った時には後の祭りで2ヶ月続けた腰痛治療の双六も大分進んだのに悪い目を出してしまって振り出しに戻ってしまいました!
しかし、何時の頃からか歳を重ねての腰痛は困ったもので朝起きる時が最も重くてヤバイ!恐怖に囚われてしまいます、これって一生ものかもしれません。
やっぱり効果の程はまだ半信半疑ですが腰痛体操の継続しかなさそうです。
草抜き現場とひまわりの開花
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