2017年7月5日水曜日

農事組合法人さんで猫の手アルバイト episode Ⅲ

 小学生だったと思いますが社会の授業で香川県の讃岐平野では二毛作と言って1年に麦と米が栽培され・・・なんて習ったと記憶しています。


 と言う訳ですから過日のEpisode Ⅱでお話した麦刈りの後は田植え・・まあ~個人的に予定に入れる・入れないは関係なく自動的に猫の手も作業予定者に組み込まれているのですね。

 麦刈りが終わって野焼きが済んだ田んぼは田起こしと言うのだそうですがトラクターで耕され満濃池の放水(ゆる抜き)を待ちます。



 水が入り始めた田んぼはトラクターで代かきが行われ田植えの準備が始まるのですが非農家であるさくらじいも家に居てドドドーと言うトラクターのエンジン音が聞こえてくると、ああ~田植えが始まるなあ~と知るのです。



 全ての田んぼの代かきが終わって、さあ~いよいよ田植えが始まりますなあ~と思った矢先に農事組合法人さんから明日、苗を取りに行くから○○さん家に来て・・と携帯に猫の手アルバイトの連絡が入ります。

 余程の予定が無ければ断らない主義のさくらじいですから、ここは明るい声で承諾し・・おっ!?軽トラックのタイヤ空気圧は・・荷造りベルトは?と・・一様は安全第一の準備をしませんとね、何せ重量物の運搬ですから。


 さて、猫の手アルバイトの“さくらじい”はここからアルバイトの開始・・つまりJAの育苗センターまで苗を取りに行って田植えを待つ田んぼに運ぶのが仕事です。

 指定された8時には〇〇さん家に軽トラックを横付けしスタンバイ・・んん!?スタンバイって親父言葉かもしれません。



 鉄製のラックに並べ収納されている苗60枚を運ぶのですが・・そこそこの重量なものですから運転も慎重に・・特にカーブはユックリと・・まあ~気は使いますね。

 スタンバイ状態がさくらじいの軽トラックで前のトラックは他の農家さんです。

 こんな感じで運搬作業を行います、写真を撮っているのがさくらじいですから前の軽トラックは同じ農事組合法人さんの軽トラックです。

 勿論、赤信号で停車した時の撮影ですよ。



 このときに全ての田んぼは田植えスタンバイの状態になっています。



 いよいよ田植えの開始です。



 さくらじいの庭から見える田んぼの田植えが完了です。




 6月も残り少なくなってきてJA育苗センターに来るのも最終日、育苗ハウスのなかもガランとしてしまいました、JA育苗センターの人に“俺らが最後かなあ~・・と聞くと、来週の人が最後かな・・・ふう~ん・・そっか


 空梅雨!?と思わせるほどに晴天続きの田植えでしたが田植えが終わったころから梅雨前線がやっと西日本上空に位置する様になって田植えシーズンらしい風景になっています。



 今回、写真は撮っていませんが勿論、恐怖の超狭っ(_;)畔道路まで軽トラックをいれて苗を下ろします。

 安全第一でサラリーマン人生を何とか遣り遂げたさくらじいですから自信のない事は絶対にやりません。

 入れるだけ入れて・・バックと方向転換はプロにお任せです・・こんな事で見栄をはってもショウガナイ・・安全第一・・アンゼンダイイチ・・あんぜんだいいち・・ブツブツ

 猫の手アルバイトも一件落着と相成り、稲刈りまでは恐怖体験はお休みです。

 桃クリ3年柿8年と言うのでしょうか今まで実がならなかった我が家の柿木に今年は5~6個の実がなっています。

 おお~と見上げると藤の弦が柿木に伸びて絡まっているではありませんか!?こりゃあ~イカンと急ぎ脚立と剪定ハサミを持ってきてパチリ・パチリと剪定を開始した、その時・・左腕にビリビリと痛みが走ります・・んん!?・・何と(_;)毛虫が繁殖しているではありませんか・・もうパニック(@_@)状態・・・・この続きは又の機会にでもお話いたしましょう。


2017年7月4日火曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 29/ 補助翼(エルロン)・フラップ 操縦装置

先のブログで后部胴体操縦装置・方向舵(ラダー)・昇降舵(エレベータ)・尾脚のサーボ駆動、そして主脚の引き込み動作について報告しましたが今回は前部胴体操縦装置・補助翼(エルロン)・フラップのサーボ駆動を完成し全てのサーボ(6チャンネル)を仮接続し送信機による駆動確認をしましたので合わせて報告をいたしましょう。

先ずは現在の進捗全体写真です。



 オリジナル金属ゼロの挑戦と言う事で海軍航空技術廠の図面と海軍航空本部の取扱説明書を入手して作り始めたものですから出来るだけ実機図面に忠実に作ろうとラジコン飛行機としては不必要なダミーの翼内燃料タンクを入れてしまい又、狭い空間のリンク部品配置をした結果、製作難易度がググ~( ,,`・ω・´)ンンン?と上がってしまったのです。

 今更、ダミーの翼内燃料タンクを取る事も出来ず・・・(_;)・・いやあ~“あずってしまった・・!??失礼、この辺の方言で・・もがき苦しむほどに苦労したと言う意味で使う様ですが・・(+_+)・・あずった・・あずった・・

 作り直しを繰り返す事・何回・・判らなくなる程で・・こりやあ~ダメかも!?と言う弱気心がでたりして頭を冷やす事一週間・・気を取り直して再度のチャレンジ・・(*_*;

 何とか妥協の産物ですが取り敢えず強引に完成とした次第です。

 お決まりの手順ですが海軍航空技廠の図面から


 補助翼操縦装置つまりエルロンですが図面に忠実にと粗同様に製作したリンク機構をサーボにより可動させると言う作業になります。


 そしてフラップですね、フラップの可動機構を表す図面が無く海軍航空本部の取扱説明書にあった図が下の図面です・・実機は油圧可動の様です。



 ラジコン機としての操縦装置ですから補助翼(エルロン)もフラップもサーボで可動する様に作らなければなりません。

 補助翼(エルロン)可動機構図


 フラップ可動機構図


 一部の変更はありますが先のブログ、主翼の製作で説明させて頂いた図です。

 今回は左右主翼を連結させましたので補助翼、フラップをサーボにより可動出来る様にして操縦装置として構築し后部胴体操縦装置と仮組ですが操縦装置全体の動作試験までおこないました。

 補助翼(エルロン)・フラップ可動サーボの配置とリンク伝達機構ですが何せ先の事はその時に考えよう・・と言う安直な考えで製作を進めてきましたのでイザ!?検討を開始した時に何分にもスペースが無く・・むむ( ゚Д゚)・・試行錯誤と作り直しの繰り返しとなってしまいました。



 この主翼の上には前部胴体が乗る事になるのです・・胴体との干渉も考えなければならないのですが失敗の変遷を・・つまり没作品ですね。



 次に考えたのが・・これ!?

 サーボの配置は良いのだけれど如何せん前部胴体との干渉が邪魔をして入らない。



 これも没です。

 こんな感じなのですが・・発想は良いのだけれどもなあ~



 次に考えたのが・・もうここしかない!?サーボをコクピットに配置しよう。

 発想を変えてサーボ固定金具を主翼上部(コクピットの位置)に配置できる様に作り替えて。


 主翼後面に貼りつける形で中間伝達リンク機構を配置する事にしました。


 こんな感じに仕上がりました。

 動きと言いますか可動範囲にイマイチ不満はあるのですが、まあ~何時もの妥協ですね。

 フラップの可動にはフレキシブルロッドを採用しております。



 フラップ可動系統  フラップサーボ→中間リンクユニット→フレキシブルロッドでフラップ可動リンク部品に伝達されます。



 エルロン可動系統  エルロンサーボ→中間リンクユニット→エルロン可動リンク部品に伝達されます。


 動画です。


 サーボ→中間リンクユニットへのワイヤー滑車を手作りしています。



 前部胴体を重ねて組み、下から見るとこんな感じで中間リンクユニットがギリギリのスペースに収まっているのが解りますでしょうか。
 
 それにしても左右のダミー翼内燃料タンクは不要なんですがね。



 コクピットに配置したサーボと右側に中間リンクユニットが見えます。



 系統図を模式で表すとこんな系統になっています。


 后部胴体の操縦装置・主脚(尾脚)そしてエンジンコントロールサーボを全て仮接続して操縦装置の動作確認を実施しました。

 動画です。



不満は残るのですが概ね良好の結果に自己満足( ^ω^)・・・次はエンジンを載せるかなあ~・・ラジコン飛行機としての燃料タンクも乗せなきゃなあ~