2013年12月3日火曜日

懐かしい寝台特急に乗る

 昭和45年入社。
 戦後まもなく生まれた団塊世代が社会人として一端のサラリーマンとなった時代には長距離の出張となると決まって夜行寝台列車でした。特急だったのか急行だったのか、よく覚えていない。
 あれから40年も経過し既に退職して1年も過ぎた頃に、そんな懐かしい夜行寝台列車に乗ろうとは!そうですよね~新幹線が走り瀬戸大橋が開通し、ましてや飛行機にも気軽に乗れる様になった今では夜行寝台列車なんて思いも寄らない事でした。
 くそ暑かった夏の余韻が残る10月の初め頃でしょうか“社友の皆様に親しくご懇談いただきたく”と社友会の案内が届き・・うっう~ん東京だからな~、旅費がな~、女房が許さんだろうな~と諦めるしかないかと思ったとき、ん!待てよ、そうだアルバイトの給料があるじゃないか!
 丁度この頃、JR九州の豪華寝台特急「七つ星」のニュースが流れていて女房が、帰りは寝台特急で帰って来たら、と言う。
 時間表をみると東京~高松間を「サンライズエキスプレス」と言う夜行寝台特急が走っている。
 早速、JRにチケットを買いに行くと、お客さんシングル個室にしますかノビノビ座席
にしますか?と言われ、恐る恐るシングル個室って幾らですかと聞くと1万5百円!!
 え~何とビジネスホテル1泊と変わらないではないですか。
 もう迷う事無く決定。寝台特急で個室なんて考えられなかった、そんな世の中になっていたのですね。
 そうか、七つ星とはいかないけれども0.07つ☆だ! ワクワク!!

 サンライズエキスプレス瀬戸(出雲とも連結されていて岡山で切り離し)
 東京→高松(高松→東京)
 出発 22時00分
 入線 東京駅 東海道本線 9番線  
東京駅に着いて田舎者には判り難く駅員に尋ねました、余裕をもって!が肝心
 路線 東海道本線→山陽本線→宇野線→本四備讃線(瀬戸大橋)→予讃線
 会社 JR東日本 JR東海 JR西日本 JR四国
 料金 Bシングル個室で¥21,510.
 到着 07時27分


 同時刻で高松→東京の上りもあり今後、これも利用したら良いかもしれない。
 
 遅れない様にと1時間早めに東京駅に到着、土産を買っても時間はいっぱい。

 東京駅の9番線ホーム 21時48分に入線。 結構ギリギリだな~



 車両には個室のシングル、デラックスシングル、ツイン等いろいろある様ですが私が
乗車したのはBSと言う一人用B個室寝台 シングル2階式だと思う。

 乗車口から入った車内の様子で直ぐに1階と2階の階段がある。



 階段を上り2階へ、予約のB個室寝台27番のドアを開ける。



 スペースは畳1枚強と言ったところでしょうか、着替えの寝間着が準備されてある。
 まっ、Bだから、こんなものでしょう、Aのデラックスだともっと広いのでしょう。

 それでも大イビキの人間にとっては個室、最高!ですね。



 翌朝の児島駅。


 瀬戸大橋を渡ればもうすぐ下車。

 善通寺ですから高松まで行ったら遠回り、瀬戸大橋を渡って直ぐの坂出で下車し
 土讃線は高知行きの特急に乗車して帰宅です。

 寝坊しないか!ちょっと心配でしたね。



 今度は爺さん婆さんの夫婦で車中泊と洒落込んでも良いか!
 その場合は個室ツイン。やっぱりデラックスは無理かな。

 そう言えば新婚旅行で上野から十和田に行ったときも夜行寝台特急だったな~、
 結婚式の2次会後で酔っぱらっていたから情緒も何も・・気が付いたら朝だった。


0 件のコメント:

コメントを投稿