これは2010年に何時ものジジイ海外旅行メンバーとカンボジア・アンコールワットを旅行した時に撮影した写真ですが石造りの頑丈な寺院が何やら大木に浸食されて無残な姿をさらしている。
現地ガイドによるとこの木は「ガジュマル」長い年月を経て寺院が破壊され、それは今でも続いていると説明がありました。
えっ!?題名と関係あるのかいっ??て。
疑問は御尤も!?実は程度の差こそあれ我が至福の時間に必要なウッドデッキが山藤によって破壊?されそうになったのです。
まあ~だいぶ大袈裟な話で恐縮ですが、つい同じだあ~と被害妄想からでしょうか!ジジイの頭を過ったものですから。
ついでにもう1枚。
如何でしょうか、この様にして石造りの間に根が食い込み破壊していくのです。
インターネットで「ガジュマル」を検索すると
クワ科の常緑高木
幹は多数分岐して繁茂し周囲から褐色の気根を地面に垂らす
垂れ下がった気根は徐々に土台や自分の幹に複雑に絡みつき派手な姿になって行く
成長した気根は写真の様に石組み建造物を突き破り破壊していく
ガジュマルは所謂「絞め殺しの木」の一種である・・・。
そうしてベトナムやカンボジアの寺院では庭園によく植えられ、強い日差しを遮っている。
と説明されています・・・・なあ~る、ほど。
善通寺に転居して1年後、美味いビールを飲みたくて作ったウッドデッキですが夏場の強い日差しを避けるのに丁度いい!とデッキの支柱に蔓を絡ませた山藤がガジュマル如きの破壊者になるとは!?・・ちょっと大袈裟ですけど。
我が至福の場、ウッドデッキ・・・て言うかベランダみたいなデッキですが製作から8年目の2015年10月、経年変化もあるけど
山藤に引っ張られ支柱が左に傾いています、実はデッキ本体中央も左に傾き更に支柱材も朽ちてパキッ!と簡単に折れてしまいます、正に廃屋の様相を呈していました。
ここまで来るとカンボジア・アンコールワットで見たガジュマルの記憶が・・・。
蔓バラの樹勢で倒れたバラ門柱から始まった植木の剪定作業でしたが山藤の剪定をしようとした時に!・・・これが限界だなあ~と改修に踏み切ったのでした。
先ずは山藤の剪定と解体
床板を剥がして左に傾いたデッキ本体の修正と補強の筋交いをいれる。
床材も新しくしたかったのですが費用の事もあるので再利用し支柱を新材料で作る。
ホームセンターで一番安い輸入木材を買うのですが180cm×5cm×1.5cmの材料でも10本買っただけで¥4,500.-もしますからジジイの小使いでは大きい出費です
そうして完成・・・如何でしょうか、だいぶスッキリしました。
学習しましたので今度は支柱に蔓を絡ませない様にします。
60歳の8年前は体力もあったのでしょうか凝り過ぎで作ってしまいました、今回はシンプルに・・・やっぱりシンプルが一番いいですね、解体も改修も簡単ですから。
我が至福の場・・・来春はここで缶ビール??いや発泡酒350mℓをプッシュ-!?