2016年7月13日水曜日

さくらじいさんトラクターで耕してくれるかなあ~(;゚Д゚)

 ブログ6月号、麦刈りのお話で農業シリーズは・・お終い!?と思っていたのですが農業法人・・正しくは農事組合法人と言うのだそうです・・こんな事はブログのお話では関係のない事ですがマタマタ法人の方から携帯に“さくらじいさん○○の西にある田圃3枚と北の1枚をトラクターつかってくれるかのおぉ~”
 ええ!!私がですか・・“そうだよよお~練習したじゃあないですかボチボチで良いからやってほしいんじやがあ~”
 んん・・特に予定はないし時間もいっぱいある、そして断らない主義のジジイなものですから“ほんじやまあ~ボチボチで良いならと”引き受けたのでした。
 練習したじゃあないかってえ~・・2015年8月のブログでお話した「トラクターデビュー」の時ですから約1年前の事・・トラクターの使い方を覚えているかなあ~いやいやトラクターそのものが動くかなあ甚だ疑問??┐(´д`)┌ヤレヤレ
 ここで写真を載せるのですが何せ気持ちの余裕もないものですから過日のデビュー写真を貼り付ける事にしました・・殆ど同じ格好です。
 でも、このトラクターですが何時も見ると頭の中にあのフレーズが流れてきます。


(^^♪燃える男~のおぉ~赤いトラクター・・・てね。



どれどれギィアーの位置を確認してクラッチを踏んでエンジンを掛ける・・キュルキュル・・ドドド~ンン・・ボアッ!?と黒い排気ガスが出てヤンマーのディーゼルエンジンが無事に掛かりました・・・ドドドド・・クラッチを踏まないとエンジンは掛からないのです。
 最初は解らずにあれれ??ここからのスタートでした。
 さあ~て・・何せ取扱説明書が無いので半分は”こうかっ!なあ~?の世界です。

今は亡き義親父さんに教わった事だけが頼りです、だけど1回だけの教習だからなあ~
 取りあえずは○○の西に在る田圃に行かなきゃあ始まらないと恐る恐るではあったけど実家の門を出て公道に・・・何せベテランはスピードを出してスムーズに行けるのでしょうが義親父さんに教わっていないのでノロノロスピードです。
 後ろには車が迫って来るし信号を渡れば何とかなると・・・いっやあぁ~気を遣います。
 側道に入れば交通量も激減ですから後はマイペースで現場に到着、道路から田圃への
進入は狭いし段差もあるし過日の脱輪が脳裏を・・・ユックリ・ユックリと入ります。
入って一息・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
 さあこれからどうする!?やっぱり自信がありません携帯電話で法人の方に電話して・・“現場に来ましたがやっぱり最初は先生がいないとおぉ~誰か先生を”
 そんな訳で1日目の午前中は法人の爺さんの立ち合いを得てトラクターによる田起こしを行ったのでした。
 今回の作業は麦の刈り取りを終え野焼きした田圃の耕うん作業ですから下手でも良いのですね、多少のムラがあっても後に水が入って代かき作業をプロがやれば大丈夫と言う訳です。
 それでも遊びじゃあ~ありませんし気持ちの余裕もありませんから作業写真を撮れないしブログに載せるから撮って欲しいなんて言えませんので今回は作業後の誰もいない時に撮った写真でご勘弁下さい。
 でも何ですなあ~、ど素人の割には何か上手く耕せている様に思うのですが如何でしょうか。

 手前と奥が実家の田圃で右奥は他の農家の田圃です写真の右下が進入路です。


 反対側から見た田圃で手前が他の農家の田圃です。



 ここは北側の田圃でここも実家の田圃になります。



 義親父さんが汗水流して麦・米を作ってきた田圃ですが息子つまり義弟はサラリーマンで善通寺にはおりません、今では高齢化が進み農事組合法人として昔で言う部落の仲間が協同作業をしている訳です。
 サラリーマンで生きてきた農業なんて知らないジジイですが・・やっぱりねえ~

 そうして7月に入りこの辺の水瓶である満濃池のゆる抜きがあって田圃に水が入りいよいよ田植えの準備です。
 水が入った田圃をトラクターで代かきするのですが、この作業はプロじゃあなきゃできません、経験がないと危ないそうです。

 一気に水が入って代かきが済むとこんな感じですがこの頃から雨降りが多くなります。



 さくらじいはなにも出来ません、1日中ドドドとプロが運転するトラクターのエンジン音が自室で趣味作業をするジジイの耳に響いています。
 この地に住んでトラクター・田植え機・コンバインそして草刈等のエンジン音が早朝からするのですが五月蠅く感じないのは何故だろう!?不思議な感覚ですね。
 代かきが済んでいよいよ田植えの始まりです。
 昔は各農家が種籾から苗を作っていたのですが今は農協の育苗センターから購入しています。

 さあ~今年もさくらじいに苗運び仕事の依頼が・・”苗運びをたのめるかのお~”


 農協の育苗センターで60枚の苗を積み込むのです、水を含んでいるのでそれなりの重さになると思うのですが他の皆さんも同様に軽トラで運んでいます。
 重量もあるので慎重に軽トラを走らせて30分ほどで指定場所に到着。
 農家の敷地に苗を下ろして並べます、この苗ですが全て田植え機に乗せられる様にトレーに育苗されているのです。
 これって規格が決められているのでしょうメーカーの違う田植え機でもOK。


 今年は1日1回で4日運びましたでしょうか、最後は空になった鉄製の棚を返却して作業終了です。


 これで取り敢えず私の仕事は終わりです、次は稲刈の籾を農協のカントリーへ運ぶ仕事が入ってきますが秋までは法人の方から電話がかかってくる事はないでしょう。

 田植えはプロの仕事ですから、さくらじいは自室の窓から他人事のように眺めているだけです、でも上手いもんだねえ~真っ直ぐに植えられていきます。



 田植えが終わって農家の方も一息ついた事でしょう。

 今年も夏がやってきました・・暑くなる予感が!?もう既に猛暑と熱帯夜の連続です。


 ┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・何時までつづけられるのかなあ~甚だ疑問ではありますが。


2016年7月12日火曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 19/ 発動機架・同覆い・カウリングフラップ

[] 前部胴体の製作 9/ 
[]-6 発動機架・発動機架覆い・カウルフラップの製作
 (1)発動機架の製作
 金属で作った1/10スケール零戦をRCで飛ばす!?と言うのが最終目的なので発動機架もRC模型エンジンを取り付けるマウント構造にしなければなりません、しかしエンジンの検討もしておりませんので、ここでは実機に少しでも忠実な形として製作をする事としました。
 RCエンジンマウントについてはイザその時が来ましたら再検討と言う事にしましょう。



 ディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型を参考にします。


海軍航空技術廠 発動機架組み立て図

海軍航空本部 零式艦上戦闘機二一型 取扱説明書
同じ様な図ですが取扱説明書でもこれだけの資料しか有りません

ディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型パーツも寸法の取得の参考にしました


 防火壁(0番隔壁)とエンジン架の円形取り付けプレートの型紙


発動機架の長軸寸法を確認する為に作った治具


もう一度、発動機架のイメージを得る為にディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型のエンジン架を見る・・解り難いなあ~!?


型紙に合わせて発動機架の円形土台(プレート)を4mmφのアルミ材で製作する。
 発動機架支持柱は4mmφの真鍮パイプを使用し各図面を参考にした寸法で製作する。
 発動機架支持柱には固定用としてマイクロビスを半田付けにより取り付けてある。



製作過程の詳細は割愛しますがこんな感じで完成。



発動機架支持柱と防火壁(0番隔壁)の接続(固定は)支持柱に2mmφ銅針金で作った爪を半田で取り付け、その爪を防火壁(0番隔壁)の切り欠き穴に引っかける方法にしました、これはディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型と同じ方法です。

発動機架を防火壁(0番隔壁)に取り付け、抜け防止にアルミ板で固定しております。


実機の場合はここに栄エンジンが取り付けられるのですが本模型に付いてはRCエンジン・・欲を言えば模型とは言え星形エンジンを付けたいのですが我が家の財務大臣折衝で即日却下になるのは明白ですから一般的なRC用2サイクルグローエンジンを取り付ける事になりますのでマウント方法については後日検討・・・と言う事ですね。


2)発動機架覆いの製作

 入手した海軍航空技術工廠の図面にはありませんでしたが航空本部の取扱説明書に以下の図がありましたので、これを参考にする事にしました。


これは発動機架を覆う外板ですがディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型では図の様な一体成型ではないので参考になりませんでした。
 ここが思案のしどころ・・チャレンジ!?チャレンジと言う訳でカウリング製作で用いた“へらシゴキ”の方法・・再登場となります。
 材料は0.3mmのアルミ板で先ずは湾曲の成型から“ゴシゴシ?とへらシゴキ!?


如何でしょう・・・こんな感じになりました・・・んん!?できるかも


次に円筒大を作って“へらシゴキ”をしながらアルミテープで貼り付け加工、本当はアルミテープを使わないで加工したいのですが“へらシゴキ”ではこれが限度ですね。


円筒小も作って合体させるとこんな感じになりました。


発動機架に仮組してみました・・・ほほ~出来るかも!?


円筒大も合体させてみる・・7.7mm機銃口も成型し・・こんな感じになりました。


 前部胴体に仮組して・・ほほ~むむ!?自己満足。


エンジンカウリングと合わせるとこんな感じに・・おお~出来たじゃあぁん!?

3)カウルフラップの製作

 エンジンカウリングと発動機架の間に位置するのがカウルフラップと称する板状の部品ですが次はこのカウルフラップの製作です。

カウルフラップとは:航空機用レシプロエンジンに見られるエンジンカウルの開閉機構を展開する事によりエンジンカウルを通る冷却空気量を増大させエンジンの冷却効率を高める可動式の板。
 但し、抗力が増大する。   インターネット検索での説明です。

防火壁(0番隔壁)から発動機架・カウルフラップそしてエンジンカウリングまでの位置関係を知る必要がありましたので参考にした図です。(取扱説明書から)


製作過程の詳細は割愛しますがカウルフラップの部品構成です。


可動板の蝶番です。


アルミ蝶番は同アルミ円部品に1.4mmマイクロビスで取り付け蝶番と可動板の接合軸には1mmφの真鍮釘を使用して組み立てています。

 可動板には蝶番接合穴の他にもう一つの穴を設けて有り通したワイヤーにより開閉可動が出来る様にするつもりですが果たして巧く動くかどうかは次回のブログでお話しましょう。


エンジンカウリングに仮組してみました閉の状態



開の状態



ディアゴスティーニ零戦二一型(A6M2b)1/16スケール栄エンジン模型を見て頂くと、このカウルフラップはエンジンカウリングにではなくエンジン架の方に取り付けられています。
 さあ~
 どうしたもんじゃろうのおぉ~現在は思案中でエンジンがエンジン架に取り付けられてから考える事に致しましょう。


難易度が高いなあ~と思いながら試行錯誤して・・何とか出来るものですね。


と言う訳で前部胴体の製作はここで一段落とさせて頂きます。
 次回からは後部胴体の製作に話は移りますが8月は一休みとさせて頂こうかと思っております。
 何せ今年の当地は半端じゃあありません既に連続35℃前後の猛暑と熱帯夜が続き些かバテ気味で・・と言いますか我が家ではジジイの自室にはエアコンがないのです・・トホホ。
 おまけにジジイの使用温度範囲が年々狭くなってきているものですから。
 過日、ご近所に居る自治会の模型趣味人さんの所で久し振りにと言うか何十年ぶりにRCエンジン音を聞き更なる意欲が沸々と湧き出している事もお伝えしておきましょう。




このアトリエには工作テーブルそしてバイクも2台、車に積めるボートもあって多趣味な趣味人さんです、この様な同世代の友人がいるなんて我が人生も捨てたものじゃあないですね。