2016年10月26日水曜日

ブログ 100号 退職して隠居爺になる・・から丸3年が経ちました

 役職定年になって古巣の高松営業所に転勤させてもらって善通寺から片道約2時間かけて通勤しての嘱託7年間は長かったなあ~、そんな7年間に居酒屋で仲間と飲みフラフラと最終電車で帰ったのは何回あったのだろうか。


 琴平電鉄に乗って終着の琴電琴平駅からJR琴平駅まで徒歩5分、琴平~多度津行の最終に乗車するのですがホームに立つのはフラフラと酔っぱらったジジイが一人。


そうして65歳になった2013年10月31日に、こんなワザとらしい写真を事務員さんに撮ってもらって無事に高齢者雇用の満期退職をしたのでしたのでした。


さ~て、退職して第二の人生と言いますが過の伊達政宗が晩年になって詠んだ詩にあやかって考えてみたいと思っています。
 
 社有車に乗り、四国を駆け巡るうちに青年時代は過ぎ去り、壮年時代を大阪・広島と転勤し瀬戸内海を一周して定年を迎えました、そして定年後の高齢者雇用も昨年満期を迎え頭の禿げにも年季が入って、いよいよ私も晩年です。
 終焉の地で残された時間は少ないですが、天が与えてくれた余生を楽しまなくて、なんとしましょう。
 余生はきっぱりと楽しみに重心を移し趣味の模型を作ったり土を相手の自然に融合したりの生活を送って暮らしたいと思っています。

 そんな詰まらん事を書きますがBloggerになったら、もっと人間としての器も大きくなるかもしれないと我が自身に期待を持って。

 こんな文章で書き始めたブログですが凡そ2本(日常題材・趣味題材)/月を書こうと決めて早、3年が経ち今回のブログで100本目、継続は力なりと言いますが、まあ~我ながら・・( ゚Д゚)・・よう書いたね!?と言うのが正直な今の気持ちです。

 でも何ですなあ~この3年間の主な出来事は全部ブッチャケでブログに書いて来ましたが旅行もしたし病気入院もして正にあっ!?と言う間の3年間で1日でも退屈だと思う日はありませんでしたし、それなりに充実した3年間ではありました。

ただ1日が早く感じるのが歳のせいだとしても・最近はその歳のせいなのか昔の事が時系列に関係なくランダムに頭の中に現れるのです。

終戦から間もなくして生を受けた団塊世代の人間ですから生まれてきこと事態が紙一重のラッキー世代、そもそも親父が戦争から生きて帰って来てくれたので今の自分が在るのですから。

“洗面所のガラス窓を落としたのは誰だあぁ~寮長まで出頭せよ!!

独身寮の掲示板と言うか黒板にチョークで書かれた文!?んん・・・ひょっとして(*_*;

昭和45年に東京は三鷹市の或るメーカーに入社し独身寮生活を始めたのですが同部屋の友人と街へくり出し酔っぱらって帰った昨晩・・(;゚Д゚)・・俺かも!?

この独身寮ですが当時で築何年だったのだろうか部屋に鍵もかからない木造アパート風の寮で見たことはないのですけど恐らくは手塚治虫さんなどの著名な漫画家が居住した有名なトキワ壮をイメージして頂いたら良いかと思いますが酔っぱらって2階の自室に戻り歯を磨かなければと向かった洗面所で無意識に前のガラス窓に手をつきガラス窓を枠ごと下に落としてしまった。

そう言えば“ガッシャアァ~ンン!?と言う音が・・ああ~俺だなあ~ (;゚Д゚)

キヨシよう~同部屋の友人に窓を落としたのは俺かもしれん・・ヤベー・・寮長に平謝り、もちろん早々にガラス屋に向かったのでした。

こんなドジを踏んでスタートしてから42年6か月も働かせて頂いた会社ですが当時の寮長さんが品質管理部長だったころに品質の問題を発生させて年も押し迫る12月に二人して雁首そろえて謝罪に出向いたユーザーの大会社( ^ω^)・・・こんな事ばっかりを思い出してしまうのです。

もっと✌(‘ω )三✌(‘ω’)✌三( ω’)✌楽しい出来事を思い出せば良いのに。

蒸し暑い残暑が続き、いい加減うんざりしていたのですが今日は久し振りの秋晴れで気温も23℃前後そして吹く風も優しいウオーキング日和。

歩きながら・・ああ~気持ちがいい何時もの大麻山(象頭山)、田んぼの稲刈りも済み農業法人さんも今は一段落と言ったところです。


そうそう稲刈りのアルバイトですが今回は病院での泌尿器科検診と重なり1日だけで済みました。

でも恐怖の超狭い田んぼの畔に軽トラックを移動させる、いやあ~ホンマに緊張しまくりです。

それにしても農業法人で働く農家の方々には脱帽ですね、畦道端のコンクリートからタイヤがはみ出る寸前でハンドルを切ります (@_@)

俺には無理!!今回も1回だけ運転を代わってもらいました。

そうして自宅から歩き始めて3800歩、丁度中間地点の善通寺境内、秋ですから鱗雲が蒸し暑かった夏を忘れさせます。



善通寺に参拝のお遍路さんも秋のそよ風で和やかに見えます。


100号になった拙い自己満足ブログですが今後も引き続き図々しくも公開させて頂きますのでよろしかったら読んでやって下さいませ。

遠くの皆様、普段はご無沙汰ですが書いている間は元気でいると言うことでもありますので。

『さくらじい残日録』・・・( ^ω^)・・・です。

2016年10月15日土曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 21/ 垂直尾翼・方向舵

[] 後部胴体の製作 2/2

 後部胴体製作の続きになりますが10月11日に垂直尾翼と方向舵の製作まで漕ぎ着ける事が出来ました。
 まあ~残暑と申しましょうかコンナニも蒸し暑い日が続いたのにホンマに“ようやるよ!?我ながら思います。

 
 では現在の進捗写真です。


 やっぱり蒸し暑さのせいでしょうか作ってはみたものの“あれれ~!?合わん😥を連続発生させ挫けそうになるのを堪えての悪戦苦闘。
 でも写真を撮ると良く出来ている様に写るから不思議です、まあ~妥協をしないと先へは進みませんので出来の悪いのは悪しからず・・・です。
 今回は後部胴体の製作続きと垂直尾翼の製作そして方向舵(ラダー)の製作と組立てについてお話を致しますが、ご近所の趣味人さんから“高松のラジコン模型屋に行くけど一緒に行くかい”とお誘いの電話が入り、趣味人さんの自家用に便乗させて頂き行って参りました。 

 エンジンを買おうと思っていたのですが現状の進捗状況から言ってエンジンよりラダーエレベーターにサーボを組み込んで試しの動作を確認するのが先だなあ~との思いで送受信機とサーボ―を6個、購入してきましたので合わせてお話をさせて頂く事に致しましょう。

 後部胴体続き肋杙14・15・16までを組み込みます

 先に製作した肋杙14番を縦通材の切り欠きに嵌合させる。



 続けて肋杙15番・16番を嵌合しながら組み立てる。


 胴体尾部を後方から撮影。


 尾部の縦通材を追加嵌合させ肋杙7.17.27.5そして8.5を嵌合組み立てる。
 写真右下の肋杙は縦通材の間隔が狭く巧く組み込むことが出来ない(縦通材の組み込みと同時進行させなければならなかった)事が判明し、取り敢えず後回しとする。



 尾部の縦通材を肋杙14・15・16全ての切り欠きに嵌合させる。


 一見するとオオ~上手く出来てるじゃあぁんん・・と自己満足の写真です。 




 肋杙7.17.27.5そして8.5を嵌合した写真です。



 肋杙と縦通材の嵌合部分について写真では目立たず判らないのですが実は切り欠きの場所がズレたり位置合わせのために大きくした切り欠きがあって嵌合部分に隙間が少なからずあるのです。
 それを過日購入していた高級金属パテを使用して埋め込み作業をしています。



 現品が下の写真ですが、この商品は2014年1月に広島の東急ハンズで購入したもので購入価格は¥2,604.-と高額ですが使用した評価は“優れもの”ですね、




 アルミ材を使用して作るラジコン飛行機に使えないかなあ~との思いで購入したのですが購入当時に試しでプロペラを作ってみたのが下の写真です。


 

 完成したプロペラですが現品が使えるかどうかは・・・疑問!?です。


 話が横に反れましたが優れもの金属パテにより切り欠きの隙間を埋めて後部胴体の完成としました。

 このパテですが1回の使用量10g以上、主材:硬化剤=100:1、混合後の作業時間が15分~20分と言う制約があり手順を整えてからの作業開始が必須です。

 そんな訳で10gのパテを使いきれずに余らしてしまい、このへんがデメリットですね。

 でも固化した後の接着力は正にロー付けをした様に硬くガッチリと接着していますし隙間に埋め込んだ金属バテをヤスリデ削るとアルミ色が現れてエポキシとは思えません。

 


【Ⅶ】垂直尾翼・方向舵(ラダー)の製作
 日本帝国海軍 航空技術廠の関連図面 

 垂直尾翼

 


 

 方向舵(ラダー)

 方向舵小骨


 部品製作図を作図します。
 垂直尾翼前縁部品、0.2mmアルミ板を使用

 
 

 方向舵 前縁・後縁は0.2mm、小骨は0.5mmアルミ板を使用

 

 垂直尾翼・方向舵(ラダー)の完成



 方向舵のイニシャルポジション


 方向舵 左旋回


 方向舵 右旋回

 蝶番及び動作稈には3mmφの真鍮パイプと0.3mm及び0.1mm真鍮を使用しパイプと板は半田付加工をしました。


 前後部胴体を繋ぎ合わせてみました。

 前述しました模型趣味人さんと行きました高松のラジコン模型屋さんで購入した送受信機と格安サーボ他については以下の通りです。

 



 JR PROP 送信機XG6(6チャンネル受信機セット) ¥14,700.-
 中国製の格安サーボ @850.-×6個           ¥5,100.-
 受信機電源SW ¥370.-、同電池BOX ¥1,296.-



 メーカーはJRPROPO (日本遠隔操作株式会社)1976年(昭和51年)創業所在地 大阪府 東大阪市 資本金 3,600万円 この様な会社があるのですね、ホームページの沿革をみると、恐らく創業当時は趣味と実益を兼ねて・・なんて想像してしまいますが何ともすばらしい。

 購入したJRPROPOの送受信機にサーボを接続して試運転( ^ω^)・・・
 どれどれ(._.)と徐に取扱説明書を見ますが、んん!?解らん・・

 取扱説明書を何回も読み返しますが難解!?トライしては??を繰り返し3日目にしてようやくサーボを動かすことが出来たのでした。

 現役の時に自社の取扱説明書もそうでした、全てを知り尽くしている技術屋が書いた取扱説明書は“こんな事は当然知っているだろう”と言う思い込みからか導入部分を省略してしまい開発設計者ではないユーザーにとっては解り難い取扱説明書となってしまうのですね。

 取扱説明書はユーザーが頼るマニュアルですからもう少し考えて欲しいものです、いや技術屋が手取足取りしてユーザーが書いた方が良いのではないかと!?常々思いながらサラリーマンをやってきて今は自由人となったジジイの気持ちです。

 下の写真、中央左にある黒い物体は引き込み主脚に使おうとしてインターネットAmazonで購入したユニットですが、これも受信機に接続して問題なく可動することを確認しております、うむむ~今後の楽しみが増してきました。✌(‘ω )三✌(‘ω’)✌三( ω’)