2014年2月23日日曜日

やりたかった模型趣味⑨ プラモデル編 3

   作品   1/350作品
   製作期間 2010年10月16日~2011年2月13日
   製作年月 約4ヶ月
日本海軍 戦艦 三笠 (日本海海戦仕様)

   メーカー 株式会社 ハセガワ (HASEGAWA CORPORATION)
     
   価格   キット ¥5,540.-

    後に真鍮板を打ち抜いたパーツを知り模型店に注文したのは
 良いのですが 気にしていなかった価格を知ってビックリ!何と
        ¥5,000.-もするのです。
    本体キットと粗、同じ金額とは!!

       殆ど読書と言うものに馴染みのなかった私が司馬遼太郎、坂の上の雲 
全8巻を読む事になったのは職場の後輩が面白いっすよ!と単行本
全8巻を貸してくれたのとサラリーマンとして広島支店に勤務していた
2004年~2005年は出張が多く特に新幹線を利用する時間は読書
環境としては最適であった事によります。

    私は1977年~1985年の約8年間、松山市に勤務していた時代
があり、坂の上の雲を読み始めた松山の少年時代編で堀端とか中ノ川通
とか更に大街道と言う地名が出てきたときには、へ~当時から大街道
なんだ~と読書意欲にトリガーがかかり全8巻と言う長丁場でしたが巻
を進める毎に面白味が増して読み切ったのでした。

    読書好きでない私が!と我ながら自己満足に浸ったのを思い出します。

    そんな坂の上の雲がNHKでドラマ化されたのが2009年11月
29日・第一部がスタートしてから2010年12月5日からは第二部
そして完結編となる第三部が翌年の2011年12月4日から放映さ
何よりも優先して見入ったのは当然でしたね。

    物語のクライマックスである日本海海戦、渡哲也が演じる東郷平八郎
が旗艦、戦艦三笠に座上して指揮を執る様は恰好良かった、本木雅弘も
良かった、阿部寛も良かった、菅野美穂も良かった、出演者全員が
小説、坂の上の雲に出てくる人物と非常にマッチして良かった。
   大河ドラマでもそうですがNHKって人選が上手いな~、と何時も
感じています。

    クライマックス、その感動を!と言うほど大袈裟ではないのですが
第二部を観た翌年に時間があって高松に在るプラモデル屋に寄り、
店の親父に『戦艦三笠』はある?と聞くと“在ります”と言う。
   そんなら貰おうか、と言って衝動買いに近い買い物をしたのが
プラモデル戦艦三笠です。

    やたら長々と勿体ぶって書いてしまいました、お許し下さい。

    前回のフランス艦船でも書きましたが箱から出して図面を見て
懐かしくなりますね、ランナーと言う木の枝の様になっているところか
図面の品番に合わせて切り取り組み立てていく、昔と変わらぬ作り方
ですが精度も良くなって組み立て易い、ただ今回は本体キットと同額の
高価エッチングパーツと言うのでしょうか真鍮板から切り抜いたパーツ
が用意されておりプラスチックモデルに一層の重量感を与えてくれます。


    このエッチングパーツですが超精密に作られていて模型の
完成度上げ必須の部品である事に違いはないのですが精密で
あるほど切りし、折り曲げ加工そして指定位置への接着固定が
難しく今回の製作に当たっては大変困難な作業となりました。

    まあ写真では、それなりに作れている様に見えると思い
ますが実物は!言うと在るべきところに在るはずの取っ手が無く
なっていたり曲げ加工下手さが目立ったりで初体験とは言え
やっぱり素人作品の汚名を拭うまでにはほど遠いなあ~。

 自己満足の趣味とは言え最低でも価格に見合う完成度に
しないと勿体ないなあ~。


    船体を組み立て甲板を乗せると船殻と言うのでしょうか
モノコックなって強度は完璧になります。塗装は都度ですね。



   順次、艤装を施していって


   竣工です。










2014年2月17日月曜日

やりたかった模型趣味⑧ プラモデル編 2

作品   1/32作品
製作期間 2009年1月12日~2009年12月27日
製作年月 約12ヶ月
日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機五二型 (MITSUBISHI A6M5

メーカー 株式会社 タミヤ (TAMIYA)
     
価格   キット ¥8,000.-
     高松のプラモデル屋さんで購入、もけい券と言うのがあって5000円以上の場合は15%引き、つまり¥6,800.-で購入です。
     結構!高いなあと言う印象でしたが、ここまでくると子供の工作から大人の趣味道楽に分類されるのでしょうね。

 頂いたプラモデルの製作が引き金となって最初に自費で購入したプラモデルが今回のゼロ戦です。
 このゼロ戦を作るについては現在作ろうとしているオリジナル金属RCゼロ戦を作るための参考製作の意味もあったのですが、その経緯については後日のブログで報告致します。

 塗装を行い乍ら胴体の組み立てとコクピットの組み立てと進めていきます。


 高級プラモデルなのでしょう、コクピットもエンジンも主脚の構造もそして補助翼、フラップなどの翼も可成り精巧に作られていてプラモデルも大人の趣味人を満足させるに足る本格的模型となったんだなあ。


 そして竣工写真です、まあまあの出来に満足。



そして昨年は『風たちぬ』や『永遠の0』でゼロ戦が再びブーム?になっています。


2014年2月16日日曜日

人間ドックとMRIそして・・1/2

 会社の健康保険組合が実施する胸のエックス線一般撮影と血液検査そして身長体重の健康診断も43歳になると成人病検診となってエックス線による胃の透視、超音波診断装置による肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢等の検査がプラスされ更にメタボリックシンドロームなどと言う言葉を耳にする様になって腹囲の計測もされる様になってきました。

 そんな成人病検診ですが広島時代の56歳検診ではヘモグロビンA1cの値が旧基準値で10.7%と言う高値に驚き、翌年は直腸の再検査で大腸ファイバーによる検査を受けてポリープの切除を行い又、数年後に不整脈で心臓の再検査を受け更に一昨年の検診ではバリュウムによる胃の透視で食道に異常な影が在ると言われて再検査となり一番嫌だった胃カメラを飲む事になってしまいました。

 幸い、食道に在る異常な影は過去にあった逆流性食道炎の治癒跡と言う診断で胃の中も異常がないと言うお話がありホット一安心、そうそう話は前後しますが突発性血小板減少紫斑病も2006年7月の成人病検診で血小板数9.6×10μL、深刻な数値ではないのですが少ないなあと言う不安からでした。

 毎年、何らかの疑いがあって精密検査を受ける事になる健診ですが健診を受けていなかったら今頃は生きていなかったかもしれません、高齢者となって尚更、健康診断の重要性を実感しているのは勿論ですが伴って歳をとると言う事って、どう言う事なのか解ってきた様な気がします。

 平成25年度の健診は申込みが遅かったせいもあり昨年中は一杯で予約が取れず今年に入っての1月24日に四国こどもとおとなの医療センターでの人間ドックを又、オプションで脳のMRI検査もプラスして受診しました。
 やっぱり66歳ともなると気になるのが脳ですよね、心臓もそうですが心臓は取りあえず心電計で検査はしているので過去に一度も診ていない脳を診て見なければと、今回オプションですが初体験です。

 採血、検尿、検査前の医師による問診から始まって心電、胸のレントゲン、超音波と進み健診メインイベントである胃の透視が済んでホット一息そして医師の診察があって午前は終了しオプションのMRIは午後からと言う事になるのですが医師の診察で早速、疑いが指摘され今年も要精密検査項目が、気分は正に、あっちゃあ~今年もか~!
要精密検査項目って?そのお話は後日のブログで致しますが先ずは初体験であるMRI検査の報告から。

放射線科の受付に依頼表を出し、これを書いて下さいと渡された問診票を書き進めると、身体に金属を埋め込まれていませんか、磁石で固定される入れ歯は使っていませんか。

ん!酒好きが高じて使用する羽目になった部分入れ歯に磁石を使っている、気になりましたが“有り”にチェックを入れて提出。

MRI室の前で待つこと数分して技師さんが

櫻田さん、入れ歯の磁石がMRIの強力磁場で磁力がなくなってしまうかもしれません、どうしますか!と言う。

当然、入れ歯自体は取り外すから良いのですが歯の土台に付けられている磁石の心配をしているのです。

うっ!う~ん、ここまで来て中止なんて!歯は治療すれば良いし脳の方が命のリスクが高いしなあ~。

入れ歯の磁力が無くなってもショウガナイですから受けます。

こんなやり取りがありましたが金属色に光った重い扉が開いてMRI室へ入るとドーム状になったガントリーとベッドが目の前に。

上向きとなってベッドに寝ると頭部分と首から胸の部分にコイルと技師さんが言った格子状になった、お面を被されて、検査中は高い音が出ますので耳栓をしますと説明があって耳にはヘッドホーンが付けられバックグラウンドミュージックが流れています。

 技師さんが重い扉を閉めて操作室へ、準備完了、検査の開始
 ベッドが動いてガントリーと言う円筒状のトンネルの中へ頭から入り格子状のコイルとトンネルの天井のみが見えます、閉所恐怖症ではないのですが確かに閉塞感があって長時間は耐えられないかな~、検査時間は30分程度だった様ですが長く感じられました。

 それも、あのビビー・ドドドー・ガガガー・ドンドンドン・ピリピリビリ、表現が上手く出来ないのですが騒音が凄くて、もう終わりかな~と思っても次の音が響く、やっぱりこの騒音も検査時間が長く感じる理由なんだろうと思いました。

 この騒音は何故?今は便利なインターネット検索がありますが“撮影する写真の厚み及び位置関係等を決定するために必要とする傾斜磁場コイルに・・と概ねこんな内容で書かれていましたがイマイチ、ジジイには理解が?でしたので興味のある方は是非インターネット検索を。

 宇宙人に誘拐され実験台にされている我が身を連想させる騒音のMRI検査でしたが実は40歳代のころでしょうか所属していた会社でも輸入品ですが販売したことがあり原理や構成等の勉強をした事があるのです。
 人間の体を構成する水素原子の核はコマのように回転していて~そこに強力な磁場をかけるとコマが倒れ磁場を切るとコマが元に戻る、その戻る時に発生する微弱な磁気が情報となってえ~・・・定かではない過去の記憶ですが何れにしても難解で私には荷の重い商品でした。

 初体験のMRIによる脳検査でしたが結果は異状なし、で良かった!良かった!なのですが他の項目でチェックが入り来週に1回、そして3月に入って1回の精密検査となってしまいました、何れも予約順の検査で深刻な状況ではありませんのでご心配無きようにお願い致します。

 結果報告は2/2で致しましょう。そうそう心配した入れ歯は大丈夫でした。