2013年11月3日日曜日

蒸気機関車 C62-2 やりたかった模型趣味⑤

『回想 やりたかった模型趣味⑤』
作品⑧ 1/24作品
製作期間 2007年9月~2009年8月
製作年月 2年
蒸気機関車(DeAGOSTINI・蒸気機関車 C62を作る)
創刊号    2007年9月18日
最終100号 2009年8月25日
全100号
定価 1,890円/週
 株式会社ディアゴスティーニ・ジャパン1/24蒸気機関車C62-2。
博物館等で観る模型はミュージアムモデルと言うのだそうだがプロの製作による模型の一つに真鍮素材で作られた模型がありその重厚感は子供の頃から憧れの模型であった。
それがTVのコマーシャルで金色に光った真鍮色の蒸気機関車C62が映し出され週間購読模型として発売される。
まあ驚きましたね、躊躇せずに購読開始したのは当然の成り行きでした。
キャッチフレーズは
あの雄姿が真鍮素材主体の精密金属モデルでよみがえる!
ファインスケールの24分の1ハイグレードモデル
憧れのC62モデル
 週間購読模型の良さは小遣いの積み重ねと最小限の製作時間の組み合わせで大型の精密な模型を作り上げる事が出来る。

トータルでは約20万円の模型と言う事になるのです。


 お恥ずかしい話ですが、この真鍮素材C62を作る事で真鍮(黄銅)の英名がブラスであり、ああ~あのブラス・バンドはこう言う意味だったのかと初めて知りました。
 ちょっと調べてみると。
 黄銅(真鍮)brass 銅Cuと亜鉛Znの合金で特に亜鉛が20%以上のもの。
 金管楽器の別名であるブラス(brass)は黄銅の英名に由来している。
 因みに青銅は銅と錫の合金であり白銅は銅とニッケルの合金。
 創刊号の金色に光る煙室扉、煙室カバー前縁そしてナンバープレートを見て益々、製作意欲が沸く思いでした。
  煙室、煙突、動輪




先台車と動輪のある後台車にエンジンシリンダ、フロントパネル、煙室が乗る。


ドームとボイラーを取り付ける。


火室の取り付け。


ランニングボードとキャブ(運転室)の取り付け、とこの様な手順で製作されていくのですが写真枚数が多くなりますので以降については完成写真で紹介します。


 このキットはスイッチ操作により動輪の駆動、ヘッドライトの点灯、走行音そして汽笛が吹聴される機能があり、火室にセッティングされたモーターにより動輪を動かす様になっています。


テンダー車を牽引した左側面



右側面を前方斜めから



煙室の内部と
 正面から。 特急つばめ 国鉄スワローズですね。

 今も元気な金田さんです。

過日の日曜日でしたがTVで張本さんと一緒に喝!を入れていました。


と言う事で憧れの真鍮製蒸気機関車模型、本当は瞬間接着剤じゃなくてロウ付けによる組み立てをしたい願望もあるのですが。
石炭を炊いて煙りと蒸気を出しピストンを動かして走らせる!そんな模型が作れたらと思いますが如何せん金も技術も中途半端、これが限界ですね。
それでも、これ程の模型を作れるのもサラリーマン小遣いでやれる週間頒布模型の良さでしょうか。




突発性血小板減少紫斑病の診断から

 会社のOB会事務局から同会員の訃報メールが届き、ええ~あの人が!と驚き、逝去された理由は解りませんが67歳とは、新入社員当時よく酒を呑みながら人生の指導をしてくださった先輩、明日は我が身と過去、自分に降りかかった病が頭を過ぎりました。
 役職定年となって高松営業所勤務になり半年も過ぎた2006年12月、血糖値の経過観察で通院している医院での検査で血糖値と合わせて測定される血液検査のうち血小板数が5.1×10μL(基準値 14~34×10μL)と基準値を大きく下回る結果がでて、こりゃあ!ヤバイ!と急遽、総合病院での精密検査を受ける事になってしまいました。

 あれから6年と9ヶ月、血小板数その後の経過観察と現在の測定結果は下記データの通りで直近の値は15.6×10μLと取り敢えず正常値まで戻っているのですが、この血小板減少は急性白血病も疑われると医師から聞き、あの時は俺もこれで浮き世とお別れかも~なんて鳥肌がたったのを思い出します。


 このデータで1991年から2005年は年1回の健康診断値であり2006年は発症年で2007年から2012年までは12ヶ月の平均を、そして13年1月からは毎月の測定値となっています。
 このデータを見ると2005年に8.4×10μLと低い値であったのにも拘わらず健康診断では再検査などの指摘を受けていなかったは何故だろうと、ちょっと考えてしまいますね。
 発症した2006年の精密検査では髄液の採取による101項目に及ぶ検査がおこなわれた結果、急性白血病の疑いは排除され、取り敢えずはホッと一息。
 しかし診断された病名は『突発性血小板減少性紫斑病』この病気は原因がハッキリしていない難病で特定疾患であると医師から説明がありました。
 最近のニュースによると血小板を増やす薬が開発されたと言った朗報もありますが当時は治療薬も無く又、原因の一つとしては脾臓が血小板を破壊する病気でもあり、その場合は脾臓を手術により摘出することもある、と怖い話を聞き正に我がボロ船、浮かんだり沈んだりの荒波にもまれての最悪状態、そんな暗雲の隙間から“最近の学会報告でピロリが悪さをしていると言う報告がある”と先生から一筋の光明が。
 早速、ヘリコバクター・ピロリを血液検査で調べると想定通りの陽性、胃ガンの原因菌とも言われているこのヘリコプターがローターを回転させる様に鞭毛を回転させて動き回るピロリ菌は私の様な戦後間もなく生まれた団塊世代のジジイは不衛生な井戸水から殆ど感染している菌で我々団塊世代は何となく知っている菌でしたが。
 陽性と結果が出たなら躊躇せず即、除菌と言う訳で10日間くらいでしたか医師の指導を真面目に守り飲み薬による治療を続け呼気(血液検査では再検出来ない)による検査で陰性を確認しました。
 除菌後の経過は2007年1月5日(5.8×10μL)3月30日(7.0×10μL)と上昇傾向がみられた事から以降は総合病院から医院に切り替えて経過観察を行いデータの様な推移で現在に至っています。

 因みに血液の本を見ると血小板数の基準値は1ミリ立方メートル中に、15万から35万個。
 一般に1ミリ立方メートルのうち、血小板数が5万個以下になると血が止まり難くなり、2万個以下だと自然に鼻や歯ぐきからの出血が起こりやすくなったり、皮下に紫斑と呼ばれるアザが出やすくなったりする。
 と記述されています。

 いや~今回の事だけではありませんが我が人生、大小あっても紙一重の繰り返し、神仏を信ずるならば感謝しなければなりません。
 しかし一難去って又一難、我がボロ船に降りかかる難儀は止まる事を知らぬのか~、と次なる難儀が降りかかるのですがその報告は又の機会に致しましょう。
 あっ!結果は命に関わる病にはなりませんでしたので、ご安心の程を。