2014年4月14日月曜日

やりたかった模型趣味⑨ プラモデル編  6  最終


作品   ① 1/100  スペースシャトル (Space Shuttle ATLANTIS)
     ② 1/32   小惑星探査機 はやぶさ “(HAYABUSA”MUSES-C)

製作期間 ① 2012年12月19日~2013年1月22日  2か月
     ② 2013年 2月 1日~2014年1月31日  1年

メーカー ① 株式会社 タミヤ
     ② ㈱アオシマ文化教材社

価格   ① ¥3,990.-  15%引き ¥3,390.-
     ② ¥2,200.-  15%引き ¥1,870.-

 高齢者雇用の満期日である2013年10月を前にして現役引退をしたスペースシャトルを作ろうと思い立って購入したのがTAMIYA 1/100th SCALE Space Shuttle ATLANTISであり又、同時期のスペーストピックスとして渡辺謙主演の映画にもなった小惑星探査機はやぶさを作りこれで我が模型趣味プラモデル製作の最終にしよう。
 年金生活に入ったら小遣いも減るのは必至ですからこの辺で一区切りを付けないといけないかなあ~、大人の決断で・す・か・ね。
 ではスペースシャトルの製作報告から。


① ペースシャトル アトランティス


 ピンボケで済みません、コクピットも精巧に作られているのですが完成後は殆ど見えなくなります。


辛うじて宇宙飛行士が見えるかなあ~



そして完成です。




後期のアトランティスと言う事でスペースラブではなく多目的補給モジュール・ラファエロで組み立てました。



② 小惑星探査機 はやぶさ
 部品数も少なく製作過程の紹介をするまでもなく完成するのですが製作期間に1年を要しましたのは実は金色の塗装仕上げではなく先にUSAはスミソニアン航空宇宙博物館で購入していたSPACE BLANKETの金色を流用して貼り付けられないか、と考え試行錯誤をして試みたのですが難しく結局は1年ほったらかしにした挙句に金色の塗装仕上げに落ち着いたと言う訳です。





暫くして気が変わるかもしれませんが、この“はやぶさ”製作をプラモデル製作の最終としました。

痛感した人間ドック受診 3/3 造影検査結果と2回目の手術


 エックス線CTによる造影検査を受けた翌々日に検査結果の説明と今後の治療方針について話を聞く為に泌尿器科外来を受診、恐る恐る診察室へ入り医師の前に座るのですがドキドキものです。

 ディスクに置かれている液晶画面でCT画像のデータをクルクル回しながら観て開口一番、尿管、腎臓への転移や異常も認められませんねえ~。

そうですかあ~・・ここでもホッと一安心。

 後はもう一回、尿道から内視鏡を差し込んで膀胱の観察と前回の切除箇所から正常組織へ広範囲にそして深く削り取って再度の細胞診断をしましょう。

 そうして2回目の手術へと臨むのですが、もうこうなると怖いと言うより早く済まして良い結果が出ます様にと祈る気持ちの方が大きかったですね。

 一回でも経験すると余計な不安って無くなるもので、腰椎から行う脊髄への下半身麻酔も最初の皮下麻酔のチクリッと言う痛さを我慢すれば後は無痛で言われるがままに進んでいくし箇所が箇所だけに初めは恥ずかしく情けない気持ちになったりしたのですが開き直りに近いでしょうか、そんな気持ちもなくなって膀胱内視鏡の画像を凝視して進行に集中している自分がいるのです。

 流石に今回はカリフラワーに似た異物もなく前回の削り取った跡が見えます、そうして再度の削り取りと細胞の採取が行われ、そう1時間30分ぐらいでしょうか手術が終了しベッドで運ばれて入院の大部屋へ。

 そうそう!今回は膀胱内壁を深く削り取ると言う事で手術中に足がビクッと動き膀胱に穴を空けてしまう危険性があり、それを防ぐ為に神経ブロックをしますと言われていたのですがその神経ブロックで足の感覚はゼロ同然、動かそうとしても動かない、これが解けたのは術後6から7時間後だったでしょうか、このまま動かなくなったらどうしよう!なんて言う不安もありましたが何とか少しずつ感覚が戻り指先が動く様になって、ここでもホッと一息。

 まあ、色んな心配が、全てが素人の取り越し苦労なんですがね。

 そうして翌日から前回と同じ様に3日間に渡り尿道から注入する抗がん剤治療が実施されて退院となった訳です。

 前回は退院してから細胞診断の結果の報告を受けたのですが今回は入院中の夕方にさくらじいさん聞きましたか!と医師がやってきて細胞診断の結果を報告してくれました。

 ホンマにドキドキものです。

 『悪い顔をした』奴は居なくなっているので膀胱を温存して治療が出来ます。

 ここでもホット一息、思わず医師の手を取って先生!“有難うございます”とシェイクハンドをしてしまいました。

 退院後の治療方針は後日の外来診察で医師から計画と説明がなされる事になると思いますが方針としては、今回の手術でできた傷が癒える1か月後からBCGの薬剤を膀胱に注入して1時間放置する治療が日を空けて数回実施して最後に膀胱の観察を行うことになるでしょうと話がありました。

 後は半年後か1年後の間隔で膀胱の観察と診断が行われるのだろうと想像しています。

 因みにBCGは牛で作る結核菌の毒性を弱めたもので免疫療法と言うのだそうです又、治療と観察は全て外来診療です、局部麻酔なのかなあ~と思っているのですが、これは初体験になりますので、これはこれで新たな不安ですね。

 真冬の気温で入院、それからたった6日しか経っていないのに退院したら春本番になっていていました。長い事、入院していた様な錯覚を覚えてしまいます。

 今回は最悪の場合と言うものの膀胱摘出が想定される不安があったのですが主治医の腕で悪人顔が無くなり我が膀胱を温存して治療ができる、感謝!!です。

 全く紙一重なのでしょうが幸運であったのは否めないです。

 それにしても今回、見つからずに更に1年を経過したらと思うとゾッ!とします、でも膀胱って、がんマーカーもないし人間ドックの検査項目にも入っていない、唯一は尿検査なのでしょうか今まで簡単に尿コップに入れて出していたけれど、こんな重要な事を判断する検査であったとは驚きです、尿潜血なんてコップに取った尿を見ても判りませんからね。


 何れにしても今回は色んな経験をしたなあ~、いやいや!まだ初体験は続くのです。

 初めはブログにここまで私的な事を書いて良いのだろうかと迷いましたが、我々団塊世代の男子が抱える病気の一つとしてこの経験をブログに投稿する意味はある!早期発見の重要性と発見された時の不安解消の一助になればとの思いから書かせて頂きました。

 我が兄貴、曰く何十年と不摂生をして精神的、肉体的に過酷な仕事を強いられて身体を酷使し続けたのだから、いい加減ポンコツになるのも当然だよ!今回のピンチ遭遇で説得力のある薀蓄でした。

 だとすると人生の節目、ドックに入れて検査し修繕も、いやオーバーホールをしないとモチマセンね!! と言うか退職して一番最初にするべき事は金が掛かっても良いから入院しての人間ドック受診これが最優先でしょう。

 藤沢修平 著 『三屋清左衛門残実録』を読んでその記憶から真似をして『さくらじい残実録』何て言うブログ名にしましたが三屋清左衛門は事件の解決に奔走するカッコいい隠居爺、それに比べて我が残実録は病との戦い!洒落にもならねえ~、カッコいい人生は中々に難しい。

 オーバーホールされた身体を持って、もっとカッコいい明るい残実録を書きたいものです。


痛感した人間ドック 2/3 腎臓から膀胱への尿管・造影エックス線CT検査


 転移の有無を確認するためにエックス線CTによる尿管造影検査を受診する事になった。
14時30分、45分の受付と言う予約であったが早めに到着。

他の患者もいなかったので早速の撮影となった。

先ず、エックス線一般撮影(天井走行のレントゲン)で撮影寝台に仰向けになり腹部を撮影。

次にX線CT室へ、エックス線CT装置は64スライスマシンで一般撮影と同様に仰向けとなって撮影寝台に乗る。
撮影は全部で3回実施されたが1回目は位置決めのためのスカウトスキャンではないかと思う。

造影剤について医師は点滴と言っていたが造影剤注入装置による静脈へのボーラス注入であった、薬剤はヨード剤。

初めての経験で心配したが、ちょっと火照るぐらいで体感も左程なく終了し1回目のスキャン、そして数十秒後に第2回目のスライススキャンが行われた。

その後に再度、腹部のエックス線一般撮影を行って今回の検査が終了となった。

エックス線CT検査は初体験であり今回は64スライスマシンで高速回転する音も初めての体験であった。

やっぱり早いなあ~と言うのが印象として残った。

初体験のエックス線CT検査でしたが、64マルチスライス高速マシーンで円筒のガントリーに入っていくと高速回転音が何とも威圧感を与えてくれます。

 そして造影剤(ヨード系ですかね)の静脈ボーラス注入、医師は点滴と言っていたので
不安はなかったのですが何と!装置横には直径4cmはあるでしょうかぶっといシリンジ
が入った注入装置があり看護師がこの注射器から造影剤を入れまあ~す、と言いながらチューブについた針を我が左腕の静脈にプスっと刺して準備完了。

 思わぬ未経験の造影剤ボーラス注入で不安になりましたが観念するしかありません。

 じゃあ始めまあ~す。造影剤を入れまあ~す。

 注入装置のディスプレイに注入するスピードに合わせた画像が出てきて、そう10秒か
20秒でしょうか注入終了。

 1回目の撮影開始、うい~んんと高速回転音がして撮影しまあ~す、息を止めて
くださいあ~い、深呼吸をして息を止めるとベッドがググんと動いて1回目の撮影が終了
暫くして同様に2回目の撮影。

 こんな感じでした、初体験で不安のあった造影剤のボーラス注入、体が少しだけ火照ったかなあ~と言う感じがしただけで何の苦痛もなく終了しましたのでホッと一息。

痛感した人間ドック受診 1/3 前立腺の生検が!!

 メタボリックが気になりだした中年と言われる年齢になってから会社が実施する成人病健診を義務的に受診して60歳を過ぎた頃より要精密検査項目も数回ありましたが、たいした事もなく自分が重篤な病気になるなんて考える事すらしませんでした。
 高齢者雇用も勤め上げ残りの人生を楽しまなくて何としょう等と言いながら毎日が日曜日を過ごして1年が過ぎた今年の1月に退職して初めての人間ドックを受診したのですが。
その経緯と途中経過は先に報告した通りですが、もう一つの要精密検査で発見された膀胱の腫瘍、青天の霹靂とはこの事か!最大のピンチに遭遇した2か月でした。
先のブログで宿題にした顛末を記述しますが2回目の膀胱内視鏡による手術と細胞採取による診断で『悪い顔をした細胞』を認めないとの報告があり今後も治療は続くものの最大のピンチは脱出する事が出来ましたので先ずは一安心の状況となっています。
 最大のピンチに至った顛末を報告しますと。
 今回の入院はブログ(人間ドックとMRIそして・・?1/2)で公開しておりますが人間ドックの結果で前立腺の癌マーカーであるPSA値が4.37(正常値は4.0以下)と出た事による精密検査であり2泊3日の入院で前立腺の生検をしましょう、と言う事でした。
 入院して2日目、さて脊髄麻酔がなされ生検を行う前に膀胱も診てみましょうと膀胱内視鏡を挿入して観察を進めていく(挿入の状況は見えないので状況は想像するしかないのですが内視鏡画像は頭上にある液晶モニタで観る事が出来ます)んん!!貯留槽の水中に揺れるカリフラワー状の如く異物が見えるではありませんか。
 あっ!ヤバイなあ~と思ったとき、さくらじいさん、膀胱内に腫瘍がありますので前立腺よりこっちの切除が先だなあ~とドクターが。
 その様な事態が発生し急遽、前立腺生検の手術が膀胱がんの切除手術に変更され膀胱内視鏡先端から伸びる治具と電気メスにより切除回収そして球状になった電気メス先端の電極により山肌が野焼きされるイメージで処置され当初30分の予定で始まった手術でしたが1時間30分の長丁場の手術となってしまったのです。
 術後は再発防止を目的とした抗がん剤を膀胱内に注入して放置し1時間後に解放排出を3日間続けて6日間の入院となった次第です。
 手術後の月曜日に外来で泌尿器科を受診すると回収した細胞の診断の結果では悪い顔の腫瘍も有り最悪は膀胱の摘出も想定しなければならないなあ~と医師から告げられ正直ショックを隠せませんでした。
 何れにしても即、生死に拘わる重篤な状態ではないのですが膀胱を摘出してしまえば再発のリスクはゼロになる訳だから一番安心なんだけれど、でもなあ~身体の外に袋を付けて処理しなければならなくなる。
我が、ど頭の思考回路がぐるぐる回って・・・最大のピンチに遭遇してしまった。
 医師からは先ず転移の有無を確認する必要がありますので直ぐにエックス線CTによる尿管・腎臓の造影検査をしますと言われたのですが先のブログにも書きました通りこの週は大腸の内視鏡検査もあり結局、大腸検査の翌週月曜日14時45分の放射線科予約となったのでした。
因みに今回の脊髄へ注射する下半身麻酔について初体験と言う事もあり不安で怖かったのですが心配する程のこともなく終了して手術に臨む事ができました。
麻酔科医に背中を丸めて下さいと言われエビの様に丸め麻酔注射をする位置を探る感触があり、先に皮下麻酔をします、チクッとします、ちょっと痛いですが我慢の範疇でしょうか。
そうして麻酔が効いてから本番の脊髄麻酔注射が“痺れはないですか”と言われながら、されるのですが皮下麻酔のお蔭で痛みも感じずに終了。

後は冷たい物を下半身の各所に押し当てて“ここは冷たいですか”と確認していくと言った手順でした。