2018年5月31日木曜日

さくらじい残日録・日常ブログ5月号です。

 ( ,,`・ω・´)ンンン?・・これ!?何だと思いますか。

 別にクイズじゃあないのですが、これ!液晶テレビの液晶パネルなんです。


 突然Σ(゚Д゚)女房が“お父さんテレビが映らん”と言うので見ると音声は出るけど真っ暗画面!??アリャリャこりゃあぁ~壊れたな。

 こんな事があって翌日、メーカーさんが来てくれました。

 修理マン・・お客さん液晶パネルがダメになった様です。


 この液晶パネルの裏には基盤が2枚とスピーカーBOXが2個あるだけです。

 いやあ~凄いもんですなあ~実はさくらじいも技術屋の端くれで飯を食ってきたのですがさくらじいの時代は μ=gm・rpだったかな??ラジオ、テレビも真空管でした、それからトランジスターになって集積回路になって、その集積回路もどんどん密になって、はてさて何世代の技術になったのでしょうか・・Σ(゚Д゚)・ビックリです。


 修理代は保証期間(5年間)内でしたので無償でした・┐(´∀`)┌ヤレヤレヨカッタ。


  5月の連休は明石から孫がやって来ました、今年から中学1年生ですから早いもんですなあ・・さくらじいは古稀の70歳、何とも複雑な気持ちです。


 ヤッパリ、来て嬉し・帰って嬉し孫一家なんですね、ジジイはイソイソとバーべーキューの下準備をしたりして、息子も帰ってきましたのでこの日ばかりは350mmℓの発泡酒を数本開けてしまいました・・女房も見てみぬふりと言うか・・こんなのが楽しいんだねえ~。


 爺ちゃん、シロツメクサを編んで腕輪が作れるようになったよ!と孫が作ってくれました。


 暫し孫と公園で・・こんな日が何時まで続くのでしょうかねえ~


 連休が終わって孫一家も帰り静かな老夫婦二人の日常に戻り日課の朝一ウオーキングをしていると“ゴゴゴー(^^♪と独特のディーゼルエンジン音がします。

 ( ,,`・ω・´)ンンン?これは!?と振り返ると何と(@_@)自衛隊の16式機動戦闘車が走っているではありませんか・おお~と急いでカメラを取り出しパチリ。





 この16式機動戦闘車ですが今年から善通寺駐屯 第14旅団に配備された車両と言う事らしいのですが、その関係でしょうか例年の創隊記念行事に来ていた74式戦車が今年は来ていませんでした、さくらじい的にはチョット残念な思いです。

 まっ!?キャタピラーの戦車では市街地走行はできませんからね、この16式機動戦闘車、交差点では方向指示器を点滅させて右折し訓練場の在る坂出五色台へ向かっていったのでした( ^ω^)・・・70の古稀ジジイだけど、こんなのが好きなんだよねえ~


 これはダイシモチ麦ですが今年も刈り取りの季節となって農事組合法人の爺さんから電話が“さくらじいさん、今日空いているかのおぉ~・・と猫の手アルバイトの依頼が有りました。

 茶色がダイシモチ麦で、手前がうどん用の小麦「さぬきの夢2009」です。

 小麦の刈り取りはダイシモチ麦の後になります。



 自衛隊さんもそうですが、ご近所の農事組合法人さんにも最新の3条刈コンバインが導入され戦力が強化されました。


 そうして始まったダイシモチ麦の刈り取り、さくらじいは刈り取った実を軽トラックで運ぶのが仕事です。


 ただねえ~これ・これ(@_@)この超狭い畔に軽トラックを進入させるのですから、これがプレッシャーなんですよ、今回も俺には無理!(# ゚Д゚)と断ってベテラン爺さんに出し入れしてもらいました。


 ヤッパリOBとは言え企業人としてはリスクを抱えて仕事はできません・・まっ!小心者で臆病で心配性の言い訳ですけどね・・でもなあ~収穫した実を積んで軽トラックをひっくり返してしまう、想像しただけで恐ろしい事に違いはありません・・です。

 仕事をして自己満足の趣味作品を見ながらグビグビと発泡酒を飲む(^^♪これが良いんだよねえ~ジジイ至福の一時です。


 久し振りにご近所の趣味人さんの家に行き現在作っているエアロスバルの進捗と模型談義をしました。


 同じ趣味人さんがご近所に居る( ^ω^)・・・何とも楽しい人生だなあ~と思うのですが、大袈裟でしょうか。





 農事組合法人さんはダイシモチ麦を刈り取った田んぼに火をつけて藁を燃やし田植えの準備の始まりです。



 そうして今度はうどん用の小麦「さぬきの夢2009」の刈り取りが始まりました。


 刈り取りを動画にしてみました、朝8時~18時までの猫の手アルバイトでさくらじいの仕事は軽トラックに積んだ実をJAカントリーエレベーターまで運搬し納入するのですが重量物の運搬なのでカーブには気を使います。


 2日間で終わるはずの小麦刈り取りも翌日は大雨で作業ができずに残ってしまいましたが如何でしょうか1日でこんだけ刈り取ってしまうのですからね、何でも道具(機械)ですなあ~


 そして、我が女房どのの菜園です、シコシコと野菜を作ってはJAの産直へ出しています、殆ど利益はありませんが・・まあ~趣味ですな、ジジイと同じ自己満足の世界です(^^


2018年5月30日水曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 39/ エンジンの試運転と自作プロペラの再製作

 今回は失敗談であります・・と言うのも何とか成功させてブログ5月号を書こうとするあまりに早や5月も月末・・こりゃあ~イカン

 まあ~失敗は失敗として包み隠さずに報告しましょうと言うのが挑戦と言う大袈裟なブログにした所以ですので恥ずかしい限りですが以下、失敗のお話を致しましょう。

 1万回転以上の高速回転で回るプロペラを自作するなんて無謀で危険は承知しているのですが挑戦と言う使命感から諦められずにここに至っていると言う訳です。

 先ずは現時点での進捗写真ですがプロペラ台座・シャフト固定金具そしてブレードを全て作り直しているところです。




 海軍航空工廠 要目表

プロペラ

名  稱 : 住友ハミルトン式

型  式 : 金属製 三翅 恒速可変節

直  径 : 2m900

ピッチ  : 角度 高45° 低25°

 ラジコン飛行機のプロペラはニ翅(シ 翼・羽)が主流で三翅プロペラはインターネットで検索しても目的とする商品が見つける事が出来ずニ翅でやるかなあ~とも考えましたが「オリジナル金属ゼロへの挑戦」ですからね、作る事にしました。

 何て言って作った1作目のプロペラです。

 製作過程は先のブログで報告済ですから、ここでは割愛します。


 昨年の12月、寒い日でしたのでガレージの中で試運転をする事にしました。


 エンジンは購入して初めての燃料供給そして、こんな感じで始めたのです。

 エンジンが中々始動しませんでしたが繰り返すことでプルン・プルプルンとかかる気配!!そんな繰り返しが有ってペキッと音がして・あれれ(@_@)ブレードが折れ失敗となったのです。


 何と言う事でしょう!??こりゃあぁイカン作り直しだなあ~

 取り敢えず、作り直しはせずにシャフトの補強をする事での再トライを試みたのです。


 エンジン架の強度不足もありましたので合わせて補強材を入れ強化しました。


 年が明けて暖かくなりましたので今回は外で2回目の試運転を行ったのですが・・!??


 1回目と同様にエンジンのかかる気配を感じながら数回の始動操作をしたところで再びペキッ(;゚Д゚)と音がして今度は補強シャフトからスッポ抜ける形で失敗となったのです。



 んん~どうしようか!??考えた挙句に、そう言えばホームセンターにFRP樹脂の補修キットが販売されていたのを思い出してホームセンターへ。

 販売価格は1900円とチョット高いのですがFRP樹脂・・初体験です。


 底面に使用期限が書かれています・・ええ~(*_*)そうなんだ!?


 話が横に反れるのですが、この際だからスピナーもFRP樹脂で作ったら良いかも!?と思い立ったのです。

先ずはスピナーの形を作るから始まり材料は100均で買った樹脂粘土を使用する事にしました。

 アルミで作ったスピナーを元形にしてメス型を作り、メス型にFRP樹脂を使ってガラス繊維を貼っていく方法にしました。

 アルミスピナーに樹脂粘土を重ねます。


 形が出来たら、いよいよFRP樹脂の登場です。

 FRP樹脂の使い方については割愛します・・説明書に従って・・です。
 


 何せ初体験ですからねえ~少しずつ貼り重ねて樹脂の固まるのを待ちます。

 ここでの失敗は最後に樹脂を流し込んでしまった事なんですが、まあ~初体験ですから試作1回目は失敗覚悟です。



 まあ~何とか形にはなったのですが樹脂を流し込んだために先端が厚くなってしまって更に出来のイマイチ感があって再考の余地あり・・。




 メス形は形を正確に作れない事が判りましたのでオス形に方針変更です。

 紙で作った外形に合わせるかたちでオス形を作ります、材料は樹脂粘土です。


 FRP樹脂を効率よく使う為にプロペラの強度対策も合わせて作業していきます。

 竹で作ったブレードの補強を行うために8mmφのアルミパイプで補強材を作り埋め込む様に成型し更に7mmφの真鍮パイプを挿入する事で強度を高め仕上げとしてFRP樹脂でコーティングする( ^ω^)・・・完璧と思ったのですが!?


 FRP樹脂を使ったスピナーの製作から先ずは磨き上げたオス形に合わせたガラス繊維を準備します。




 ポリエステル樹脂を計量カップに約30ccとり硬化剤を数滴垂らしてかき混ぜFRP樹脂を作ります。

樹脂と硬化剤の比率は作業場の温度15~20℃ 樹脂の量100gで1~1.3cc
と説明書きに書いてありますが1cc前後を計量できませんので適当に数滴・・です。


 そうしてガラス繊維を樹脂に浸透させて貼り重ねていきます。


 硬化したらオス形から外しサンドペーパーで磨き上げます。


アルミ補強材を入れたブレードもスピナー同様に樹脂をガラス繊維に浸透させながら貼って、まあ~コーティングするイメージでしょうか。


 如何でしょうか・・(_D フムフム・・自己満足( ^ω^)・・・


 今回はアルミ色の塗装をして再度のバランスを確認


 さて、いよいよ3度目の試運転に臨みます

 よおぉし・・試運転開始・・。


 動画です!失敗動画ですからねえ~躊躇したのですが、まっ!“自己満足の世界ですから恥ずかしい・・かな!?いやいやそれが真実ですから。


 でも危なかったなあ~やっぱりゴーグルはしてやらないとイカン!!わが胸に激突したブレードですが刺さりはしませんでしたがシッカリと約1cmの傷跡を付けていました。


 補強に入れた7mmφの真鍮パイプを残し3枚のブレード全部がすっぽ抜けてしまったのです。

 敗因はパイプ間に瞬間接着剤を流して固定できたと過信してしまった事でしょうか。

 今までの対策は一度作った物を補強して流用すると言ったゴマカシでしたから今度は全てを作り直す・・そう決心して・・いやぁ~ようやるよ!!ここで諦めたら男が廃る。

 プロペラブレード固定台座を作ります。

 1mm厚のアルミ板で作った直径44mmの円盤上にホームセンターで購入してきた電線、裸端子(銅製)を加工して120°位置に取り付けます。


 大きさはこれくらいです、裸端子の内側に8mmφのタップを切りました。



 左から、ブレードの形・8mmφのアルミパイプに7mmφのアルミムク材をはめ込み接着剤で完全に固定して作ったブレード補強部品そして桧のブレード材。

 前回は竹材で作りましたが部材の調達と加工のし易さから桧を選定しました。


 桧を成型しアルミ補強部品を強力接着剤を使って固定します。


 整形したゼロ戦1/10プロペラです、左のプロペラは、お手本のディアゴス金属ゼロの1/16プロペラです。




 今回は時間切れでここまでの報告ですが次回の6月号では何とか試運転成功の動画で締めくくりたいと願っている訳です。

 番外ですが

 過日インターネットで3ブレードプロペラを見つけ代引きで購入しエンジンに取り付けてみました。


 USAからの輸入品ですがゼロ戦ブレードとは違うなあ~・・因みに純正マフラーも取り付けてみました。

 やっぱりデカいΣ(゚Д゚)・・機体にエンジンを載せる時にはマフラーの再製作もしなければならない様です。