2013年1月24日木曜日

2013年1月24日

『床屋で丸坊主』

 髪の毛が薄くなって来たのは遠い昔の話ですが前回、床屋に行ったのは確か退職する前だったから4ヶ月ぐらいにはなるのでしょうか。
 てっぺんに無くとも脇の毛が伸びて耳に被るし後ろの方も長くなって、もう限度、このままでは落ち武者になってしまう。
 この様な髪型で思い出すのは高校時代の英語の先生で名前は忘れましたが渾名だけは不思議と覚えているのです。
 ”バックビートルズ”誰が付けたのかロングヘアーが流行っていた時代で先生がチョークを持ち黒板に向かって書く姿は正にビートルズにそっくりでした只、後ろ向きなんですけれどね。
 そんな渾名を笑って喜んだ私の頭が同じようになるとは!神様のお仕置きかもしれません。
 行きつけの床屋に行けば何も考えずに”何時もの通りにお願いします”と言えば良いのですが
何せ会社の近くなものですから退職した今は終の棲家とした田舎都市の床屋を探さなくてはなりません、この頭のせいか初めての床屋は嫌なんですよね~、転勤する度に床屋探しに苦労しました。
 もう2年前ぐらい前に突然出来た床屋さんでカット¥1,500.-の看板が気になっていたものですから意を決して入ってみてアッチャー火曜日なのに先客が5人もいる、仕方なしと長時間を覚悟してマンガ週刊誌をパラパラめくっていると”次の方~”ん!早いぞ、マスターを含めて理髪師2名でやっているからかな~と思っていると30分もして私の番、そう言えば皆さんカットのみで帰って行く、そうか!俺もカットだけしてもらおう。
 椅子に座って”どうしますか”の問いに、うう~ん、丸坊主はアウトローさんにみえるかな~と言うと”いえいえ、最近のアウトローさんに丸坊主は少ないですよ、以前は多かったかも”そうか!じゃあ丸坊主にして下さい。
 40数年つづけた営業家業、これからは”お”神様に気を遣うことはないのです。


2013年1月3日木曜日

退職して隠居爺になる!

 フルマラソン42.195Kmの語呂に合わせた訳じゃないけれど42年と7ヶ月をフルに走って昨年の10月に高齢者雇用の満期を迎え円満退職とあいなりました。
 就職難のこのご時世に若者には申し訳ないけれど65歳と言う年齢まで勤め上げる事が出来て感謝です。


                 2012年10月31日 『仕事よ!』 good bye


 
 毎日が日曜日になって整理三昧の2ヶ月が過ぎ2013年を迎えました。
さ~て、定年退職して第二の人生と言いますが過の伊達政宗が晩年になって詠んだ詩にあやかって考えてみたいと思っています。
 
 社有車に乗り、四国を駆け巡るうちに青年時代は過ぎ去り、壮年時代を大阪・広島と転勤し瀬戸内海を一周して定年を迎えました、そして定年後の高齢者雇用も昨年満期を迎え頭の禿げにも年季が入って、いよいよ私も晩年です。
 終焉の地で残された時間は少ないですが、天が与えてくれた余生を楽しまなくて、なんとしましょう。
 余生はきっぱりと楽しみに重心を移し趣味の模型を作ったり土を相手の自然に融合したりの生活を送って暮らしたいと思っています。

 そんな詰まらん事を書きますがBloggerになったら、もっと人間としての器も大きくなるかもしれないと我がに期待を持って。


 未だ50代の頃だったと思うのですが藤沢周平さんの『三屋清佐衛門残日禄』の単行本を読んでから自分も定年になったらと憧れていましてブログの題を『さくらじい残日禄』とした次第です。
 全てがあやかりもので申し訳なし。