2019年6月23日日曜日

さくらじい残日録 6月号 さくらじい猫の手商会

 これは!??麦刈りを終えた田んぼは麦わらを処分するために燃やします。





  誤解の無い様にド素人ながら説明をしますと、一見・・焼き畑農法??と勘違いしそうですが野焼きする目的は刈り終わった後の麦わら(稲わらも一緒です)を焼却処分するためだそうです。

  私も野焼きした焼却灰が肥料になって・・なんて思っていましたが農事組合法人の代表理事さんに聞くと、ああ~藁を焼いて処分しないと次の田植えが出来ないからなあ~と。


 これにもノウハウがあって延焼しそうな場所は予めトラクターで耕す・・とか火をつける場所も風向きとかを考えてやるんじゃあ~・・と言う蘊蓄がありました。


 藁を焼却したらトラクターを使っての田起こし作業が始まります、そして(@_@)次が半端じゃあ~ない作業がありまして、今年も・・さくらじいさん畔波板入れを手伝ってくれんかのう・・と依頼が有って・・・

 昨年、実績を作ってしまったからなあ~・・断れないジジイは二つ返事で引き受けるのでした。

 やっぱ!42年もサラリーマン人生を過ごしたジジイですからシンドイけど良いよ!!と言ってしまうんだなあ~


 貯水水位の確保と漏水防止を目的に田起こしされた田んぼと畔の間にプラスチック製の波板を入れるのですがテーラーと言う管理機で畔と田んぼの間を荒堀(畔おろし)し、その後、写真の様に鍬を以て掘っていくのです。

 これがねえ~肉体労働の極みで正直言って71歳のジジイがやる仕事じゃあないっす!


 波板が入った田んぼですが田んぼの区切りがコンクリート畦畔にすれば、こんな作業はありません・・です。

 因みに我が女房実家の田んぼは全てコンクリート畦畔になっていて亡き義父の先見の明には感心させられます・・爺さん凄い!!

 農事組合法人の理事であった義父は思いを完結せずに鬼籍に入ってしまった・・まあ~そんな義父の供養になればとド素人でジジイで”猫の手”で良いなら手伝いますよと言って早4年目になってしまいます。

 門前の小僧じゃなく門前のジジイですが4年も”猫の手アルバイト”をすると百姓仕事の何たるかを少しですが解った様な気になっていて・・何と言うのでしょうかねえ~


 写真の波板は紫外線でパリパリになってしまうし弱いので稲刈りが終わった後は抜いて翌年、同じ重労働を繰り返す・・な何ともナンセンスだなあ~年々高齢化がひどくなるのに・・です。

 せめて抜かなくても済む丈夫な波板(≒250円/枚・・1m)を入れると重労働を1回やれば半永久的にこの畔波入れと言う仕事は無くなるんですけどね( ^ω^)・

 でも100m・200mじやあ済まないからなあ~

 田植え前の田んぼ・・今年は中々、梅雨になりません、連日の青空が続きます。


 我が女房が趣味としている家庭菜園・・JA産直に出すのが楽しい様です。

 さくらじいは女房がジジイにやってくれと言われる事以外、口出し手出しはしません。


 野球ボール大になったスイカ。


 これは胡瓜ですね。

 
 茄子ですね。


 ええ~と何だっけ・・ジャガイモ??

 
 サトイモですね。


 田植えの前に農業用水路の堰板を準備しなければなりません、農事組合法人の各農家は自分の田んぼに使う堰板を田植え前に配置して回ります。

 水の入り口が水口(みなくち)で下の写真では右側が水を導入するために水嵩をを上げる堰板で左は水口と入れた水が逆流しない様にする堰板です。


 そして水の出口が水戸(みと)と言って必要に応じて開け排水するのですが田んぼの水位は、この堰板で調整します従って水戸の堰板は高さの異なる板、数枚で構成されます。

 成程ねえ~・・この地に住んで初めて知りました。


 さて、田んぼに水が入ってトラクターを使って代かきが終わると田植えの始まりです。

 この地では酒米(オオセト)と食用米(おいでまい)の2品種を作りますがオオセトから田植えの開始です。

 さくらじいは軽トラでJA育苗センターから苗を引き取り圃場まで運ぶのが仕事です。


 何Kgが不明ですが重量物に違いありませんし写真で見てもトップヘビーと思われるでしょう!??自ずと慎重な運転に・・特にカーブは恐いっす。


 今年から新兵器の5条田植え機が導入され試運転を兼ねた田植えから始まりです。


 従来使っていた4条田植え機と比べると1条しか増えていないのに全体の形状は倍!?と思える程の大きさです・・勿論、小さい田んぼもありますので4条田植え機も使います。

 さくらじいはオペレータではないので直接は関係ないのですが早いスピードが期待されます、やっぱり早く終わって欲しいと言うのが正直なところですから。


 薬剤の自動蒔きも付いています・・従来は手で蒔いていました・・そうそう窒素リン酸カリの肥料も自動蒔きです。




 3日かかって酒米(オオセト)の田植えが完了しました、今回は田植え機の後を追って苗を積んだ軽トラックを移動させ都度、1枚ずつ下ろしては田植え機に積み替えると言う労働を強いられ、さくらじいの体力も限界・・(*_*;・┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。

 終わった翌朝は( ,,`・ω・´)ンンン?(*_*;(;゚Д゚)体がギシギシと・・71歳のジジイだからなあ~・・・

 でも早朝から次の代かき(おいでまい)をするトラクターのエンジン音がドドドと聞こえてきます凄い(@_@)・・80歳の代表理事さん、プロなんですねえ~



 さあ~明後日から又、猫の手商会は田植え手伝い仕事の第二弾になりますなあ~・・ 日本の農業は高齢化が深刻です、何せ71歳の素人ジジイも猫の手ながら戦力になるんですから!!

【10】 RC 1/10金属ゼロを作る・前部胴体


 これ!?RC飛行機としては失敗作となった前回の作品「オリジナル金属ゼロ」ですが今回から下の写真と同様の前部胴体を作ります。



 そして、これは「オリジナル金属ゼロ」で使った胴体展開図と型紙ですが今回もこれを使って製作して参ります。



 隔壁番号0 防火壁の製作

 型紙を使って0.5mmアルミ板から防火壁4枚を切り出します。



 切り出した防火壁4枚を超強力両面テープで貼り合わせます。

 中央に市販のグロー燃料用 クランクタンク125ccが入る窓を開けます、オリジナル金属ゼロでは実機に忠実を意識したため市販品を収容できず手作りタンクを使いましたが結果、エンジンキャブと燃料タンクとの位置関係に無理を生じてしまった。

 今回はラジコン機としての構造を最優先としています・・つまりオブジェではないのです。





 燃料タンクは、こんな感じで配置されます。




 オリジナル金属ゼロで試作したエンジン架を仮組して燃料タンクの位置関係を確認します。

 
 燃料タンク配置図

 旧(オリジナル金属ゼロ)自作タンクと配置図


 隔壁5番の製作

 同様に0.5mmアルミ板から型紙を使って2枚を切り出します。


 切り出した0.5mmアルミ5番隔壁


 幅7mmになる様に作ったアルミアングルで5番隔壁2枚を重ねます。


 前部胴体の0番から7番までを型紙を作って作りますがオリジナル金属ゼロと同じ方法、つまり4mmφアルミパイプを潰して素材とします。


 1.4mmマイクロビスにより縦通材を隔壁に固定して行きます。



 前部胴体、現在の進捗です。


 主翼に仮置きしてみました。


 市販燃料タンクを使用したエンジンキャブとの位置関係資料


 市販 グロー燃料専用 クランク タンク 125cc


 旧(オリジナル金属ゼロ)自作燃料タンク・・収まりは良いんだけどなあ~



 オリジナル金属ゼロで作った試作エンジン架と燃料タンクそして前部胴体の仮組



 


 6月はご近所さんである農事組合法人から頼まれた百姓のお手伝い仕事に追われて趣味進捗が捗らず!でした。

 7月はどうかなあ~田植えも済んでいるし( ^ω^)・・・┐(´д`)┌ヤレ・・です。