2025年6月29日日曜日

さくらじい残日録 令和7年6月号

  農事組合法人さんの麦刈りお手伝いで終わりましたと5月号での話でしたが麦刈りが終わったら次は世間を騒がしている米つまり水稲の田植えで6月も終わってしまいました。

 何と言う事でしょう兼業農家が殆どの農事組合法人さんですから土日は全員が農作業でしかも人手不足と相まって四苦八苦、こんな現状ですからねえ~米が足りなくなるのも当たり前かと農業素人のアルバイト爺さんも思ってしまいます。

 そんな農業で大忙しでしたから暫く観ることが出来なかったNHKの日曜美術館を久し振りに観る事ができました。

 今日は久留米美術館 異端の奇才 ビアズリー展 オーブリー・ビアズリーの放映でした。

 美術とか芸術には縁遠い爺さんですから観賞と言う程の熱心さはないのですが観て凄いなあ~と何となく観ているのです。

 美術ではないのですが趣味の模型作りをしていて難しさに試行錯誤が続くと嫌になるのですが何故か日曜美術館を観ていると萎えた気持ちがヤル気になるから不思議です。

 いやあ~このところ農業アルバイトで二カ月があっと言う間に過ぎてしまいましたのでネタが無く今月も農業ブログになってしまいますがご容赦の程を願います。

 備蓄米の購入に列をなしている報道がされて又、コメンテーターが喋っているのを聞くと“違うだろう(# ゚Д゚)と農業バイト爺さんでも素人ながら思う事が多いです。

 当地は爺さんが小学生の時に教科書にもあった二毛作地域ですから麦作の次は稲作です、今月号は麦刈りの収穫が終わった後からの農作業について素人ながら書いてみましょう。

 さて麦刈りが済んだ田圃には麦藁があって当地では麦藁を焼却するのですが何故(?_?)焼くか、麦藁や株があると稲作に支障があると言うか巧く漉き込めないからなのです。


 藁焼きをした田圃はこんな感じで田圃の周囲を残すのは延焼を防ぐためなのですが結局は代掻きをしても水面に残り田植えの邪魔に、完全に焼却したいのはやまやま成れど(*_*;。

 そうしてトラクターによる田起こしが行われ予防の苦土石灰が撒きます。

 トラクターによる耕起作業

 

 耕起された田圃に農業用水路から水を入れます。


 トラクターの後ろのロータリーを代掻き専用ロータリー(ハロー)に乗せ換えて代掻きの開始です。


 代掻きが終わったら1日を置いていよいよ田植えの始まりです。


 田植えが終わりました、今年は同時に梅雨明けです。


 だいぶ割愛しましたが何せ農業素人爺さんですからご勘弁下さい。

 で!爺さんの仕事はと言うと田圃の水入れの他に苗箱に入った苗をJA育苗センターから軽トラックに積んで田植え現場まで運ぶと言う仕事なんです。

 片道25分、苗を積んで帰って1時間/回、さあ~今年はこれを14往復しまして爺さんにはちょっとハードですかね。

 その苗箱ですがこんな感じです。


 この苗箱ラックですが前部で60枚が収納されています、重量??・・判んないっす。

 何れにしても重量物でトップヘビーなのがプレッシャーですがね。


 田植えが終わってから10日間は稲にとっては大事な時だそうで水を切らさず且つ浅水と言う事ですから殆ど毎日が水やりに爺さんは空調服を着てファンは中の設定で田圃グルグル廻っていますが梅雨明けの炎天下ですから堪らん(# ゚Д゚)。

当地の稲作農業はスマート農法には程遠く水路に堰板を嵌めての水入れですからね、長四角に区画された田圃そして蛇口一つで水がドバーと出るなんて夢のまた夢ですから。

 香川県は昔から水不足の県なので溜池が多く点在していますが我が地区は満濃池と香川用水を水源としています。

 兎に角ι(´Д`υ)アツィー💦


 この炎天下、今日も田圃グルグルして1日が終了。

 何か農業ブログになってしまって心苦しいのですがショウガナイ、今号はこの辺で失敬します。

 皆様、熱中症にならぬように水分をシッカリとって御身大切にして過ごされます様に。

 さあ~シャワーを浴びてビールだあぁ~🍺


2025年5月31日土曜日

さくらじい残日録 令和7年5月号

  月末も最終日になって漸くブログを書く時間がとれて何とか間に合いそうです。

 と言いますのも今月はイデホリと言って田圃の水路掃除があり続いて麦刈りが始まったからなんです。

 まあ~アルバイトの爺さんですから手伝いの範疇ですが爺さんの仕事は刈り取った麦の実を軽トラに積んで運ぶのが仕事です。

 今年はダイシモチ麦と言って餅性のはだか麦とうどん用の小麦、さぬきの夢2009の二品種でダイシモチ麦(58,357㎡)を刈り始めましたがダイシモチ麦の実は民間の施設に搬入です。

 ダイシモチ麦は実りの過程で穂が緑から紫に変化して白っぽく成ったら収穫の時期なんですが刈り取り時期が近づくにつれ麦穂が倒れる(当地の方言では転んでしまったと言います)のです。



 倒れてしまうと刈り取る時にコンバインが詰まって苦労する事になるのですが今年は何とか無事に刈り取る事が出来て良かったgood( ^ω^)・・・でした。

 やっぱ品種子改良して倒れ難い品種を作ってもらわないと農家も(# ゚Д゚)やっとられん!となって仕舞い兼ねません・・です。

 このダイシモチ麦は善通寺市の肝いりで作っており白いご飯に少量入れて炊き食せば健康によろしい・・と又、焼酎にしても良いですね、ダイシモチ麦焼酎を飲んでみましたが美味しい焼酎でした。

 ダイシモチ麦は善通寺市のふるさと納税のお返し品としても使われています。

 ダイシモチ麦が終わったと思ったら次はうどん用小麦(さぬきの夢2009)の刈り取りです(41,270㎡)。

 うどん用小麦(さぬきの夢2009)は麦藁の腰が強いと言うか刈り取り時期が来ても真直ぐ立っていますから詰まる事なく早いスピードで刈り取っていきます。

 まあ~見ていても、やっぱ!これだねえ~( ^ω^)・・・です。

 2台のコンバインが軽やかに小麦を刈り取っていき見ていて気持ち良いっす。


 爺さんは超狭い畔に車を入れて実を運ぶのですが結構の重量があるので運転は最善の注意を払って特にカーブはスピードを落として慎重にしないといけません(*_*;・・です。


 JAカントリーエレベータに出荷ですが混んでいる様な写真ですけど米ほどの混みあいは無くまあ~往復で40分くらいでしょうか。

 さくらじい農事組合法人さんの手伝いをして早10年を過ぎてしまいました。

 傍から見たら百姓さんです( ^ω^)・・・麦刈りが終わったら田植えの季節がやってきます、今年の夏を乗り切れるのか(;゚Д゚)甚だ疑問ではあります何せ77歳のジジイですからねえ~


 作業が終わって空を見上げると二筋の飛行機雲が東京から九州へ・・ですかね。


 今月は農事組合法人さんの手伝いをして過ぎてしまいました、毎日が日曜日の爺さんですから何の問題なし、只じゃあないですから小遣いが稼げますのでgoodです。

 でも趣味の工作時間とYouTube動画作成が出来なくて焦りましたけど何とか昨日の公開が出来ました┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。

 農業ブログになってしまいましたが麦刈りが終わった今朝の田圃の写真で5月号を終わりにします。


 そしてアマリリスが綺麗に咲きました。



 それでは皆様ご機嫌よう。

2025年4月29日火曜日

さくらじい残日録 令和7年4月号

  継続は力なりと申しますが77歳と言う年齢になると友人に電話するのも元気でいるのだろうかと躊躇してしまうのですね。

 そんな事を思ってしまうものですからブログを書いているうちは元気でいるぞ!と言うメッセージになればと続けている訳です。

 先月は濾胞性リンパ腫の疑いでの再検査で採血、PET-CT検査そして内視鏡による検査を受けるだけのブログになってしまいましたが今号はその続きからお話しをしましょう。

 先ずは消化器内科Drによる結果説明で濾胞性リンパ腫であると決定する説明があり後にリンパ腫と言う事で主治医が血液内科Drに替わりました。

 血液内科Drの説明では濾胞性リンパ腫は低悪性リンパ腫で進行の遅いガンであり治療法としては抗体医薬(リツキシマブ)による抗がん剤治療があり副作用の少ない治療ですがアレルギー反応が出る場合があるので4日~5日の入院が必要である。

 もう一つは進行の遅いガンであり消えてしまう場合もある、どうしましょうか(*_*;

 ( ,,`・ω・´)ンンン?・・どうしよう!?

 血液検査で(IL-2R)の値は245U/mLと上限値613下限値121の範囲内に。

 まあ~暫く考えまして様子見を選択し半年後の再検査によって次なる治療に入る事にしました。

 良く解りませんが抗体医薬って抗原抗体反応を利用して治療薬をリンパ腫部位に運んで直接叩くと言う事なんでしょうか?Drの説明ではリンパ腫の20番と言う旗印に医薬の20番旗印が付いた抗がん剤を投与する・・こんな説明であった様な?



 支払いを済まして女房の運転で帰宅しました。

長くなってしまいました、病気の話はこのくらいにしておきましょう。

4月と言う季節は周囲の景色が目まぐるしく変化します。


 月初めに咲いた桃の花も終わり続いて咲いた桜も終わってしまいましたが当地の桜もこんな感じでウオーキングを楽しませてくれました。




 当地は出水(湧き水)が多く在って、そんな湧水池の桜です。

 そして経過観察の病になって週一回ですが善通寺(薬師如来)さんに参りお願いをする様になり自分でも勝手なものだなあ~と思いながら神頼みと言うか仏さん頼みをしてしまう前立腺、膀胱がんの時は毎日のウオーキングでお参りしていましたが10年前でしたからね、77歳の今はとても無理で週一回がやっとです、願いを聞いてくれるかなあ~


 そんな仏頼みをしても“義を見てせざるは勇無きなり”農事組合法人さんの人手不足には応えねばなりません( ^ω^)・・・なんて大層な事ではないのですが麦の赤さび病予防に出陣です。

 予防が終わって農事組合法人さんの懇親バーベキューがご近所の組合員さん納屋でありまして高級牛肉を食べた後にニンニクの蒸し煮とデザートのアイス(*_*;

 こりゃあ~女房には内緒だな!!

 食欲もあるし元気なんですがねえ~

 そうそう農事組合法人さんのヰセキトラクターが新車に更新しキャビン付きの32PSですからね凄いっす、大特ですからさくらじいは乗れません。

 大型連休の恒例行事で、さくらじいもいそいそとカメラを持って出かける陸上自衛隊 第14旅団の創隊記念日で今年はブルーインパルスのアクロバット飛行展示があると言う事で楽しみにしていましたのですが、まあ~何と一気に大勢の見学者が自家用車で来られたものですから大渋滞の大混乱\(o)/!我が家の前の道路も先のバイパスも朝から渋滞の列(@_@)


 こりゃあ~イカン(# ゚Д゚)と自衛隊行きは取り止めました。

 ブルーインパルスだけ観られれば良いやと広報では12時5分とありましたが念のために11時30分には裏の麦畑に出て待機。

 定刻になっても現れる気配がありません遅いなあと思っていると自衛隊方向に民間らしきヘリコプターが飛んでいます(;゚Д゚)・・( ,,`・ω・´)ンンン?ドクターヘリ??

 何と後のYouTubeで知ったのですがドクターヘリが通り過ぎるのを待って瀬戸大橋上空で待機していたブルーインパルスですが帰投する燃料が足りなくなる事態となって中止。

 まあ~😞の待ちぼうけとなってしまいました、でもショウガナイです人の命にはかえられませんからね。

 渋滞に巻き込まれて大変な思いをされた方々のショックと落胆は如何ばかりかと思います。

 何と申しましょうかさくらじいは前日のリハーサルはシッカリ見る事が出来たんです。

 自室にいて趣味の工作をしておりますとジェット機の音がしますΣ(・□・;)・・

 あっ!そうだブルーインパルスのリハーサルがある急ぎカメラを持って外に出るとオオー\(o)/!何とブルーインパルスがスモークを出して飛んでくるではありませんか。

 それは夢中でカメラシャッターを押し何とか撮影できた次第ですが手持ち望遠ですからね甘いピントはご勘弁でしょうか。



 それにしても残念でした、準備万端で撮影に臨んでいた本番が中止とは。

 引き伸ばしに堪える作品が撮れたのにと、でもリハーサル写真が撮れただけでもラッキーですかね。

4月も明日で終わりです。

 ウオーキングをしながら麦の様子を見るのですが・・いやぁ~農業素人爺さんですが  アルバイトとは言え10年も手伝っていると色々と解ってくるものもあって・・。

 ダイシモチ麦の色が赤く変化しだしてきました、これが赤くなって白く変化すると麦刈りの始まりですが5月の中頃でしょうか。


 我が家の家庭菜園では女房作品のスナックエンドーが誇っています。


 しかし早いなあ~( ^ω^)・・・それでは皆様ご機嫌ようです。


2025年3月28日金曜日

さくらじい残日録 令和7年3月号

  2月号は人間ドックとドックで引っ掛かった十二指腸入り口の再検査そして大腸内視鏡検査の話でした。

 3月号では紹介された大学医学部病院での結果に┐(´∀`)┌ヤレヤレといきたかったのですが内視鏡による十二指腸入り口にある濾胞性リンパ腫疑いの再検査が31日になり3月号の報告には間に合わない事となりました。

 まあ~何ですなあ~全てが予約待ちですから思うようにはいかないっす!!

 そんな訳で先ずは内視鏡データー他の入った紹介状を持って大学医学部病院消化器内科を受診しまして担当医師の説明を受けてPET検査を12日に内視鏡による精密検査が 31日の予約をして帰宅したのです。

 流石!大学医学部病院です、ヘリポートが出来ていました。

 実は現役時代には大学病院も我がユーザーでしたが当時は未だヘリポートはありませんでした。


 心配してもショウガナイと言いますか誘われるままにご近所さんと温泉に行きまして風呂に入ってからの生ビールを楽しみましたが勿論、酔っぱらう程には飲んでいません。

 15時過ぎには(*><*)ノただぃま★ア~と帰宅、でないと女房に叱られますのでね。


 今年も我が家の花桃が満開になりまして女房は枝を切ってはワケギやホウレンソウと一緒に産直へ出荷していました。


 そんな或る日に日課のパソコンメールを開いていると( ,,`・ω・´)ンンン?

 こりゃあ~なりすましサギメールだ~(# ゚Д゚)

 最近こんなメールが多いし“お宝ありますか”紛いの電話が多いです。

 ホンマにコロッと騙されるなんて事に成り兼ねませんから気を付けないといけません。

 そして最近になって我が家の近くには24時間スーパーのハローズ、ドラッグストアーのザグザグそして百均のダイソウやコインランドリーと便利と言うか都会に?


 或る日、田んぼに重機が入って工事を開始、聞くと眼科の病院が来ると言う。

脳神経外科、整形外科、消化器内科のクリニックが近くに在り国立病院(医療センター)も在る。

幼稚園があって小学校が在って中学校が在って高校が在って大学も在る。

人口も二万数千人ですから丁度良い、我が家は市の上下水道ですから言う事なし。

日課のウオーキングにグルグル8000歩/日、しているとPET検査の予約日になりまして、12時10分に女房の運転で大学医学部病院へ、予定通りに13時20分着

受付機に診察カードを挿入しプリントアウトされた受信票とり2階の採血部で3本の チューブに採血。

続いて放射線科受付に受診票を提出する。

PET部(部屋に近付いたら陽電子検査と書いてありました)に移動しスリッパに履き替えて管理区域に入室。

検査衣に着替えてFDG検査薬を静脈注射。

安静室で安静仮眠して約1時間(これが長い)してPET①に入室して検査開始。

15時10分から20分で検査終了。

流石、大学医学部病院ですPET装置は2式あって装置はシーメンスでした。

PET:positron emission tomography だったかな、実は営業現役の頃にX―CTやMRI何れも輸入品でしたが販売に関わった事があってチョット勉強したんです。

それにFDG:F-fluoro deoxy glucose 放射性医薬品を静脈注射する部屋で何気なく天井を見たら見慣れた装置が、おお~我が社のエリアモニタ検出器が壁面に在って何か妙に納得してしまいました、そうそう脳磁気計測システムなんて言うのもあってヘリウムガスの突沸現象に遭遇して往生したのを思い出します。

77歳の爺さんになってPET検査を受ける事になるとは思っても見なかった事です。

全て終了したのが15時30分頃だったでしょうか、この日は検査だけで診察などはありませんから支払い(¥12488.)をして( ,,`・ω・´)ンンン?腹が減った。

病院の売店に寄ってアンパンを探したのですがありません、糖の医薬品を静脈注射したから甘いものが欲しい!何て関係ないんだけど甘そうな他のパンとコーヒー牛乳を買い女房が運転するワゴンRで帰宅したのでした。

(´∀`)┌ヤレヤレでございますが結果が解らないのがイマイチで悶々とする日が続きます。

悶々としているのですが日常に戻って日課のウオーキングに、この日は腰痛のリハビリをした後で、そうだΣ(゚Д゚)善通寺の薬師如来さんに寄ってお願いしておこうと遠回り。

そうして市役所を経由して帰宅、この日は午前中で9800歩も歩きました。

 まあ~悶々としていてもショウガナイですからね農事組合法人さんの要請があったので2時間ほどの刈払機による草刈りをしました、¥2,400.-をゲット。

 播種した現在の田圃もチラホラ麦に穂が出始めました。

 小麦(さぬきの夢2004)



 モチ性はだか麦(ダイシモチ麦)


 そして我が家の家庭菜園


 4月に入ったら管理機で耕してよ!と女房が言います。

 女房は爺さんの悶々なんて関係ないっす!

  77歳の爺さんはハイ喜んで( ^ω^)・・・ですかな。

  では4月号では悶々の続きです、皆様ご機嫌よう。