作品② 1/50作品
2003年~2004年
マラバル号
1922年に製造されたスナーク船
週間キットではなくカティーサーク購読時の59号~61号で紹介された作成手順と図面から市販(江坂の東急ハンズ)木材や金属材料により製作した作品。
部品の全てを自作
娘の結婚祝いとして製作した作品
「二人の船出に船がいるだろう!」 と言う事で贈り暫くは、娘夫婦の玄関に義理っぽく飾ってあったのですが過日の突風でマストが破損、航行不能となってドック入り、完全に修復したのだが未だに“さくらじいドック”に係留中である。
製作に至る経緯は前述の通りなのだが、2009年になって会社の元部下がめでたく結婚する事になり、まあその贈り物と言うか本人の希望もあってマラバル号Ⅱ世を2009年11月に竣工し贈与するに至った。
以下はその時に製作したマラバル号Ⅱ世製作の経緯である。
カティーサーク購読時に添付されていた、この様な図面と製作写真と全体寸法の縮尺を参考にして製作した。
マラバル号Ⅰ世では江坂の東急ハンズで調達したのだが善通寺に移っての製作では当然乍ら東急ハンズはなく材料の全てを数軒のホームセンターをウロツキ調達した、田舎でも何とかなるもんだな~と。
索具や手すり、そして碇等の真鍮製部品についても真鍮管や真鍮釘を切り、叩き、ヤスリがけ、そして模型用ドリルでの穴開けと半田付けで製作した。
帆に関する材料として布生地、ロープそしてリング等は手芸用品店で調達する事になるが、ここは爺が一人で行ける店じゃないので女房と一緒に、しかも嫌々、女房に付いてきた感じで当然乍ら支払いは女房である。
但し製作は全て爺が、帆のミシンがけもです。
① 切り出した竜骨と形木に沿って薄板を張り付け完成後は形木を取り外し接着ボンドを
全体に塗布して固める。
② 甲板を張り居住スペースそして操船スペースと作って行く。
③ 塗装を施しながらマストを立てていく。
④ 艤装部品もこの様に全て手作り
⑤ 艤装作業も終盤
⑥ 竣工間近
⑦ 竣工
いざ!大海原へと乗り出した新婚さんも現在は2人の子持ち、目指すは共に白髪の生えるまで。因みに我が娘夫婦にも可愛い女の子が授かり今は小学2年生です。
最後に碇もこの様に真鍮釘を切り、叩き、削って穴を開け手芸の店で調達したロープを通す。
うう~む!満足である。