ブログ6月号、麦刈りのお話で農業シリーズは・・お終い!?と思っていたのですが農業法人・・正しくは農事組合法人と言うのだそうです・・こんな事はブログのお話では関係のない事ですがマタマタ法人の方から携帯に“さくらじいさん○○の西にある田圃3枚と北の1枚をトラクターつかってくれるかのおぉ~”
ええ!!私がですか・・“そうだよよお~練習したじゃあないですかボチボチで良いからやってほしいんじやがあ~”
んん・・特に予定はないし時間もいっぱいある、そして断らない主義のジジイなものですから“ほんじやまあ~ボチボチで良いならと”引き受けたのでした。
練習したじゃあないかってえ~・・2015年8月のブログでお話した「トラクターデビュー」の時ですから約1年前の事・・トラクターの使い方を覚えているかなあ~いやいやトラクターそのものが動くかなあ甚だ疑問??┐(´д`)┌ヤレヤレ
ここで写真を載せるのですが何せ気持ちの余裕もないものですから過日のデビュー写真を貼り付ける事にしました・・殆ど同じ格好です。
でも、このトラクターですが何時も見ると頭の中にあのフレーズが流れてきます。
(^^♪燃える男~のおぉ~赤いトラクター・・・てね。
どれどれギィアーの位置を確認してクラッチを踏んでエンジンを掛ける・・キュルキュル・・ドドド~ンン・・ボアッ!?と黒い排気ガスが出てヤンマーのディーゼルエンジンが無事に掛かりました・・・ドドドド・・クラッチを踏まないとエンジンは掛からないのです。
最初は解らずにあれれ??ここからのスタートでした。
さあ~て・・何せ取扱説明書が無いので半分は”こうかっ!なあ~?の世界です。
今は亡き義親父さんに教わった事だけが頼りです、だけど1回だけの教習だからなあ~
取りあえずは○○の西に在る田圃に行かなきゃあ始まらないと恐る恐るではあったけど実家の門を出て公道に・・・何せベテランはスピードを出してスムーズに行けるのでしょうが義親父さんに教わっていないのでノロノロスピードです。
後ろには車が迫って来るし信号を渡れば何とかなると・・・いっやあぁ~気を遣います。
側道に入れば交通量も激減ですから後はマイペースで現場に到着、道路から田圃への
進入は狭いし段差もあるし過日の脱輪が脳裏を・・・ユックリ・ユックリと入ります。
入って一息・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
さあこれからどうする!?やっぱり自信がありません携帯電話で法人の方に電話して・・“現場に来ましたがやっぱり最初は先生がいないとおぉ~誰か先生を”
そんな訳で1日目の午前中は法人の爺さんの立ち合いを得てトラクターによる田起こしを行ったのでした。
今回の作業は麦の刈り取りを終え野焼きした田圃の耕うん作業ですから下手でも良いのですね、多少のムラがあっても後に水が入って代かき作業をプロがやれば大丈夫と言う訳です。
それでも遊びじゃあ~ありませんし気持ちの余裕もありませんから作業写真を撮れないしブログに載せるから撮って欲しいなんて言えませんので今回は作業後の誰もいない時に撮った写真でご勘弁下さい。
でも何ですなあ~、ど素人の割には何か上手く耕せている様に思うのですが如何でしょうか。
手前と奥が実家の田圃で右奥は他の農家の田圃です写真の右下が進入路です。
反対側から見た田圃で手前が他の農家の田圃です。
ここは北側の田圃でここも実家の田圃になります。
義親父さんが汗水流して麦・米を作ってきた田圃ですが息子つまり義弟はサラリーマンで善通寺にはおりません、今では高齢化が進み農事組合法人として昔で言う部落の仲間が協同作業をしている訳です。
サラリーマンで生きてきた農業なんて知らないジジイですが・・やっぱりねえ~。
そうして7月に入りこの辺の水瓶である満濃池のゆる抜きがあって田圃に水が入りいよいよ田植えの準備です。
水が入った田圃をトラクターで代かきするのですが、この作業はプロじゃあなきゃできません、経験がないと危ないそうです。
一気に水が入って代かきが済むとこんな感じですがこの頃から雨降りが多くなります。
さくらじいはなにも出来ません、1日中ドドドとプロが運転するトラクターのエンジン音が自室で趣味作業をするジジイの耳に響いています。
この地に住んでトラクター・田植え機・コンバインそして草刈等のエンジン音が早朝からするのですが五月蠅く感じないのは何故だろう!?不思議な感覚ですね。
代かきが済んでいよいよ田植えの始まりです。
昔は各農家が種籾から苗を作っていたのですが今は農協の育苗センターから購入しています。
さあ~今年もさくらじいに苗運び仕事の依頼が・・”苗運びをたのめるかのお~”
農協の育苗センターで60枚の苗を積み込むのです、水を含んでいるのでそれなりの重さになると思うのですが他の皆さんも同様に軽トラで運んでいます。
重量もあるので慎重に軽トラを走らせて30分ほどで指定場所に到着。
農家の敷地に苗を下ろして並べます、この苗ですが全て田植え機に乗せられる様にトレーに育苗されているのです。
これって規格が決められているのでしょうメーカーの違う田植え機でもOK。
今年は1日1回で4日運びましたでしょうか、最後は空になった鉄製の棚を返却して作業終了です。
これで取り敢えず私の仕事は終わりです、次は稲刈の籾を農協のカントリーへ運ぶ仕事が入ってきますが秋までは法人の方から電話がかかってくる事はないでしょう。
田植えはプロの仕事ですから、さくらじいは自室の窓から他人事のように眺めているだけです、でも上手いもんだねえ~真っ直ぐに植えられていきます。
田植えが終わって農家の方も一息ついた事でしょう。
今年も夏がやってきました・・暑くなる予感が!?もう既に猛暑と熱帯夜の連続です。
┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・何時までつづけられるのかなあ~甚だ疑問ではありますが。