2016年8月から作り始めた後部胴体の製作ですが今回の操縦系統の製作で最終となり2017年は左主翼の製作を進めていくことになります。
2016年12月末時点での進捗写真です。
【Ⅺ】操縦系統 尾脚・方向舵(ラダー)・昇降舵(エレベータ)駆動機構
海軍航空技術廠の操縦装置胴体后部図面です。
実機後部胴体の操縦装置系統は操縦席の操縦稈、フッドペダルにワイヤーで繋がる構造となっていますがオリジナル金属ゼロはラジオコントロールですからサーボに繋がる事になります。
尾脚の引き込み機構について前回のブログで海軍航空技術廠図面を提示しておりますが実機は油圧によるオレオ機構となっています。
オリジナル金属ゼロでは油圧機構は出来ませんのでサーボによりピアノ線を介して上下させる機構にしています。
全体の動作系統イメージ図
サーボ固定板と配置図
サーボを胴体後部に取り付ける
上から尾脚・昇降舵(エレベータ)・方向舵(ラダー)の配置となっています。
尾脚駆動接手ユニット
尾脚駆動接手ユニットから0.8mmピアノ線で尾脚へ連結されています。
ピアノ線を尾最後部16番肋杙から出していますが後にエレベータ駆動稈シャフトとの干渉があり穴位置を上方に変更しています。
方向舵(ラダー)駆動系統
サーボから方向舵駆動稈に0.5mmワイヤーと0.8mmピアノ線を使用し中間にテンション用としてスプリングを配置しています。
方向舵稈からはワイヤーを2個の滑車を経由して中間スプリングに連結されている。
昇降舵(エレベータ)駆動系統
昇降舵駆動稈は左右の昇降舵翼2系統となっているので中間で1系統に集合させてサーボに連結するようにしています。
中間連結ユニット図
中間昇降舵駆動稈、シャフト、軸受、駆動稈板は全て真鍮で製作しています。
昇降舵 中間連結ユニット
昇降舵サーボから中間連結ユニットへは市販のロッドアジャスターMA型を使用しました。
下にある方向舵駆動ピアノ線との干渉がギリギリとなっています。
昇降舵中間連結ユニットから昇降舵翼駆動稈へはテンション用スプリングを介して 0.5mmワイヤーで繋げています
左から昇降舵駆動稈・方向舵ワイヤー案内滑車・方向舵駆動稈そして尾脚駆動ピアノ線となっています。
同部位を左斜め方向から撮影した写真です。
サーボから操縦系統の全体写真です。
使用したサーボとロッドアジャスターMA型
サーボは中国製と思われる格安サーボ@850.-ロッドアジャスター@350.-/2本入りです。
受信機と電池BOXそして電源SWは仮置きです。
電池ですが単三エネループを4本収納しているのですが重量が懸念されます、重量とPOWERの兼ね合いもありますが実装ではリチュウムが良いかもしれませんね。
送信機です。
送受信機は失敗のリスクもあるものですからJR PROPOの一番安い機種を模型屋のオヤジさんの勧めで購入したXG6型(¥14.700.-)です。
さあ~引き込み尾脚・方向舵(ラダー)・昇降舵(エレベータ)の動きを動画でお見せしましょう。
何せスタッフがさくらじい一人なものですから撮影技術・活舌の悪さ等についてはご容赦の程をお願い致します。
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