2017年2月11日土曜日

部屋の模様替えと創意無限??

 暖かい正月に今年は暖冬を期待したのですが2月に入り繰り返しやってくる寒波で雪が降らないまでも寒風吹き荒れ・・やっぱりなあ~2月の寒さは例年通りだ
(# ゚Д゚)・・・とジジイになると怒りっぽくなった様な気がして・・
イカンなあ~


 趣味ブログでも書きましたが狭くなった作業台を広くしようと思い立って自室の模様替えをしました。

 部屋の模様替えって案外楽しいもので69歳のジジイになるまで何回の模様替えをしたのだろうか、今回はそんな部屋の模様替えと創意無限についてチョットお話を致しましょう・・えっ!創意無限??

 大きくなって巣立っていった子供達が使った勉強机を今はジジイが趣味模型製作の作業台としているのですが縮尺1/10のゼロ戦ですから進捗するにつれて狭くなり何とかせねば!?と考えざるを得なくなったのです。


 こんな感じで子供達が使った勉強机を二つ並べて使っていたのですが、このままでは左主翼を作って組み立てるには狭くて出来ません。

 んん・・どうしたもんじゃろうのお~・・あっ!?これはNHK朝ドラ“とと姉ちゃん”が言うセリフだったか・・。

 今は“べっぴんさん”の主人公が言う・・何か!?・・なあ~
 何時の頃からかNHKの朝ドラを観るようになって( ^ω^)・・・ジジイになったと言うこと( ゚Д゚)・・かな。

 おっと、脱線してしまいました。
そんな訳で、この際だから部屋の模様替えをしようとなった訳です。

先ずは模様替えの結果写真つまりビフォーアフターのアフターですね。



この模様替えで使用した材料は全てホームセンターで購入したのですが。

一番安い板材と角材の輸入木材が数本と90cm×180cm×1.5cmのコンパネ(工事現場で見かけるコンクリートの型枠に使用する片面が黄色く塗装された合板)を2枚、他にコンパネのエッジ面を隠すためにヒノキの化粧材木・・これが高かった、@530円×3本で1,590円ですから、そしてコンパネの上に貼る床マット、これも一番安いやつです。

 結局のところ1万円弱の出費をしてしまい、ナケナシのお小遣いが消えてしまったのです・・(;´д`)トホホ。

 Windows Vista のパソコンもあるのですが設置スペースの関係で隣の部屋に移動です、まっ!?殆ど使わないので良いのですが・・女房が何と言うか・・ですね。

 その旧パソコンが無くなったスペースに安木材とコンパネで棚テーブルを作り写真の様に配置した訳です。

棚テーブルの図面です。


こんな雑工作でも3日かかってしまいました。棚と天板にコンパネから3枚とれるかなと思っていたのですが何と(*_*;2枚しか取れないことが判り結局、下段はスノコ状態となってしまった次第です。

 90cm×180cm×1.5cmのコンパネですが1枚の重量もそれなりにありますのでホームセンターから持ち帰るには実家の軽トラックを使用しないと無理ですね。

 棚テーブルの写真ですがコンパネの塗装色をそのまま利用しています。



 完成したゼロ戦組み立て作業台ですがコンパネ90cm×180cmの面積を確保できました。


 そして気になる扁額の様に掲げた「創意無限」、残念ながら自筆原本ではなく写真ですが、さくらじいが42年間勤め上げた会社の経営思想でありジジイからすれば長嶋茂雄さんじゃあないけれど“我が○○○は永遠に不滅である”と信じて疑わなかった思い入れのある社是とともに忘れる事はない言葉です。

『創意無限』

 NHKのプロジェクトXと言う番組で創意は無限なりと放映されましたので知っている方も多くおられかもしれませんね。



 この揮毫の写真が各営業所に掲げられる様になったのは1968年以降だと思いますが、さくらじいが入社したのは1970年ですから新入社員の若造が意識するなんて事はなかった創意無限・・この揮毫して下さったのは中島さんではなくて我が社を御贔屓して下さった方と社史に記載されています。

 やっぱりNHKのプロジェクトXで放映されて強烈にインプットされたと言うのが正直なところでしょうか。

 中島みゆきさんが(^^♪風の中のスバルㇽ~と歌うメロディーが頭を過りますがプロジェクトX 挑戦者たちの本にはこの様に紹介されています。

 中島は墨をすり、1枚の書を書いた。
 創意無限
 中島は言った。
 創意の実現には、無限の努力が必要です。諦めずにやりましょう・・・
 
 中島さん、とは当時の社長ですが我が社を贔屓にして頂いた医師の開業祝いにご夫婦で四国へ来られ当時営業マンだった、さくらじいが病院まで御連れしたのですが今でも記憶が蘇ってきます。

 いいなあ~( ^ω^)・・・

 前にも書きましたが歳を重ねたせいか時系列に関係なく色んな事が思い出されます、古稀を迎えようとしている、さくらじい人生の半分以上を占める“我が社”ですから又、お話をさせて頂く事に致しましょう。

2017年2月10日金曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦、 25/ 番外編 『さくらじい航空機製作所』

『さくらじい航空機製作所』

 何をとぼけた事を( ゚Д゚)!と言われそうですがオリジナル金属ゼロへの挑戦と言う事で1/10縮尺の零式艦上戦闘機二一型を市販のアルミ材を使用し右主翼から作り始めた訳ですが前後部の胴体そして前回の方向舵・昇降舵の操縦装置まで進捗し次は左主翼の製作をしましょう・・むむ!?・・製作スペースが足りなくなるぞ!!・・。


 そんな訳で製作スペースつまり作業台を広くする事にしたのですが、ああ~ついでに広くした作業台をゼロ戦組み立て工場に見立ててディオラマ風にしたら面白いかもと思う様になり自由人工房「さくらじい航空機製作所」と・・まっ!?ジジイの遊びですがね。

 そんなディオラマを思い立ったのも広島県呉市在住の友人から譲り受けた縮尺1/48のプラモデル(タカラトミー)でした。



 オリジナル金属ゼロへの挑戦、次のステップは左主翼の製作となるのですが暫くは桁の切り出し、小骨の切り出しなど地味な根気作業が続きますので作業に入る決断と言いますかそんな大げさな事ではないのですがイマイチ取り掛かりのトリガーがかかりません。

 ここでチョット気分を変えてジジイの遊び心を( ^ω^)・・・と言う訳です。
 
 そして工場の雰囲気を参考にしたのが戦時中の写真です。


 ふむふむ!?こんな感じに作れたら良いかな、工場??おお~名前がいるなあ~・・

 よし、自由人工房 さくらじい航空機製作所・・としよう。

 全てはジジイの戯言(*_*;・・です、ご容赦の程をお願い致します。


 海軍航空本部の取扱説明書に、それらしい絵がありました。


 先ずは木製の架台と主翼を取り付けるためのジャッキを作ってみましょう。

 図面はありませんので前述のタカラトミープラモデルを参考にして縮尺1/10図面を書くことにしました。


 胴体前部の木製架台


 胴体後部の木製架台、2台


 主翼架台 2台


 胴体前部架台を杉板材と白木材で製作しました。


 胴体後部架台の製作過程


 主翼架台を作って全ての木製架台の製作完了です。



 架台に塗装をして仮置きしてみました。



 次に主翼組み立て用のジャッキを製作します。

 4mmφと3mmφの真鍮パイプそして銅の平ワッシャを加工して組み立てジャッキの三脚を作ります。


 三脚の平ワッシャに真鍮製の6mmナットを半田付けして6mmのボルトを使用できる様にしました。

 左右主翼の組み立てジャッキ。中央下の黒いのが手本にした1/48縮尺のジャッキです。


 木製架台、主翼組み立てジャッキそしてゼロ戦本体の関係はこんな感じでしょうか。



 木製架台と組立てジャッキを完成させましたので次は工場敷地(作業台スペース)の確保です。

 使用していた子供机を動かしホームセンターで購入した90cm×180cmのコンパネを置けるようにして何とか自由人工房「さくらじい航空機製作所」の敷地を確保したのでした。

 ディオラマにのめり込むとエンドレスの泥沼に足を取られそうですから、ここははやる気持ちを抑えて徐々に・・徐々にそれらしくしていきましょう。

 工場建屋の天井桁らしき組木も作ってみました、この辺も徐々に・・。

 工場壁に掲げられた扁額「創意無限」これについては後日お話を致しましょう。




 次回からは左主翼の製作に入ります。

 左主翼では引き込み脚ユニットの組み込みが高難度のポイントになります。

 海軍航空本部 取扱説明書から抜粋 参考資料