2017年2月10日金曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦、 25/ 番外編 『さくらじい航空機製作所』

『さくらじい航空機製作所』

 何をとぼけた事を( ゚Д゚)!と言われそうですがオリジナル金属ゼロへの挑戦と言う事で1/10縮尺の零式艦上戦闘機二一型を市販のアルミ材を使用し右主翼から作り始めた訳ですが前後部の胴体そして前回の方向舵・昇降舵の操縦装置まで進捗し次は左主翼の製作をしましょう・・むむ!?・・製作スペースが足りなくなるぞ!!・・。


 そんな訳で製作スペースつまり作業台を広くする事にしたのですが、ああ~ついでに広くした作業台をゼロ戦組み立て工場に見立ててディオラマ風にしたら面白いかもと思う様になり自由人工房「さくらじい航空機製作所」と・・まっ!?ジジイの遊びですがね。

 そんなディオラマを思い立ったのも広島県呉市在住の友人から譲り受けた縮尺1/48のプラモデル(タカラトミー)でした。



 オリジナル金属ゼロへの挑戦、次のステップは左主翼の製作となるのですが暫くは桁の切り出し、小骨の切り出しなど地味な根気作業が続きますので作業に入る決断と言いますかそんな大げさな事ではないのですがイマイチ取り掛かりのトリガーがかかりません。

 ここでチョット気分を変えてジジイの遊び心を( ^ω^)・・・と言う訳です。
 
 そして工場の雰囲気を参考にしたのが戦時中の写真です。


 ふむふむ!?こんな感じに作れたら良いかな、工場??おお~名前がいるなあ~・・

 よし、自由人工房 さくらじい航空機製作所・・としよう。

 全てはジジイの戯言(*_*;・・です、ご容赦の程をお願い致します。


 海軍航空本部の取扱説明書に、それらしい絵がありました。


 先ずは木製の架台と主翼を取り付けるためのジャッキを作ってみましょう。

 図面はありませんので前述のタカラトミープラモデルを参考にして縮尺1/10図面を書くことにしました。


 胴体前部の木製架台


 胴体後部の木製架台、2台


 主翼架台 2台


 胴体前部架台を杉板材と白木材で製作しました。


 胴体後部架台の製作過程


 主翼架台を作って全ての木製架台の製作完了です。



 架台に塗装をして仮置きしてみました。



 次に主翼組み立て用のジャッキを製作します。

 4mmφと3mmφの真鍮パイプそして銅の平ワッシャを加工して組み立てジャッキの三脚を作ります。


 三脚の平ワッシャに真鍮製の6mmナットを半田付けして6mmのボルトを使用できる様にしました。

 左右主翼の組み立てジャッキ。中央下の黒いのが手本にした1/48縮尺のジャッキです。


 木製架台、主翼組み立てジャッキそしてゼロ戦本体の関係はこんな感じでしょうか。



 木製架台と組立てジャッキを完成させましたので次は工場敷地(作業台スペース)の確保です。

 使用していた子供机を動かしホームセンターで購入した90cm×180cmのコンパネを置けるようにして何とか自由人工房「さくらじい航空機製作所」の敷地を確保したのでした。

 ディオラマにのめり込むとエンドレスの泥沼に足を取られそうですから、ここははやる気持ちを抑えて徐々に・・徐々にそれらしくしていきましょう。

 工場建屋の天井桁らしき組木も作ってみました、この辺も徐々に・・。

 工場壁に掲げられた扁額「創意無限」これについては後日お話を致しましょう。




 次回からは左主翼の製作に入ります。

 左主翼では引き込み脚ユニットの組み込みが高難度のポイントになります。

 海軍航空本部 取扱説明書から抜粋 参考資料




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