オリジナル金属ゼロでは複雑なリンク機構としたために可動範囲が狭く失敗、今回は
マイクロサーボを2個使った可動機構を作りました。大日本帝国海軍 航空本部の取扱説明書 フラップ構造図
前回のオリジナル金属ゼロでは実機図面に忠実にと言う拘りで小骨まで再現する形で製作しましたが今回はラジコン機としての機能重視と言う事で小骨を省略し簡略しました。
可動機構を構築するにあたり実機図面を参考にしたが油圧駆動の槓桿(コウカン)はマイクロサーボを使用したリンク機構を連動槓桿はスプリングを使用して構築しました。
つまり着陸時の下げ動作はマイクロサーボによる押す動きで行い、戻す上げ動作はスプリングで行う。
右側
左側
マイクロサーボのリンクの槓桿検討・・1作目 没 不採用
マイクロサーボのリンク槓桿の検討・・2作目
極小幅の主翼に入れる事そして可動距離を多く得られる事を考慮しマイクロサーボ軸に
18mmφの銅ワッシャをかませる形を採用した。
主翼内にマイクロサーボを固定する
マイクロサーボからフラップ槓桿へのリンク金具の製作
フラップ槓桿の製作、左人差し指で大きさをイメージ頂きたい。
真鍮素材に半田付け、そして1.4mmφのマイクロビスをねじ込む。
フラップ可動機構の右側を完成する。
フラップ上げ状態
フラップ下げ状態
フラップの動きを動画で見て頂きましょう。
次に補助翼(エルロン)の製作に着手しました。
補助翼(エルロン)についてもラジコンとして飛ばす事を重視し簡易に作ろうと考えたのですがフラップの様な作りにするとボリューム感が無くなり又、ボリューム感をだそうとすると返って製作が難しくなってしまう為に実機と同じ小骨構造で製作する事にしました。
0.5mm厚のアルミ板から桁及び小骨を切り出します。
桁と小骨は切り欠きを作って嵌合させる方法で行います。
補助翼(エルロン)の桁と小骨
組み立てます。
仮組して形状の確認をします。
左側
右側
蝶番の構造です。これはオリジナル金属ゼロでの製作図で若干の違いはありますが概ねこの様な構造で作りました。
左右の補助翼(エルロン)を仮組しました。
次回は補助翼(エルロン)の駆動機構製作です。
補助翼(エルロン)の駆動槓桿位置の主翼幅は更に狭くなるのでマイクロサーボ2個による直接駆動リンクを作るには無理がある!??・・さて試行錯誤が必要の様です。
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