2020年8月26日水曜日

1/10金属ゼロ1号機 オリジナル金属ゼロの改修 主脚

   2014年7月からオリジナル金属ゼロへの挑戦として作り始めた縮尺1/10金属ゼロ1号機ですが出来るだけ実機に忠実に作ってそれをラジコン機として飛ばそうと欲張った考えが失敗を招き結果は中途半端でラジコン機として飛ばすには不満足な出来となってしまいました。

  2018年8月からRC 1/10金属ゼロを作るとして作った2号機は飛ばす事を目的に考え直して作った作品で満足な出来には程遠いのですが取り敢えず先月で竣工。

  全長は約810mm、主翼長は約1210mmの機体ですからね、それなりに大きくて中途半端な作品としてお蔵入りではジジイのメンツが立ちませんからセメテ飛ばなくてもディスプレイモデルとして完成させようと1号機の改修作業に着手しました。

  女房に“あんたが死んだらどうするの”と言われていますからね、まあ~女房にとってはゴミでしょうがせめて誰かに欲しいと思われる作品にして倉入れしようと言う訳です。

【1】主脚 タイヤハウスの再製作と引き込み機構の手直し

  製作過程の失敗①として日本海軍航空技術工廠の零式艦上戦闘機図面集を入手した事から図面に忠実に作りラジコン機として主脚の出し入れは主翼の骨格が完成してから考えようとした事です。

   つまり購入したリトラクターを後から無理やりにタイヤハウスに組み込んだためにタイヤハウス骨格が継ぎはぎだらけとなって強度が低下してしまった。

 と言う訳で先ずは主脚から手直しの着手です。

 外板をバリバリと剥がして主翼から主脚とタイヤハウスを取り外し新たにリトラクターの組み込み固定を考慮したタイヤハウスの製作です。

 1号機では主脚とタイヤハウスの整合性を送受信機によりサーボを動かす手間があって微調整に苦労しましたが今回はサーボテスターがあるので都度の調整を簡単にしてくれました。

リトラクター取り付を考慮したタイヤハウス型紙を作り素材である0.5mmアルミ板に貼り付けます。


  型紙に沿って切り出すのですが前処理として切り出した後の変形防止のために先にドリルを使って穴を空けます。


  型紙にケガキされたケガキ線に沿って鉄板でアルミ素材を挟み素材を折り曲げる事で金属疲労を起こして切り離します。


   切り出した部品素材を曲げ加工します。


  タイヤハウスにリトラクターを組み込み、そして主脚を取り付けて。


 サーボテスターを使って主脚とタイヤハウスの整合性を確認調整します。


  旧タイヤハウスを取り外した機体、次は左を取り外して作業を進めます。


  製作の過程は割愛しますが主脚右の組み立て完成。


  主脚左の組み立て完成。

 


 サーボテスターを使って動きの確認と微調整をします、この時点で出来る事は大きな進歩ですね・・・何でも道具だなあ~

 

  閉じるとこんな感じです。


  動きを動画で見て頂きましょう。



 ここで主翼に組み込む事になるのですが主翼のフラップ、エルロンのリンク機構を再構築して各小骨の補修を完了してから組み込む事にしました。

  今回はここまでです。

  次回はフラップの改修作業についてお話をしましょう。



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