2020年9月25日金曜日

さくらじい残日録 令和2年9月号

 


 今年の夏は暑かったですなあ~何せ連日35℃越えの猛暑でしたから、そして更に農事組合法人さんの田んぼ6枚が加わって実家の田んぼ6枚、合計12枚について水管理をさくらじいがやらなくてはいけなくなったのですから汗だくになってのグロッキー。

 晩酌では350mℓの発泡酒1本では喉の渇きが収まりません、そんな訳で発泡酒2本と日本酒0.8合が日常になってしまいました。

 退職し毎日が日曜日になり好きな模型趣味をして過ごしていた「さくらじい」でしたが、ご近所の農事組合法人さんから“手伝ってくれんかのお~”と頼まれて。

まあ~基本的に断らない主義のジジイですから“猫の手でも良いなら”最初は軽トラで運ぶ事から始まった農業のお手伝いだったのですが3人が高齢で亡くなったりして何時の間にか手伝い仕事が多くなって今年の夏は本格的に田圃の水管理をすることになったのですガ。

稲作は水稲と言うくらいですから常に田圃には水が入っていなければなりません、しかし実際にやる事になって知ったのですが水管理と言うくらいですからある期間は水が無い状態・・農家の方は田んぼを乾かして言いますが・・空にしたり又、常に水が入っていないといけない期間があったりと、中々に難しい事をしているのです。

 今回のブログ、興味は無いと思いますがそんな田圃の水管理仕事について受け売りですが知ったかぶりのお話をさせて頂きたいと思います。

 まあ~ブログネタが無くなって・・と言うのが本音なんですがね。

 この地図はさくらじいが担当する事になった田んぼでピンクがさくらじいの家で黄色の田圃が女房実家の田圃そして緑の田圃が今回さくらじいが水管理をしなければならなくなった他組合員さんの田圃です。

 この田圃を毎日グルグルと回って状態を確認して水が無くなっていたら入れると言う仕事をする訳です。



 水色の線が水路ですね、そして〇が水を入れる水口の位置を示しています。

 そんな田圃の水管理ですが常に冠水の時期には1日中グルグル回って11000歩から最も歩いた日で19328歩・・ひゃあ~(@_@)・・カンカン照りの35℃越えが多かった8月でしたからホンマにグロッキー・・農業っちゃあ~半端ないっす。

 農業用水路の殆どは弘法大師が作ったとされる満濃池から流れて来るのですが、さくらじいが猫の手アルバイトをしている農事組合法人さんの田圃にはこの水路から何か所も分岐して各田圃の水口に供給されています。


 まあ~似たような水口ですから代表的な水口を2~3か所お見せしますと。

 ここは上から見ても結構な高低差がある水路で、ええっいぃと水路の向こうに足を移して堰板を入れて、写真では右方に水を流します。


 そして分岐した水を田圃の水口まで溜め水口を開けて水を入れます。

 ここも高低差があって、ジジイ膝をついて下に降りて水口を開ける。

 いやぁ~72歳のじじいがやる仕事じゃあないなあ~・・と思いながら・・何時までやれるかなあ~・・と。


 こんな危ないところは少ないのですがね。

 こんな水口とか、ここは折角入れた水が水口から漏れてくるので・・この野郎(# ゚Д゚)と言いながら水漏れを防ぐ努力をする訳です。

 ここは水路を堰き止める様に板を入れて右の水路に水を導入するのですね。

 まっ!こんな水路の堰き止めと水口の開け閉めだけの簡単な仕事ですが如何せん35越えのジリジリ照り付ける太陽直下ですからねえ~何回も繰り返しますがグロッキー(@_@)


 真ん中に在るのが我が家です。


 雨が降れば、その日の水入れはしなくて済むのですが天は思い通りにしてはくれず、そんな期待も外れて・・しゃあない!!行ってくるかあぁ~・・そんなもんです。


 そんなグロッキーの毎日も暑さ寒さも彼岸までやっと涼しくなってきました稲も首を垂れて稲刈り間近を知らせてくれます、田圃もそろそろ水入れをやめて乾かす段階にきました。


 それにしても曼殊沙華、彼岸花、彼岸の時期には忘れることなく咲いて、植物って凄いなあ~と感心してしまいます。

 そろそろ稲刈りが始まります、じじいの苦手な超狭い畔に入れる軽トラ・・これもカナワンなあ~安全管理を徹底させられた民間人としては堪らん(# Д)

 そうそう水路もそうですが畦道にも危険トラップがいっぱいなんですよ。

 今回は田圃の水入れと、稲刈りが始まりますのでショートストーリーとなってしまいました、中身がなくてすんませんです。。


2020年9月24日木曜日

1/10金属ゼロ1号機 オリジナル金属ゼロの改修 フラップ

 前回は主脚の改修作業のお話しでしたが今回はフラップの改修作業についてお話しをいたします。 

 これは1号機で作った主翼操縦装置であるフラップとエルロンを駆動するサーボと中間リンク機構ですが何と言うのでしょうか拘りと凝り過ぎ構造にしたために失敗となった写真です。

 右上がフラップのサーボそして左側にあるのがエルロンのサーボです。


 サーボからスプリングによるテンションをかけたワイヤーで中間リングを動かし、そしてロッドを介してフラップ駆動リンクを動かす、つまり中間構造が多すぎてサーボの角度を正確に伝えるだけの加工精度がない、この事が失敗した原因になっています。

 右側フラップ


 左側フラップ

 今回の改修ではサーボ回転角度を直接フラップ駆動桿に伝える単純構造とする事にあります。

 外板を剥がし旧サーボ機構の全撤去を行います。


 8番小骨(リブ)をサーボ固定金具として作り変えます。


 イメージし難いですが、こんな感じで取り付ける事ができました。


 サーボとフラップ駆動稈はフレキシブルロッドで繋ぐのですがフレキシブルロッドの動きを模擬的な油圧の動きにしてピストンを押す構造としました。


 写真の様に真鍮パイプを使用して模擬油圧ピストンを制作。


 海軍航空本部の取扱説明書では作動筒と言う名称で説明されています。

 右側フラップ 

 左側フラップ

 こんな感じのダイレクトドライブと言うのでしょうかシンプル構造で構築できました。

 百聞は一見に如かずと申しますが静止画説明を動画にしましたので観ていただけたらと思います。


 次回はフラップに続いてエルロンについてもサーボダイレクトドライブと言うシンプル構造で改修作業をします。