今月は左右エルロン(補助翼)の製作と主翼への取り付けです。
先ずは何時もの百聞は一見に如かずの動画から観て頂きたいと思います。
動画公開していなかった1号機・2号機では製作工程について詳細な記述をしていたのですが動画公開で概ねの説明に足りると思い3号機では簡素な説明にしたいと考えておりますのでご容赦の程をお願い致します。
エルロン(補助翼)製作に関しては帝国海軍航空工廠の抜粋された図面と航空本部の取扱説明書そして市販されているゼロ戦に関する出版図書を参考にしております。
主翼構造のイメージを確認、桁・フラップ・エルロンの位置関係等です。
エルロン(補助翼)の全体イメージとリブ形状のイメージを得る。
製作図とまでは言い難いですが、これを構造の組み立て参考図に使用しました。
縮尺1/10の作図によりエルロン桁の寸法と形状そしてリブの嵌合位置を決定します。
縮尺1/10で作図していますので、このリブを厚さ0.5mmのアルミ部材に張り付けて切り出しました。
左翼側のエルロン(補助翼)下面に羽布を張りました。
同様に右翼側のエルロン(補助翼)です。
左翼側エルロン(補助翼)の上面に羽布を張ります。
右翼側エルロン(補助翼)の上面にも同様に羽布を張ります。
エルロン(補助翼)を主翼本体に接続し羽布を張ってしまうとリンク(槓桿)との兼ね合いが生じるものですから先にリンク機構の一部を制作しています。
常に全体とのバランスと言いますか整合性を確認する必要があり前部胴体を仮組しています。
左翼側エルロン(補助翼)の出来が悪いので一部やり直しています。
先に記述しましたが参考にした帝国海軍航空工廠の図面は研究報告書の図面で更に抜粋であり又、製作図ではないので図面の無い部分については航空本部の取扱説明書及び市販の刊行雑誌を参考にして多分に想像して製作しています。
と言う訳で実機とは似て非なるものとなってしまうのは否めずご勘弁下さい。
次回はエルロン(補助翼)を動かすリンク機構の構築を行い主脚の製作へと進めて参ります。
では次回まで御機嫌よう
0 件のコメント:
コメントを投稿