2022年10月29日土曜日

1/10金属ゼロ3号機 エルロン(補助翼)リンク機構の構築

   操縦装置のうちエルロン(補助翼)を動かすリンク機構を構築し、そしてサーボによる動作までの製作報告です。

 現在の進捗写真から

 そして何時もの動画です。

 百聞は一見に如かずと申しますから動画の公開で再度ブログでの報告は不要ではないかと思うのですが、まあ~さくらじい残日の記録として書いて参りましたから竣工まで続けたいと思っています。

 エルロンのリンケージですが1号機・2号機では左右のサーボによるダイレクトドライブと言うのでしょうか2個のサーボを使って製作しました。

 今回は1号機・2号機で諦めた実機に少しでも忠実な構造の再チャレンジです。

 と言う事で先ずは帝国海軍航空工廠の図面と航空本部の取扱説明書にある図面から。



この2枚の図面で操縦桿による左右の動きを一つの操縦槓桿と連動槓桿そして補助翼の槓桿へと接続されています。

 今回は操縦桿になるサーボ1個によってエルロン(補助翼)を動かしてやろうと言う訳です。

 操縦桿になるサーボを主翼中央の後縁に固定しました。


 このサーボの動きは操縦桿の動きと逆になっています、つまり操縦桿を右旋回側に倒すとサーボは左に回転します。


 左翼中間にある操縦槓桿は押され補助翼連動槓桿はひかれて補助翼は下がる方向に動きます、つまり左翼が上昇して機体は右に傾きラダーの右旋回により機体は右旋回となる。

 同様に操縦桿によるサーボは逆向きな動きで右翼リンク機構に連動しエルロンは上向きとなって右翼は下降する。


 上手を元に製作図を描きました。


 中間の操縦槓桿(左)

 補助翼連動槓桿


 左翼側ですが、こんな感じです。

 中間にある操縦槓桿ですがサーボ用のリンク部品を用い軸と軸受けに真鍮パイプを使う事で殆どガタの無い仕上がりになりました、これは思いのほか上手くいったと思っています。

 YouTube動画視聴者の方からリンケージのガタが心配ですとコメントを頂きましたが今回は上手く出来ました。


 さて次回はタイヤハウスの製作と主脚の製作に入っていきます。

 では皆様ご機嫌よう( ^ω^)・・・


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