2015年8月17日月曜日

トラクター・・デビュー!?と晴耕雨読なんてね


 突然!!の写真で失礼致します・・・見た目は農業のprofessional ??


 サラリーマンの三男坊として生まれ育ち、私も親父と同じ民間企業のサラリーマン稼業で飯を食い凡そ農業とは縁のない人生を送ってきたのですが定年になって女房実家の畑を終焉の地と決め、根を下ろすに至った話は先のブログでさせて頂きました通りです。
 この地域(自治会)の9割は農家なのですが我が女房実家も米、麦そして野菜類で代々生計を立ててきた農家なのです。
 日本の農業で危惧されている後継者不足ですが後継者が居なくて休耕田が増加する現状はこの界隈でも同様で労働力の高齢化によるものなのでしょうか数軒の農家が集り法人組織となって3年目、実家もそのグループに入っているのです、しかし義親父さんも86歳の後期高齢者、農業には定年は無いと言うものの、いよいよ共同作業ももう無理と自覚してからは法人の皆様にお任せ状態になっています。
 今年も麦の収穫を終え田植えの始まる6月の中旬になって法人の方から人が足りなくて手伝ってくれ~と言う要請が女房を介してあり、農業ど素人の私に出来る事ならばと引き受ける事にしました。
 内容は、JA育苗センターから苗を運んでもらいたい・・と言う事なので。
 そんな事なら・・と実家の軽トラックを運転して田植えが終わるまでの数日間を4往復して運んだでしょうか、まっ!義親父さんの影武者と言ったところですかね。

 田植が済んで暫く経った土曜日に法人の方から“足洗をするから参加しませんか”とお誘いが??
一段落したしたところでの懇親飲み会と言う事でしたので根っからの酒好きですから勿論、少ししか手伝いをしていないのに~と言いながらも二つ返事で参加したのです。
久し振りの飲み会と言うこともあって生ビールから日本酒に変ってからでしょうか酒量も増えた勢いで調子に乗り“トラクターの練習をしてみましょうかねえ~”・・・・!?
 気が付いたらベッドの上で寝ています??そうだあ~、車で送ってもらった記憶が、そしてトラクターの練習!?ああ~そんな事を言ったなあ~と・・・。
 当然ですが女房には怒られまして!!
 言った事は実行しなくっちゃあ~例え酒の席での話でもね!と言って憚らなかったサラリーマン人生、毎日が日曜日となった自由人生活でも違える事の後ろめたさが沸々と、武士に二言はなし。
 やってみるか!?・・となった訳です。
 そうして義親父さんのトラクターを借り、教官は勿論おやじさん、たまたま今年は休耕田とした法人の方の田圃を練習場にして40の手習いならぬ67の手習いを実行したのでした。


 雑草が茂ってしまった田圃でしたがトラクターでの耕運作業でご覧の通りに綺麗になりましたが義親父さんが言うにはもう一度やらないとイカン・・らしいです。
 実は実際にトラクターを使って耕運作業をする証拠写真を撮りたかったのですが義親父さんの指導の下、作業を開始しトラクターのエンジン音が響き渡ると、ご近所の方が5名ほど来られて、ど素人が運転する姿を見て“大丈夫かあ~!?と義親父さんと話をしています。
 いっやあ~参ったなあ~、そんなギャラリーの見守る中での練習となったものですからとても記念の写真撮影なんて出来ませんでした。
 そんな訳で練習が終わり実家で泥だらけになったトラクターを洗車してからの証拠写真となってしまったのです。
 何れにしても、ご近所さんに御披露目をしてしまいましたので今後の応援要請には応じなければならなくなった!?と言う事になるのでしょうね。
 早いもので、この地に来て10年、農家の方々が働く姿を、そして少しだけ義親父さんの手伝いをしたこともあって農業と言う仕事の労働を見て知っていましたから農業をやるぞお~なんて軽々しく言えません、せめて50歳台ならまだ体力もあるでしょうが67歳の手習いじゃあ~とても無理、無責任な事は言えないです。
 実家の長男(義弟)が定年になって実家に戻るまでの中つぎが出来れば良いかな、とは思っているのですが。


家の裏庭風景ですが法人の稲が大きく育っています、遠くには金毘羅宮のある大麻山(象頭山)そして手前がこれまた、竹の伐採に苦労する実家の土地がある磨り臼山が見えます。
 67歳の私が若い方ですから・・・これからの農業はどうなるのでしょう。
 サラリーマン人生しかしらないジジイが無責任な事は言えませんね、せめて多少なりとも手伝える程度の事は協力していこうと思ってはいるのですが・・・。

 退職し自由人となったら家庭菜園もして・・何て偉そうに飲み会で公言したお調子者、さて現状はと言うと専ら女房と実家の爺さん婆さんが畑仕事をして、さくらじいは食べるだけ。
 と言うか、爺さん婆さんとは言えプロですからね、戦力外のさくらじいとしては自分の意志で作業は出来ません。
 つまり家庭菜園も女房の要請で、お手伝い程度となっているのです。
 最近ですが義親父さんが転んで入院したりしたものですから取扱説明書を見乍ら管理機(小型の耕運機)を使って小規模区画の耕運作業をする様になりました、これはギャラリーがおりませんので女房にシャッターを押させてパチリ。



 如何でしょう!使用する事、5回くらいでしょうか、もうベテランの領域に!?近づいて来ましたので要請があれば“ハイよう~”と機嫌よく応じている次第です。
 家庭菜園では今夏は茄子・胡瓜・トマトとまあ~一般的な野菜を、そして実家の爺さんは季節の野菜、今は小菜(大根の若芽)・ジャガイモ・サトイモ等を婆さんは好きな花を作っていて農協の産直ふれあい市場に出しています。
 まあ~原価計算なんて考えない様ですから儲かってはいないでしょう・・ここまでくると趣味の領域ですね。
 女房も最近では売れる事の楽しさ、売れ残る事の口惜しさを知ってしまったせいか日中は殆ど家におりません。
 今までこの畑にいたのにと行くともういません、別の畑で草むしり、夏の日中は仕事になりませんから太陽が斜めになった夕方からの農作業、帰って来るのは19時頃でしょうか。
 さくらじいは我慢できませんから、さっさとシャワーを浴びて350mℓの発泡酒と日本酒で晩酌をしながら帰りを待つ訳です。
 やっぱり蛙の子は蛙・・とは、納得です。

 春先の写真ですが「苺」


 左の棚は胡瓜です、真ん中は小菜(大根の若葉)奥には花が


 これはスイカですが・・今は朝と昼に毎日でてきます、もう水替わり!?


 大きい葉がサトイモで手前はシソですね。


 トマトですが過日の台風でグチャグチャに、そのままですが実はなります。


 茄子の棚ですが、これも台風で倒れ!さくらじいの仕事ですから起こして撮影。


 季節によって千変万化しますが、義親父さんがキャベツの種を蒔こうとしています。
 
 退職して毎日が日曜日の自由人生活、晴耕雨読で・・・なんて言うは易し行うは難しと申します、正にその通りでございまして響きは良いけど実行となると中々に厳しいものがあります。
 何と言っても農業に関しては素人のマスオさんジジイですから。

2015年7月14日火曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 10/  キャノピーの製作

Ⅳ】胴体の製作 1/

【Ⅳ】-1 キャノピーの製作

 完成写真


 模型趣味仲間の友人が言います・・キャノピーはどうやって作るの!?

 模型作りの手順としては右の主翼を完成し左主翼を完成し、それから胴体作って、と進めて行くのが普通かと思うのですが何せ「オリジナル金属ゼロへの挑戦」しかも最終的にはラジコンとして竣工させ飛ばそうと言う、ど素人には無謀な挑戦ですから製作に困難と思える部分から作り、その困難ハードルを越える事でゴールが見えてくる、そんな風に考えているのです。

 と言う訳で友人が心配するキャノピーを作ってみる事にしました。

 キャノピー(Canopy)何でもインターネット検索で・・と言う訳で、その意味を調べると航空機等の操縦席の風よけの覆い、主に透明なアクリル樹脂や強化ガラス製のもの、と記載されています。

 プラモデルやラジコン飛行機等を趣味とされている方には日常語であると思いますが海軍航空技術廠の研究実験成績報告書にある零式艦戦図面集成では「遮風装置」と表記され前面部分を風防・中央部を天蓋中央部・後部を天蓋後部と説明しています。

 海軍航空本部編集の零式艦上戦闘機 取扱説明書では座席装置と表題があり風防として項目を表記し前面部分を遮風板・中央部を移動風防・後部を風防後部と説明しています。

 つまり用語の統一がなされていない!?何やら当時の縄張り意識みたいなものを感じてしまいますね。

 では海軍航空技術廠の要領図は


 海軍航空本部の取扱説明書は


 遮風装置要領図で、この投影図が1/20となっていて、20枚の図面があるのですが購入した図面集ではこの1枚(投影図)しかありません。

なので1/10縮尺の投影図を書き次に展開図を書くところから作業を始めました。

 友人が心配したのは曲面のガラス窓はどうするの!?と言う疑問からだと思うのですがその友人がモデラーの世界ではヒートプレスと言う手法があるらしい?と情報をくれましたので早速インターネットを検索。

 いやあ~!!驚きです、ペットボトルを材料としてヒートガンつまりヘアードライヤーの熱源を強力にした工業用熱風送風機を使うのですが。

 何と!動画もありまして・・正に感動ものですね、ペットボトルの中にキャノピー型を挿入しヒートガンで熱風を当てて行くと見る見る収縮して型枠にピッタリ張り付いていくのです。

 これかあ~目から鱗とはこう言うこと!?先人のオタク様・・有難うございます。
 早速、ヒートプレスなる手法を真似てトライしてみましょう。

 えっ!ヒートガンはあるのかっ?そんな物ないですからヘアードライヤーを使ってやってみます。 興味のある方はヒートプレスをキーワードにインターネット検索を。

 型枠の製作をしましょう。

 遮風装置要領図のA-A断面、B-B断面、C-C断面そしてD-D断面の紙型を作り
紙粘土を素材としてキャノピー型つまりモックアップの製作をしました。


 木材と型紙を使いキャノピーの縮尺1/10型枠を作りました。

 接着に木工ボンドと窓枠を書いた紙を貼って解りやすくしたつもりだったのですが何とこれが裏目に出てやり直す結果になるとは。

 型枠と型紙そして小学校教材の紙粘土



 型枠の中に紙粘土を詰め込み型紙を当てながら成型をする。

 ここで失敗談①ですが紙粘土の水分で木工ボンドが解けて型枠がバラバラにそして窓枠を書いた紙も糊が剥がれて紙粘土を固定する事が出来なくなった。


 バラバラになった型枠を耐水性・屋外仕様のセメダインPM165-R接着剤を使用して再作業をおこなった。



  失敗談②ですが
(1)  当然ですが紙粘土は水分を多く含んでいますから乾燥すると縮むのですね、なので 縮んで完全に乾燥したモックアップに再肉盛りを数回繰り返し実施する必要がある。
 
(2)  寸法通りのモックアップにするとヒートプレスしたプラスチックに余裕がなくなり後処理が難しくなる。作り直しをする根気が無く今回は続行してしまいました。
 
(3)  ヒートプレスしたプラスチック部品の完成度は当然ですがモックアップの精度に影響しますので平らなところは平らに磨き込む必要がある、つまり手を抜くと正直に完成品の精度に反映される。


 窓枠展開図 (風防)海軍航空技術廠の要領図での用語を用います


 窓枠展開図 (天蓋中央部)

こで発見したのですが開閉させる意味で摺動(しゅうどう)ス、と書いてあるのですが

図面では躍動(やくどう)スと書いてあるのです・・?

 窓枠展開図 (天蓋後部)

窓枠展開図を貼りモックアップの完成


 ヒートプレス作業

 ペットボトルの底と口部分をカッターで切り取り中にモックアップを入れヘアードライヤーで熱風を吹き付けるとペットボトルが見る見る縮んで張り付いて行く。


 こんな感じです


 冷えるのを待ちカッターナイフで余分な部分を切り取って完成させる。

 コツとしては写真の様にペットボトルの内径に隙間なくギリギリに下駄を詰め込み熱風を当てる事でしょうか隙間が在り過ぎると縮んでも密着して張り付かない事になります。



 何回も失敗してペットボトル飲料水を計10本は飲んだかなあ~


 展開図により0.2mmアルミ材から窓枠(アルミサッシですね)を切り出しモックアップに重ねられたプラスチック窓に両面テープを使って貼ります。


 前面の風防にも同様にアルミサッシを貼り付けたのですが天蓋部分の曲面は旨く行ったが前面がプラスチックの凸凹で如何とも歪みが気に入らないなあ~


 と言う訳で前面はアルミサッシを折り曲げて作り強度を持たせ平らなプラスチック板をガラスの如く貼り付ける方法に変更する事にしました。


 ヒートプレス成型のプラスチックは後部のみとし前面は窓枠展開図で0.2mmアルミサッシを切り取って折り曲げて作成した。


 歪んだ前面ガラスウインドウ風防(右と)変更後の風防(左)


 如何でしょうか拘りのウインドウです。
 

 天蓋中央部 摺動ス・・・そして移動風防 

 0.2mmアルミによる本体側摺動(移動)レールと天蓋中央部の摺動(移動)金具の製作。



 完成写真



 ご参考:取扱説明書には前面の3枚と中央の前側面の2枚が強化ガラスであとはプレキシ硝子となっています、このプレキシ硝子ってアクリルガラスの事なんですね。

 この時代にアクリルが有ったなんて驚きです又、前面の強化ガラスも・・昔の窓硝子って歪んでいましたよねえ~!?ゼロ戦が使用した強化硝子ってどうだったんだろう??
 でも明治維新から僅かしか時間が経っていないのに日本人って凄い!!

 次はエンジンカウリングに挑戦するつもりですが果たして8月号に公開できますでしょうか。

 正直なところは・・・甚だ疑問!?と本人は思っているのですが。