[Ⅲ] 右主翼の製作
製作順序としては主翼桁を作り、小骨を作り順次組み立てて行くのが順当な方法と思うのですが前回の失敗を教訓に主翼を構成するフラップと補助翼そして折り畳み翼先端から作っていく事にしました。
つまり先に作ったフラップや補助翼を都度仮組しながら翼本体を作る方が失敗を最小限にすることが出来ると気が付いたからです。
Ⅲ-1 フラップの製作
海軍航空工廠の図
1/10 製作図
型紙の製作
フラップ アルミ板、平板と小骨0.3mm、桁0.5mm、蝶番3mmφ真鍮
重量12g/1枚 接着剤を使用 Mr.JUST(GSIクレオス)
Ⅲ-2 補助翼の製作
海軍工廠の図
1/10 製作図
余談です、女房がコーヒーをこぼしてしまったのですが怒らずに、かまわんよ!
型紙と型木の製作
補助翼 アルミ板 小骨0.5mm 他は全て0.3mmを加工して使用
型木は前縁部の曲げ加工に使用した、切り欠けの部分は0.2mmのアルミを両面テープにより貼り付けて行っている。
重量 15g/1枚 接着剤を使用 Mr.JUST(GSIクレオス)
桁に小骨を取り付けていきます、蝶番のところは後で主翼本体に取り付けられる様に工夫しています。
やはり加工は難しいですね、精々頑張ってもこの程度の仕上がりが限度ですね。
Ⅲ-3 折り畳み先端翼の製作
1/10 主翼端寸法図、海軍工廠の図は先のブログに掲載しています。
同、小骨の寸法図
型紙と型木の製作
折り畳み先端翼 アルミ板 小骨0.5mm 翼形辺縁は0.3mmφのアルミパイプ゛を加工して使用
型木は辺縁部の曲げ加工に使用し、曲げ後にパイプをつぶして平板になる様にしています。
重量 6g/1枚 接着剤を使用 Mr.JUST(GSIクレオス)
補助翼との接合部分はこうなります。
大体こんな感じで製作を開始しました。
説明し難いので省かせて頂きましたがアルミ板に型紙を使って線描きし切り抜く作業が専用工具や技術のない素人にとっては最も難しく精度や完成した時の見栄えに大きく影響してしまいます。
まあ、この辺は試行錯誤して失敗を繰り返しスクラップの山を築いてしまいますが又、この試行錯誤が何とも面白い!
机に向かって背中を丸めブツブツ言いながら作っている様はきっと異常に見えるかもしれませんね。
次回から主翼の製作に入っていきます。
又、アルミの切り出しについてはもう少し熟練してきましたら報告致しましょう。
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