停年退職し毎日が日曜日になって、さあ何をしようかと考える時、家庭菜園や植木の剪定等と言った凡そサラリーマン時代には考えもしなかった事が安直に頭を過るのですがイザやろうとすると体力のなさや植物に関する知識にハードルの高さを感じてしまいます。
年金暮らしになって少しでも自給率を上げる為に、なんて大義めいた事を言って始めた家庭菜園ですが野菜、果物造りは専らが女房殿の仕事、我がさくらじいは庭の植木剪定が担当と言うことで素人剪定していたのですが親戚から頂いた松を2本とも松くい虫にやられて枯れさせる始末。
昨年は定員オーバーで参加できなかった善通寺市主催の「庭木の剪定」講習会に今年は女房と2人で参加できる事になり4回に渡って受講する事が出来ました。
勿論、受講料は無料です。
親戚から頂いた格好の良い松でした、松くい虫にやられて今は在りませんトホホ!です。
もう1本、小ぶりでしたが錦松も枯れさせてしまいショックでしたねえ~、見様見真似、門前の小僧ではダメだ!!実感です。
そんな失敗もあって無料剪定講習を狙っていたのですが善通寺市広報で女房が見つけ応募したと言う次第です。
今回は講習会の紹介と受講して早速、作業した我が家の庭木、ビフォー・アフターについて、お話をさせて頂きましょう。
『庭木の剪定・基本とコツ』善通寺五岳の里市民集いの丘公園
第1回 基本とコツ
第2回 緑や樹形を楽しむ樹種の剪定
第3回 花を楽しむ樹種の剪定
第4回 果実を楽しむ樹種の剪定
第5回 高松 栗林公園、プロの剪定を見学
隔週(水)午前9時30分~11時30分 2時間
参加者はヤハリ第一線を退いた60歳以上の方々で男子は私を含めて3名、他は妙齢の御婦人方が37名ほどでした。
話は少し外れますが25歳になる昭和45年に高松営業所に転勤となり始めて香川県に赴任したのですが、ああ!この時代は岡山県の宇野港から国鉄の連絡船に乗り高松港(国鉄・高松駅)に入るルート(国鉄の宇高連絡船)でした、船上のうどんが何故か美味かった。
宇野駅に着くと連絡船が横付けされている乗り場に向かって乗客が一斉に走り出す、何も知らない若者にとっては何事か!と驚いたのを思い出します。
乗船すると2等客室は枕を確保してゴロ寝する乗客が客室の角から一杯になって真ん中辺くらいしか空いていません、なあ~る程、席取りに皆、走ったのかと知ったのでした。
そんな驚きがあってから四国四県を活動地域として勤務するのですが香川県を社有車で走った時に今まで見てきた風景とは違うなあ~と感じたのがポコ・ポコと低い山が点在する景色でした。
そんな奇異に感じた山ですが善通寺市に在るポコ・ポコの独立峰が連なった山の総称が五岳山(香色山・筆ノ山・我拝師山・中山・火上山)で、その筆ノ山の麓に五岳の里市民公園があるのです。
インターネットから絵を拝借
まあ、夫婦そろって真面目に第4回まで受講、第5回の栗林公園(善通寺市の無料バス)も行きたかったのですがホンマに野暮用があって欠席。
受講はコピー刷りのテキストによる講義と五岳の里市民公園にある植木を剪定する実習でした。
実習は先生が“この様に揉みあげて、この枝を剪定して透かす”等と言い乍ら手本を見せてくれて後に受講生がそれぞれ持ってきた剪定鋏でパチパチとやる。
まあ、こんな感じの講習会でした。
第1回目の受講ですが9時30分始まりを9時始まりと勘違いして早く着き過ぎで受講生は疎らですが9時30分には参加者全員が出席!やっぱり団塊世代だなあ~
五岳の里市民公園の管理棟に在る講習会用の教室です
第2回目は「緑や樹形を楽しむ樹種の剪定」と言う事で松の手入れが講義の大半を占め野外実習も予定にあったのですが生憎と冷たい雨の日となり2時間のテキスト講習だけでした。
松は俗に金食い虫と言われるほどに手入れをしないとボウボウとなってしまい先生、曰く、暴れまわってしまう。
何処の家でも植木屋さんに頼むのが一般的の様ですがお金が掛かってしまう庭木だそうです。
やっぱり格好良い松が自分家の庭に在る・・これって男のロマンかなあ~
第3回目と4回目は好天に恵まれて全て野外実習がメインとなりました。
先生が先ず、お手本を
ハイ!では順にやってみて下さい
これは楓?だった、かなあ~
これは??まきの木、いやどんぐり?こう言う葉っぱの密集している木は、この様に透かして。
大体、こんな感じの講習会でした。
そうして我が家の暴れまくっている庭木の剪定を実践・・忘れんうちに!!
先ずは我が家で残っている松の剪定を・・うう~ん、イマイチ違いが判らないかも
ビフォー
アフター
次は、どんぐり・・これは大胆にパチパチと剪定してみました。
ビフォー
アフター
まきの木です
ビフォー
アフター
カリンです
ビフォー
アフター
この他にもあるのですが長くなりますので手前味噌報告はこの辺で終了とさせて頂きます。
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