主脚覆いの組み込と左右主翼を連結させる
さくらじい航空機製作所6月1日の進捗状況写真です。
主脚収納時の覆いを取り付け左右主翼の連結を完了しています。
覆いは主脚の動きに連動して開閉する構造であり今回は下記(海軍航空技術工廠)図面の左に在るタイヤハウスと蝶番で繋がる覆い(大)を製作し実機と同様の構造に拘りました。
海軍航空本部のゼロ戦取扱説明書にある組み立て図
覆いはタイヤハウスと蝶番で接続され更にタイヤハウス天板に蝶番構造で取り付けられた動作片とピアノ線で連結される構造となっている。
開状態
閉状態
タイヤハウス天板の曲面加工・・過日のへらシゴキです。
この辺の加工が何とも・・・( ゚Д゚)・1個なら良いのですが同じ物を2個作るとなると厳密には不可能ですね。
木型を作ってから合わせてゴシゴシとシゴクと良いのでしょうが中々、根気が続きません。
組み込み受信機を接続して動作確認をするのですが中々上手く閉まってくれません。
むむっ!?・・うう~ん(*_*;の繰り返しでついに(# ゚Д゚)があぁ~我慢・我慢・・どこがダメなのかなあ~根気の勝負で試行錯誤が続きます。
引き込みモジュール(リトラクター)を微妙に調整。
左主翼を妥協して次に右主翼へと作業を行うのですが・・・。
ありゃあ~蝶番が・・・( ゚Д゚)
左主翼に使ったのと同寸の蝶番がありません・・ホームセンターで調達です。
そうなんです!?蝶番はホームセンターに在る住まいのパーツを使います。
さあ~左右の主翼を正規の位置にして同時に引き込む試験をしました・・が
あれれ!?上手くいったと思った動きが・・と言うか主脚の重さで引き込み力がイマイチで覆いの閉が中途半端です・・ん!?むむう~
取り敢えず妥協し左右の主翼を連結させて、それから又、試行錯誤を続ける事にして。
ここまでは左右の主翼は連結されておりませんでした。
上反角 海軍航空技術工廠の図面から 傾斜1/10で連結板を製作する
主翼上反角 傾斜1/10の図と前桁、后桁の連結板図
左右の前桁、后桁を連結板で挟み数本の1.4mmボルト・ナットで固定する。
左右主翼の連結に際しては以後の作業をし易くする事を目的に新たに木製置台を制作しています。
木製の置台は主脚及び覆いの可動を妨げない様にしています。
この状態で主脚の引き込み動作を繰り返しながら試行錯誤の始まりです。
覆い動作片・覆いと動作片を繋ぐピアノ線そして覆いの蝶番位置、この辺の寸法と位置が微妙に干渉し作り直しと調整の繰り返しです。
いよっ!しゃあ~と正規の状態にして引き込み動作をさせると・・ん!?ヤッパリ主脚引き込みスピードがイマイチです・・・重いのかなあ~( ゚Д゚)まてよ!?
電池寿命を考えて電源に単三eneloopを4本使っているのですがニッケル水素電池って定格電圧が1.2Vあっ!?1.2V×4本=4.8Vこりゃあぁ~イカンと単三アルカリ電池にして1.5V×4本=6V・・┐(´∀`)┌ヤレヤレこれで二日間を無駄遣いしてしまいました。
閉じたときの隙間や動き等に建付けの悪さが目立つのですが、満足する状態までやろうとするとエンドレスになってしまいますから妥協して次の作業に入る事にしました。
次回は主翼と前部胴体の連結法の検討と連結後のエルロン・フラップ、操縦装置の構築になります。
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