2017年10月16日月曜日

 【 古  稀 】

全く信じられない・・俺が古稀!??今日は嬉しくなくなった我が誕生日なのです。

 正直な今の気持ちなのですが古くは希なりで古稀と言うのだそうだから70歳の誕生日を元気に迎えられる事に感謝をしなければいけないのでしょうね。

 と言うのも70年間の病歴を思い出すと感慨深いものがあるからです・・よう!?生きてこられたなあ~と。

 先のブログにもブッチャケ書きましたが中年と言われる年齢になってからでも2005年の糖尿病の発症から始まって2006年の突発性血小板減少紫斑病、2014年の膀胱がん手術、そして2015年の前立腺がんの手術、まあ~パンドラの箱を蹴飛ばしてしまった様な正に凶の運勢そのものでしたからね。

 定期的な検診を受けながらの経過観察で現在に至る・・と言う訳ですが深刻な検診結果でない事が救いで、ブッチャケ報告が出来る事に感謝しつつ皆様にはツマランブログとなりますがお付き合いの程をお願いする次第です。

 2005年5月に血糖値の平均指標であるヘモグロビンA1c値10.2に医師から言われた糖尿病ですが1800KCal/日とウオーキングによる運動を続けた結果が下記の表で投薬なしで推移しています・・ですが最近チョット上がり気味が気になります。



 A1c値の指標については現在の指標に置き換えています。

 医師に言われて始めたウオーキングですが歩数計を購入し記録してきたデータです。


 さくらじいを知っている方は意外に思われるかもしれませんが結構、まじめに取り組んでおりまして10000歩/日のノルマはキチっとやっているのですよ!?


 でも何ですなあ~こんなに頑張ってもA1c値は微妙に上がっている気がするので、やっぱりジジイの身体は年々省エネモードの性能がアップして燃料を減らさなければならない様です。

 2006年に発症した突発性血小板減少紫斑病ですが、血小板の値を記録したのが下記のグラフです。



 これは推移を見て頂きますとピロリ菌を除菌した年度から徐々に回復し始めて少ないながらも現在の値は128000個/μℓと問題ない値にまでになっています。

 発症した時に最近ピロリが悪さをしいていると言う学会発表があるのでピロリの除菌をしましょうと医師が言ってくれた結果ですから正にラッキーと言うか医師に感謝ですね。

 勉強不足の医師だったら脾臓の摘出手術をされていたかもしれません。

 この「突発性血小板減少紫斑病」と言う病気は指定難病であり高額医療が発生した場合を想定して特定疾患医療費需給者の申請をしておりました。

 でもまあ~高額医療になるほどの事もなくお陰様で12年も過ぎてしまいましたので今年から更新申請をしない事にしました。

 膀胱がんと前立腺がんの発症と手術についても先のブッチャケブログで報告させて頂いておりますが膀胱がんについては手術後ユーエフティー配合カプセルT100と言う抗がん剤(この薬は殆ど副作用がありません)を毎食後に1錠ずつ飲み定期の検診で検尿による細胞診検査そして3か月ごとの膀胱内視鏡による観察で経過を診ておりますが9月の検診では異常は認められずホット一息と言ったところです。


 そうして前立腺がんの経過ですが3か月おきに腕の筋肉に注射するユープリンSRと言うホルモン療法(精巣からの男性ホルモンをカット)そして副腎から分泌される男性ホルモンをカットするビカルタミドOD錠(1日1回)を服用し定期の検診により前立腺がんマーカーであるPSAの経過を診ています。

 PSA値はホルモン療法による男性ホルモンのカットで0.000と推移しています。


 と言う訳で70歳の誕生日を迎え古稀となったさくらじい、一病息災!?いや4病息災で最低あと10年は生かさせて下さい。

 何で??いや( ゚Д゚)実は我が家の10年保証が切れまして先月、長期優良住宅リフォーム改修工事(10年保証)をやりましたので最低でも後10年はこの家に住まないと元が取れないと言う訳です。

 そう(@_@)それなりの大金・・ナケナシを使いましたので。

 エコキュートにしてオール電化になり生の火はファンヒータのみとなりました。


 今月は元会社のOB会で奥飛騨・上高地に行って参りました、飲み過ぎは何時もの通りでアカンなあ~と反省も(+_+)でも楽しい旅でしたので次月に報告いたしましょう。


2017年10月10日火曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 32/ 三翅プロペラとスピナーの製作

 始めに進捗写真をお見せしましょう、プロペラとスピナーはエンジンへ仮固定しています。


 海軍航空技術廠 機体とプロペラ・スピナーの大きさと位置関係図






海軍航空工廠 要目表
プロペラ
名  稱 : 住友ハミルトン式
型  式 : 金属製 三翅 恒速可変節
直  径 : 2m900
ピッチ  : 角度 高45° 低25°

 ラジコン飛行機のプロペラはニ翅(シ 翼・羽)が主流で三翅プロペラはインターネットで検索しても目的とする商品が見つける事が出来ずニ翅でやるかなあ~とも考えましたが「オリジナル金属ゼロへの挑戦」ですからね、作る事にしました。

 プロペラを自作する!?高速で回転するプロペラですからバランスが取れていなければ振動も去ることながら危険極まりない事は承知していますが・・むむ!?出来るのかなあ~

 実機はアメリカ ハミルトン社製のライセンス生産コピー品ですから海軍航空技術廠の図面集成にありません又、海軍航空本部の取扱説明書にもありません。

 参考資料


 ディアゴスティーニ 金属ゼロ 栄エンジンとプロペラ&スピナー


 「三翅プロペラの製作」

プロペラ形状はディアゴス1/16プロペラを参考にしました。

形状を1/10サイズにコピーしたものを図面として製作。



 竹材を削って成型した翅(ブレード)の原型に0.3mmアルミ板を張り付ける事で翅(ブレード)とする事にした。


 プロペラ軸円板の製作


 軸円板は1.0mmアルミ板材を使用

 翅固定金具は市販の電材(銅圧着端子)を加工して使用

 三翅固定後のバランスは3mm真鍮ナットを調整用として使用

部品の全ては2.6mmビスによる固定し製作した。


 参考にしているディアゴス1/16栄エンジンとプロペラの模型ですが一般的にバランスをとるための重りをカウンターウエイトと言いますが。

プロペラ三翅のバランスをとるためのカウンターウエイトを真似てみた訳です。

ゼロ戦のプロペラはハミルトン社の可変ピッチプロペラを住友がライセンス取得して製作、写真の中央は可変ピッチ作動用圧シリンダでその周囲にあるのがカウンターウエイトです。


軸円盤に三翅を固定、当然ですが三翅は固定金具に2.6mmビスで固定。



エンジンシャフトにプロペラを仮固定してみる。


 雰囲気的には良さそうですがピッチの角度については設定方がイマイチ解らないので目視での適当固定にしています。

 これについてはエンジンで回してみてダメならプロペラ三翅(ブレード)の再製作も想定しております。



 仮組ですが全体のバランスはこんな感じです。



 プロペラのバランス確認のために製作した試験調整冶具です。



木 製のアングルに外形16㎜φ、内径7㎜φのベアリングを取り付け外形7㎜φの真鍮パイプを軸にしています。


 バランスの状況については動画で説明をしております。




 「スピナーの製作」

 ディアゴスティーニ 1/16 金属ゼロのスピナー


 因みにスピンナー・・昔からこの様に認識しておりましたがインターネットで検索してみるとスピンナー Spinner スピナー・・スピナーが正しいのでしょうね。

 スピナー(spinner) 急回転する物・・高速回転するプロペラブレードの付け根を覆う部品ですからスピナーって呼ぶのか・・成程(_D フムフム


こんな図面を書いて0.3mmアルミ板材を切って作ってみましたがイマイチ上手く作れません


 何回も作り直して最終的に辿り着いた形の図面ですが、この花模様の形に0.3mmアルミ板を切りへらシゴキによる成型でスピナー先端部分を作りました。

 お得意のへらシゴキでゴシゴシと丸みをつけ成型していきます。


 張り合わせはアルミ粘着シートを使用しています。


 補強材を作り接着剤で固定します。


 前後を結合させて完成です( ^ω^)・・・まっ!?仕上がりに不満はあるものの妥協の産物は否めないです。


 プロペラに取り付けてみる・・こんな感じです。


 失敗作品です、そう4個は作ったかなあ~・・ホンマに我ながらよう~やるよ!?


 そうそう、皆さん!?優れものを見つけました、ホームセンターで見つけた接着剤ですが金属どうしの接着でも満足いく強度でした、安くて優れものお奨め商品です。


 インターネットでスピナーの製作をキーワードに検索すると皆さん苦労されて製作されている、そして趣味人の極みと言いますか、凄い出来だなあ~と言う写真は何と( ゚Д゚)旋盤加工によるアルミの削り出し・・むむ!?なあ~るほどねえ~( ^ω^)・・・上には上が・・とても真似は出来ません・・です。


 でもミニ旋盤は魅力的だよなあ~( ^ω^)・・・欲しい


 ここまで作って・・( ,,`・ω・´)ンンン?カウリングとのバランスがイマイチなのです・・どうしようか・・次回の報告はどうなるのか・・むむ!?