カウルフラップを作り、排気管とオイル冷却用空気取り入れ口を作りエンジンマフラーそしてカウㇽフラップ後縁の外板を張りましたので順次報告を致します。
カウㇽフラップを作ります。
カウルフラップ取り付けリング・フラップ板・フラップ蝶番・排気管固定版をそれぞれ製作しました。
フラップ板(0.2mmアルミ板)
蝶番(0.5mmアルミ板)
4mmφアルミパイプを潰して加工した金具に蝶番をマイクロビスで固定します。
作った左右カウㇽフラップを取り付けリングに固定します。
前から撮影
裏側から撮影
左右のフラップ板に0.2mmφのピアノ線を通し左右フラップ上端をスプリングで引っ張り合う様にしました。
理想はサーボで開くようにしたかったのですがチャンネルが足りなくて断念です。
カウㇽフラップをエンジン架に本組しました。
オイル冷却空気吸入口の木型を作り、さくらじい航空機製作所の技術、ヘラシゴキを使って0.2mmアルミ板を成型しました。
エンジン下部、左右排気管の中央に固定します。
もうちょっと丸みがあっても良いなあ~と思うのですが,下部外板と共に本組固定しました。
主翼下面の外板を張りました。
左がエンジンメーカーOSの純正マフラーで右が手作りしようとしているマフラー原型です。
純正を付けようとするとスケール機ではなくなってしまいます。
出来れば純正で行きたいのですが大き過ぎます。
模型エンジンの排気口ですがモロ、シリンダーが見えますのでマフラーを介さずに圧縮された排気ガスが出たら耳に悪い・・そうでしょうねえ~
こんな感じで製作します。
材料は0.2mm真鍮板と8mmφ真鍮パイプを半田付けで作りました。
半田は溶けないの!??の不安がありますが他に術がないので取り敢えず作業を進めました。
楕円にして狭いスペースに納めます。
マフラーから排気管までの経路を金属パイプで作りたいと思いましたが如何せん加工技術がありませんのでシリコーンチュウブを使用しています。
排気口にシリコーンチューブを差し込んでいます。
カウリング後縁覆い(外板)を張りました。
燃料給油口に市販の金具を取り付けました。
これでエンジン周りを完成です、次回は後部胴体の製作に着手しましょう。
参考資料
ディアゴスティーニ 1/16金属ゼロ 栄エンジン
中島飛行機株式会社 多摩製作所の栄発動機20型 取扱説明書
排気管のページを抜粋してみました。
この取扱説明書を見て理解できるほどの知識も技量も無いのですが、これを見て思いますのは日本人って凄いなあ~と。
だって丁髷に刀を差していた明治維新、明治元年(1872年)から、この取扱説明書が書かれた昭和18年(1943年)、71年しか経っていないのにこんなエンジンを作ってしまう・・凄いです。
この取扱説明書ですが、さくらじいの倅が買ってくれました、趣味道楽の参考資料としてジジイのド頭では一生懸命に眺めるのが精いっぱいでしょうか。
こんにちは。実はさくらじいのページは息子が零戦大好きなためずっと拝見させて頂いています。
返信削除とてもお詳しくていらっしゃり、学びになる事も多いですが試行錯誤している所が息子と共通している所で大変共感しております。
息子はなかなか共通のお友達がおらず、ぜひさくらじいのお話が聞けたらと切望しています。ぜひお友達になって頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。
自己満足ブログを見て頂いて有難うございます。72歳の隠居ジジイでも
削除良かったら、お友達になりましょう。
taketoshi@s.email.ne.jp 返信のやり方が良く解っていないので届いていなかったらゴメンナサイ