2020年2月26日水曜日

さくらじい残日録 令和2年2月号


昨年末に農事組合法人の代表理事(80歳)さんが風邪をこじらせて入院されて急遽代表時事さんの代理でナンバー2の爺さん(69歳)と日帰り研修バスツアーに付き合って行って参りました。


  行先は東広島市に在る農事組合法人さんの活動内容を聞く事と設備、圃場の見学で、まあ~我が人生で全く畑違いの研修旅行でしたが、何か懐かしい様な気持ちになったのが不思議です。



  香川県の農事組合法人さんがバス2台での、ああ~そうか貸し切りバスでの旅行なんて小学!?いや高校?何れにしても遠い昔の記憶が懐かしい思いにさせたのかもしれません。




  ここの代表理事さんは40歳代と若いのにビックリ、話を聞くと農協職員からの脱サラで嫁さんを説得しての一念発起だったそうです。

  そして専属従業員の若者が2人と聞いて更にビックリ・・へえ~

  講演後に報酬は給料か?採算は大丈夫か?と言う質問に高収入ではないが十分に生活できる報酬の確保と採算も問題なく黒字経営が出来ていますと言う回答でした。

  んん~素晴しい。


 ここは農地改良がなされていて圃場が四角で作業しやすいのは解るのですが山間に在り圃場の水はけが!??と素人ながら、それと米だけで麦は作付けしていない。


 ここは種苗・・つまり種もみから苗を作っていて他の農家にも卸していると言う又、法人に入っていない農家の作業も請負でやっているとの説明があり成程と納得できました。


  我が農事組合法人では常勤の若者を雇うなんて無理ですね、米と麦で1年間の作業はないし、かと言って他の法人の様に米麦以外の農作物を作るなんて、40歳代の常勤代表理事が居たら出来るかも。

  こんなセミナーにも参加してきました。

  このセミナーですが異業種交流会も続いてあって参加者全員が自己紹介すると言う・・何と言うか唐突に言われてもと困惑しましたが順番が回ってくればショウガナイ・・ええ~実は我が農事組合法人のボスが入院してましてえ~今日は代理として参加させて頂いています・・

  ┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。


 最後の質問コーナーで・・コーディネーターさんは東京の女性で旦那の転勤で一緒に移ってきたと言っていました・・つい昔の・・と言うか黙っていれば良いものを現役時代の虫が起きて質問してしまいました。

  基本的な事と、お恥ずかしいのですが6次産業化、て!4次・5次は無いの!??


 1次(生産)・2次(加工)3次(販売)、これを一括してやるのが6次産業化だそうです。

 へえ~そうなんだ、でも何で6次産業なの??の疑問にコーディネーターさんの回答は
1次+2次+3次=6次とも言うし1次×2次×3次=6次とも・・( ,,`・ω・´)ンンン?成程

  インターネットで6次産業と検索してみました・・すると。

  東大名誉教授で農業経済学者の今村奈良臣(いまむらならおみ)先生の造語で農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を1次+2次+3次=6次産業化と提唱した。

  その後、各産業の単なる寄せ集め(足し算)ではなく有機的・総合的結合を図るとして掛け算であると今村先生は再提唱した。

  むむ!成程・・でもセミナーに参加していた70名ほどの農事組合法人の皆さん知っていたのかなあ~知らなかったのは俺だけ!??まあ~農業に素人のジジイだから恥ずかしい事はないか・・黙っていれば良いものをねえ~昔の虫が起きてしまったのがイカン

  あ~公演は有限会社 柿茶本舗の二代目社長さん、私も初めて知りましたが柿木に実がなる前の葉っぱを収穫して乾燥させ揉んでお茶の製品に仕上げる。

  生産+加工+販売の一括した経営・・おお~!!6次産業化を実践している会社でした。

  そうして3回目、今度は“おいでまい”の研修にも参加してきました。

  我が農事組合法人では酒米のオオセトそして食用米のヒノヒカリを作っていたのですが

ヒノヒカリでは全国の品評で一等米になれないと言う事から新たに品種改良された讃岐の米“おいでまい”が開発され数年前からヒノヒカリから“おいでまい”に作付けを替えた農家が多くなっています又、農協でも推奨しているのですね。

  その作付け生産者研修にも参加したのです、見た目は一端の農業プロに見えるかもしれませんが素人が参加して感じたのは200人~300人は参加していた様に思いますが若者が少なくジジ・ババが多数であったかと。


正に日本の農業はジジイ・ハバでもっていると!??・・多くの農家は兼業だから平日の研修には若者は来れないよねえ~主催者の農協さん、何で休日にしなかったのかなあ~と素人ながら思ってしまいました。

  今回、入院された代表理事さんの代理で農業研修とセミナーに参加して農業に携わる皆さんの頑張りを垣間見る事が出来て良かった、42年間勤めた会社の関連業界とは違った業界、んん~勉強になった。

  これ、“おいでまい”ちゃん、ですが流行りのゆるキャラも在る様です。



 因みに“おいでまい”と言う言葉は讃岐地方の方言で“いらっしゃい”とか“来なさい”と言う意味で・・今度、家においでまい・・と言う風に使います。 

  そんな合間に人間ドックを受診しました、未だ郵送による結果報告はありませんが受診の最後にある医師の問診では特に悪いとこはなさそうとの言葉を頂きましたので何とか、今年も元気に過ごせそうです、ただ血糖の平均値HbA1c値が6.8とやっぱり高値を指摘されています。

  今年は脳のMRIも受けましたが大丈夫そうです、何時も思うけどガガカ・ドドト・ガンガンと言う音は何だろうねえ~

  これもインターネット検索してみました。


  音響スピーカーをイメージして下さい、スピーカーのコイルに電流が流れるとスピーカーのコーンが振動して音が出るでしょう・・それと同じなんです、つまりMRI装置によって磁場が変わると自身の身体がスピーカーのコーンと同じ様に振動して音になる・・ 
成程

  前回は感じなかったけど今回、MRIの部屋に入った途端、歯に埋め込まれた金属が引っ張られる感じがしてヤバかった・・これって歯医者に相談して替えてもらわないとイカンかも替えられないとしたらMRIは受けられないなあ~

  ヒョットして装置が更新されて磁場が強烈になったのかも!?? 

  最後になりますが、ギックリ腰をやっちゃいました。

  特に急激な動きなどしなかったのですが突如としてギックリ腰の様相を呈し動けなくなって已む無く十数年ぶりに整形外科クリニックのお世話になり今日で2週間、何とかウオーキングを再開できる様になってきました、┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。。


  確か嘱託勤務をしていた退職間近だった頃と思うけど業務が終わっての最寄り駅、椅子に座って電車を待っ姿勢が悪かった、電車が来たと勢いよく立とうとした瞬間、腰に電撃が走って動けず(;゚Д゚)・・何本かの電車を見送って這う這うの体で帰宅してからの再発ですからねえ~それに今回は瞬発的な動きはしなかったのに・・( ,,`・ω・´)ンンン?

  整形外科の医師曰く人間、直って良くなると忘れるんですね・・だねえ~

 言われてから10年後・・最近は調子がいい( ^ω^)・・・忘れていたかも

 今回は瞬発的な動きはしなかったけど悪い姿勢で趣味工作をシコシコやっていたからなあ~何をするにも歳を考えてやらないと思いもよらぬアクシデントに見舞われる様です。

 おかげと言いますか2週間の歩数減がどれだけ血糖値に影響するか・・心配ではあります。

 ジジイにとっては趣味工作が仕事みたいなもんだからなあ~


 兎に角、気を付けねば( ^ω^)・・・ですかね。

 では皆様、ごきげんよう。

2020年2月24日月曜日

【18】RC 1/10金属ゼロを作る 水平尾翼と昇降舵(エレベータ)

  【17】は垂直尾翼と方向舵(ラダー)についてお話しましたが今回は続き、水平尾翼と昇降舵(エレベータ)について進捗報告を致しましょう。

  先ずは現在の進捗写真です。




  2月のブログでは昇降舵に羽布を張り水平尾翼もアルミ外板を張って報告しようと計画していたのですが何と!予期せぬアクシデントと申しますかギックリ腰をやっちゃいまして写真の様な進捗となった次第です。

  でも昇降舵駆動稈とサーボの接続まで進捗しましたので何とかブログを書くに至ったと言う訳で┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。

  百聞は一見に如かずと申しますので今回も拙い編集ですが動画をアップしました。


 本工作は大日本帝国海軍 航空工廠の図面を参考にしています。

 水平尾翼の前后桁を0.5mmアルミ板から切り出して製作します。


模型では穴を開ける事で重量軽減に期待できるとは思えないのですが少しでも実機に・・何て言う気持ちもあって穴を開けています。


 小骨(リブ)についても同様に0.5mmアルミ板から切り出します。


  小骨(リブ)と前后桁は予め作った切り欠きに嵌合させて組み立てます、ここは実機と違った模型作りの常とう手段でしょうか。


  小骨(リブ)を嵌合させて組み立てた左右の水平尾翼


  水平尾翼と昇降舵の蝶番となる4番小骨(リブ)軸受は3mmφ真鍮パイプを埋め込み瞬間接着剤にて固定しています。


  同様に8番小骨(リブ)にも3mmφ真鍮パイプを埋め込みます。


  次に昇降舵を作るのですが製作した昇降舵小骨に空けた穴に蝶番シャフトとして2.8mmφ真鍮棒を通しながら組み立てていくのですが、その時に予め小骨(リブ)間隔で切り揃えた3mmφアルミパイプをはめながら作業を行います。

  右、昇降舵


  左 昇降舵


  粗完成した昇降舵(左)


 昇降舵(エレベータ)が蝶番である4番と8番小骨に取り付けられた左水平尾翼


  右水平尾翼も同様に組み立てます。

  右は端に写っているのが小骨(リブ)間隔を決定する3mmφアルミパイプです。


  蝶番軸に注意して瞬間接着剤で固定します。


  右 昇降舵が完成しました。


  右の水平尾翼と昇降舵


 左右の水平尾翼と昇降舵


3mmφアルミパイプで翼先端材を作り更に今回は外板張りを考慮してリブ、桁、に厚みを持たせる目的でバルサ材を貼り付けています・・似て非なる物を妥協の理由として実機とは違った構造としました、バルサ材の色を隠すために青竹色を塗っています。


水平尾翼を後部胴体に取り付け前に昇降舵動作稈を仮組して位置関係を確認しました。


昇降舵動作稈は蝶番回転軸中心から5mmずれた位置に4mm真鍮パイプを出し5mm真鍮パイプで作った動作稈軸パイプを差し込み2mmビス止めする構造としています。


後部胴体と水平尾翼の固定は13番肋材と15番肋材に在る穴に貫通された3mmアルミ棒を水平尾翼1番小骨(リブ)に貫通させて固定する。




スペースが無くてギリギリでしたが何とか動作稈を配置する事が出来ました。


  中央下のサーボが昇降舵サーボで市販ラジコン用ロッドを使用する事が出来ましたので信頼性はバッチリです( ^ω^)・・・


  予定では水平尾翼に外板を張って昇降舵には羽布を張って完成としようとしていたのですが如何せんギックリ腰のアクシデントでここまでとなってしまいました。


  ギックリ腰でヤバいなあ~と危惧した趣味ブログ2月号でしたが何とか書けて┐(´∀`)┌ヤレヤレでございます。

 そうそうYouTube動画 オリジナル 1/10金属ゼロにコメント下さったSpa7さん有難うございます、面倒くさいと思いながらのオリジナル金属ゼロ製作ですが励みになります。