2015年4月4日土曜日

ジジイの大工趣味 至福の時を夢見た手作りウッドデッキ

 我が家の裏庭と言いますか実家の畑があって、その畑越しに広がる田圃そしてその奥には大麻山(象頭山)、五岳山と讃岐の景観が広がっています。





 右側が善通寺、左側は琴平~阿波池田~大歩危・小歩危そして高知へと続く土讃線があります。

 その土讃線を走る「あんぱんまん列車」と写る孫も今では小学3年生になりました。

 四国の夏は午後7時過ぎまで明るく、風呂に入って涼みながらビールを飲んだらさぞかし美味かろうなあ~・・と移り住んで1年も経たずに思うようになったのは酒好きを公言して憚らないジジイとしては当然の事でしたね。

 垣根の次はウッドデッキを作らにゃなるめ~と、これまた女房の了解を得て作る事にしました、垣根の実績があったからかスンナリOK。

 場所はここ!ウッドデッキを作って、風呂上がりに缶ビールをプッシュ‐とやる。

 この一念ですかね。



 スミマセン!製作過程の記録写真が有りません、おかしいなあ~ビール飲みたさで完成を急いでしまった様です。




 一見してウッドデッキ!と言うよりはベランダに近いかも、実は実家の爺さんが保管している木材があって、これを使えと言うものですから断れずに使う事になりました。

 本当はホームセンターで新品材料を調達したかったのですが、デッキに使った板は古い家で使ったフローリング用なものですから隙間なく貼る結果となってしまいました。

 まあ、製作費が殆ど掛からなかったのは良かったのですが。

ここまで作ったところで実家の爺さんが、植えるかい、と「藤の木」を持ってきたものですから、夏の日差しを考えたら藤蔓も良いなあ~、と格子も製作しました。



 


 実家の爺さんが持ってきた藤ですが、あの紫色ではなく白でした、そして山藤でした。

 それなりに綺麗なのですが「藤娘」の藤を想像していたので、ちょっと残念。

 念願であった至福の時間、缶ビールをプッシュ‐とやって黄昏時を過ごす。

 何とも良いですなあ~、ああ、この時は未だ煙草を吸っていましたので合わせて至福の時間でしたね、家では禁煙ですから。



 正しくは350mℓの糖質0発泡酒と0.8合の日本酒です、チビリチビリと時間をかけて、もうちょっと・・と言いたいけれど讃岐弁で怒られてもカナワンしショウガナイ。



 如何でしょうか、何も考えない、ボーとしながら・・この時間がタマラナイっす!



 自然の力って凄いです、藤蔓を這わす為に作った格子ですが今では藤の蔓も太くなってこの様になり格子を引っ張って斜めになる始末。

 こうなる事を知っていたら・・・と思ってもショウガナイ、今年辺りにでも作り直しをしようかなと思っているところですが・・・体調次第ですかね、ハワイで買ったアロハを着て考えてみる。

 次回はエプソンからダウンロードしたペーパークラフト H-ⅡAロケットです。


前立腺摘出手術後の経過と放射線治療の開始

  この手術では前立腺、精のうを摘出して尿道と膀胱を縫ってつなぎますが術後は尿道から膀胱に管を入れ外の蓄尿バックで採尿しています。

 その管は本人にとっては鬱陶しくて早く抜きたいのですが如何せん、縫ってある尿道と膀胱が完全に繋がらなくては抜く事が出来ません。

 先のブログでもお話しましたが2回に渡る膀胱~尿道間の造影エックス線検査でも漏れが確認されて抜く事が出来なかったのですが自然に繋がって漏れなくなるまで待つしかないと言う事で結局のところ管を付けたまま蓄尿バックを手で持って退院する羽目に。

 退院して一週間、自宅とは言え管が入ったままの生活は長かったですねえ~、今度は大丈夫だろうと外来でのエックス線造影検査、結果は漏れ無し!良かったホット一安心、医師が大丈夫だねえ~管を抜きましょうと言って抜いてくれて・・やれやれ、身軽になって帰宅したのでした。


 
 因みに2014年2月の人間ドックで測定されたPSA値は4.37と閾値を若干超えた値でしたが、その後の検診で測定されたPSA値の上昇は意外に早いなあ~、前立腺がんって進行が遅いと言う事でしたが、この数字の上昇には驚きと不安が。

 進行が遅いから!何てノンビリ構えていたら大変な事になっていたかもしれません。

 管を抜いて2週間後、外来での術後検診と今後の治療方針を決める為に泌尿器科を受診。

 尿検査結果は潜血と赤血球と白血球が多少高いものの術後ですから問題無し。

 気になる血液検査、PSAの値は0.084!!低い値でホット一安心、医師がこんなに低くなるとはと言い、これなら放射線治療だけでホルモン療法の必要はないでしょうと言ってくれました。

 ホルモン療法について前立腺がんは、精巣や副腎から分泌される男性ホルモンの刺激で病気が進むと言う性質があるらしく、その働きを防ぐ療法の様です。

 そうして泌尿器科の紹介で放射線科を受診し放射線科医師による診察そして治療方針が決められましたが照射線量等の話はありませんでした。

 そうですよねえ~一般的には説明されても意味不明で理解はできないでしょうから。
放射線の治療回数は35回です、ええ~!そんなに長いの~!土日及び休日を除く毎日実施します。

副作用についても説明がありました。

技術の進歩により目的臓器(箇所)に高精度で焦点を合わせて放射線を当てる事が出来る様になりましたが周囲の組織に与える線量を0にする事は出来ないので副作用があります、特に前立腺の後ろ側には直腸があり腸は放射線によるダメージを受けやすい臓器であるために炎症を起こして下痢になったり下血があったりする事があります・・等々。

診察と説明後にCTシミュレーター室と書いてありましたが下腹部のエックス線CTを撮影して終了。
第一回目の放射線治療は翌週の月曜日からスタートです。

予約時間は9時

そうそう放射線治療期間中は禁酒!!と書いてありました、これが何とも辛い事なのですがショウガナイ!と帰宅日を含めて土日の3日間を晩酌で名残惜しんだ後は1ヵ月強の禁酒になりました、隠居ジジイ唯一の楽しみである晩酌が・・トホホ・・です。

 放射線治療 1/35 第一回目の照射

 何処の病院でもそうですが放射線治療とかアイソトープを使用する核医学検査は地下にあり、まあ放射線測定器や核医学検査機器の販売を生業としてきましたので多少なりとも知識はありましたから左程、不安はありませんでしたが、それよりも、そんな自分が患者として入室する事になるとは思ってもいない事でした。

 治療器から出る放射線が直接治療室から出ない(漏洩)様に分厚いコンクリートで作られた壁とカタツムリの様に考慮された入室廊下を入っていくと、ありました!ガントリーと言うのでしょうかCアームと言うのでしょうか重量感ある照射口と位置決めの為のエックス線撮影装置がC型に配置され、その中央にベッドそして裏側には高エネルギーで高線量の放射線を作りだす装置が続いています。

 ちょっと専門的になりますが簡単に言いますと装置名称をリニアック(直線加速器)と一般的には呼ばれていて加速された電子線をターゲットと言う金属に当て高エネルギーで高線量のエックス線を発生させ焦点を絞って幹部に照射する装置ですね。

 文章だけではイメージが湧かないと思いますので下手な絵ですが書いてみました、こんな装置ですから知っているとは言え自分が患者として照射を受けるとなると何とも重圧感があり副作用の事などを考えるとちょっと不安でした。

 

 左右に飛び出ているのがエックス線撮影装置で照射部位の位置確認をしているのではないかと想像しています。

 装置名称であるリニアック(直線加速器)は後部のユニットでしょうか、ここで加速された電子線が上部の丸い部分にある金属ターゲットに当たって高エネルギーで高線量のエックス線が発生し焦点をもった放射線として下方に照射される。

 素人の想像ですがこんな理屈でしょうか。

 ベッドには装置方向に頭を向けて仰向けになって寝ます、勿論パンツを下げてですが予め腰の部分に3か所つけられているマークに装置の照射位置を合わせエックス線撮影後に照射の開始となります。

 1回の照射は15~18秒でしょうか、回転しながら角度を変えて合計6回の照射を行っています。
 トータルの照射線量について放射線技師さんに聞くと2Gy(グレイ)と言う事でした。

 グレイ(Gray)と言う単位に付いて正しくは吸収線量でありインターネット検索によると放射線治療による医療被曝の線量を表す場合、医師は通常放射線治療をGyまたはmGy単位で処方する。

 グレイは放射線の照射によって単位質量あたりの物質が吸収するエネルギー量。

 退職して3年目、考える事すらないであろう放射線の単位について我が身の事でインターネット検索をするとは・・・・!

 興味があり詳しく知りたい方はインターネット検索をしてみて下さい。

 それにしても放射線測定器の販売をしていた会社勤めではμ(マイクロ)の単位が主で高くても数m(ミリ)単位でした、それがGy(グレイ)単位ですからね、人生の巡り会わせって考えてしまいます。

 そんな放射線治療ですが今日で10日目を終了しました、今の所は副作用の様な症状はありません、このまま後25日間の長丁場ですが副作用もなく無事に終わって欲しいと願うばかりです。

 禁酒も真面目に守っています、解禁が待ち遠しい。

2015年3月7日土曜日

ジジイの大工趣味 手作り垣根

「準備と試し」
我が故郷は東北の仙台ですが貧乏旗本の三男坊で両親も既に他界しておりましたから望郷の念もなく女房実家の在る善通寺を終焉の地と決めました、これは先のブログでもお話している通りです。
これから先の年金暮らし、何も苦労をすることはない!と女房実家の畑に建てた我が家




ご覧の通りで家の前は善通寺市街→琴平→高知と繋がる国道319号線(現在は新しい国道が平行して出来ましたので県道25号線となっています)沿いですから家の敷地が丸見え状態、正月や連休ともなると全国各地から訪れる自家用車や観光バスが渋滞となって多くの目線に曝されてしまいます、いっやあ~最初は驚きまして家から外にでられませんでした、ああ~失礼!「こんぴらさん」詣でに行く人達が沢山来られるのです。
こりゃあ~堪らんと業者から見積もりをとると簡単なものでも100万円は軽く超えてしまう。
それなら自分で作ると決めたのは良いのですが結構、本格的になるし先ずは女房を説得して認めさせないとね、何せジジイは信用が有りませんから何をするにも事前準備が必要です。
讃岐弁で怒られると結構、きついですから。
“あんたなあ~何をしょんな!ホンマに・・もう~”
 女房にしてみれば、自分の生まれた地であり田舎ですから何かやると全てが知れ渡ってしまいます、不細工な物を作ろうものなら大恥をかいてしまう!と言う訳ですね。
 先ずは物置を兼ねたガレージで正面の目隠しをしました、これは勿論、手作り何て無理ですからプロにお願いしました。
 しかし何ですなあ~、この様な鉄板の物置兼ガレージですが4面が塞がれた建造物は建築物だそうで固定資産税の対象になるのです、だから皆さん天井だけのガレージにするのですね。

 いやはや、ちゃんと市の職員さんが来られて査定をされました。


 
 垣根ですから支柱を立てなければなりません、見えますでしょうかガレージの側面に先ず1本。

 女房が見て開口一番・・こんな大きいものを作るのお~!どうも高さ50cm位の柵を想像していたらしい。



 コンクリートにドリルで穴を空けて叩き込んだアンカーボルトに支持金物を固定し支柱を立てる。
 1面の長さはホームセンターで売っている材料の基準寸法らしい1800cmとしたのですが、この長さは自家用車に乗る寸法で好都合でした。
 先ずは試しにと作った1面の支柱と梁に、出来るなあ~と自信を得て次なる材料の調達と加工に踏み切りました。
 何せ、最初は目立たぬ様に・・失敗して御近所に恥を晒さない様に・・気を遣います。

「メイン材料の竹と加工」
先のブログ磨臼山(すりうすやま)でお話しましたが実家の土地となっている山の斜面に茂る竹藪、これを使わない手はないなあ~と言う訳での選択ですが勿論、タダ!と言うのが大きな魅力ですね。



 
京都等で有名な「孟宗竹」なら申し分ないのですが残念ながら「真竹」と言う種類の様です。
太いもので直径が8cmはあるでしょうか、そして節と節の間も20cm~30cmはあるので垣根の材料としては十分に使えます。
さあ~て、切り出しですが何せ山の斜面が急で・・そうですねえ~45度は大袈裟かもしれませんがイメージとしてはそんな感じですから結構な重労働になります。
この時はまだ58歳でしたからそれなりにコナしましたが一昨年でしたか補修のために登りましたら体力、筋力の衰えを感じてしまいました、当然ですかね、今の歳は67歳ですから。


 軽トラックに乗せての材料仕入れですから切り出す寸法もこんなものでしょうか。



1mに切り添えて水洗いをします。

竹細工の話を聞くと乾燥に時間をかけ、熱で油抜きをして等と大変な工程がある様ですが、そんな芸術品でもありませんので、ここは簡易にやらないと完成が見えてきません。




1/5に割って節を削り整形します。


 竹専用の腐食剤を塗布して乾燥します。





そうして1800cm/面を2枚作ったところの写真ですが、これが結構時間が掛かるのと当時は高齢者雇用の嘱託生活でしたから土日や休日に限られた作業となり1面/月のペースでしたでしょうか。





 三面が完成!やっと目隠しができました。



6面を完成させましたが約1年は過ぎています。




 裏面はこんな感じですが竹材料を両面にするべく張り合わせにしましたので材料の竹が多く必要になり通算で2年を要する結果となってしまいました。


如何でしょうか庭から見ても道路が見えなくなり渋滞があっても観光客の目線が気にならなくなりました。



 製作して約9年、台風も大分経験しましたが壊れる事無くジジイの面目躍如と言ったところでしょうか。
ご近所様のご評価もまあまあで実家の爺さん婆さんの顔も潰す事無く良い婿さんを演じきったのでした。




 次回は、ちょっと写っている手作りウッドデッキです。