2018年3月9日金曜日

実家の納屋を解体撤去しました

 早いもので2013年1月に「仕事よ!good-by」なんてキザな文章で書き始めたブログは趣味と日常を題材として2本/月をノルマにして書き4年も続けられるとは(*_*;です。

それが先月は趣味ブログしか書けず、何と初めてのサボりと言う訳です。

 でも何ですなあ~ツマランブログをよう書くなあ~と思われるでしょうが継続は力なりとも申しますから世間へのご迷惑は承知のうえ全ては我が自己満足のブログですが、ご勘弁願って今回は実家の納屋を解体し撤去したお話をさせて頂きましょう。

 私の親父は建築士なのに“月給取りは持ち家なんていらねえ~んだ”と憚らずに言っていたのを思い出しますが、そんな借家住まいのサラリーマン家庭で育った私には農業の事もましてや農家の事など知る由も有りませんでした。

 それが私の女房は農家の娘でしたので結婚してからですかねえ~農業の事、農家の事を知る様になって、へえ~思う事が多くあります、過日のブログで書いた「イデホリ」なんかもそうですが。

 後継者が居なくなって休耕田となり雑草が生い茂る田畑が多く見られる様になってきましたが農家にとって田畑は先祖代々守り続けなければならない、だからでしょうか農家の家は世帯主が住む母屋があって跡継ぎ夫婦が住む、当地では字が解りませんが「ひ屋」と呼ぶ離れがあって、そうして納屋が・・納屋もトラクターやコンバインそして田植え機などの農業機械を使う様になって増築して新旧混在する建屋の農家が多く見られます。

 我が女房実家も古くからの農家ですから「ひ屋」はありませんが昭和に建てた納屋と恐らく明治の建物であろう牛小屋と土間の納屋があり2年前に親父さんが亡くなったのを契機に古い納屋を解体し撤去する事にしたのです。

 勿論、私は部外者ですから見ているだけですが施主は長男の義弟です。




 この正面が今回解体する事になった納屋で屋根は瓦に葺き替えられていますが牛小屋と繋がっているこの建物は築100年と言ったところでしょうか。

 中にはなにがあるの!?ヒョットシテお宝があぁ~( ,,`・ω・´)ンンン?何て言う素朴な疑問が沸々と湧き上がってきます。

 義父が鬼籍に入り暫くしてからでしょうか色んな物が雑然と押し込まれている様を見るにつけ片付けなきゃなあ~と整理し始めました・・不要な物は処分して。


 本音はお宝があるかもしれん( ,,`・ω・´)ンンン?・・結果はなあぁ~にも有りませんでした、有るのは大昔に使っていた、であろう木製の脱穀や籾摺り機そして牛に曳かせて田を耕す道具等、後は爺さんが何処かで貰ってきたか拾ってきたかと思わせる木材やら鉄板やらの産業廃棄物として処分する物ばかりでした・・むむ!??ザンネンではあります。

 と言う訳で解体工事業者さんは解体する前に爺さんが貯め込んだ物から産業廃棄物として処分する事から工事の開始です。


 中も廃棄物を取り出して業者さんがトラックから下ろした箱と称する鉄製の箱に入れ往復する事何回でしたでしょうか納屋の中は空っぽになっていよいよ納屋の解体です。


 この納屋ですが2階建てなんですね、他の農家さんの納屋も全て2階建てで階段はなく梯子を使っての上り下り!?・・何か理由が有るのでしょうが良く解らないです。


 産業廃棄物は金属・木材・土やコンマクリート等の分別をして処分場に持って行かなければならないそうで泥や土と混じった木材は一旦、水槽に入れ浮かんだ木材と分ける事で分別していると言う業者さんの説明でした・・むむ!成程( ,,`・ω・´)ンンン?


 箱ごとトラックに乗せ換えて処分場を往復する訳です。



 先ず瓦を剥がします。


 剥がした瓦は人力では下ろさずにクレーン車を使って廃棄物運搬の箱に載せ処分場を往復します。


 こんな感じですね・・クレーン車を使うとは思いませんでした。




 瓦が剥ぎ取られた解体前の築100年納屋の全景です、左が母屋で右が昭和になって建てられた納屋です。


 我が家の紅梅が咲き始めた2月26日、重機が入って本格的な解体作業の開始です。



 この重機ですがビル解体で見られる様な大型ではありませんが長い首の先で口を広げ屋根を壊す様はΣ(゚Д゚)・・( ,,`・ω・´)ンンン?恐竜だね!?




 まあ~見事なものです・・どんどん納屋は解体されていきます。




 
 瓦礫となった廃材を選別しながら箱に移し処分場への往復です。



 境が無くなって隣の玄関が丸見えとなりましたので、お婆さんはブロック塀を作ると言っています。



 最後に残った土も綺麗にショベルに入れて粗、解体の完了です。




  花崗土を入れて整地をして解体工事屋さんの仕事は全て完了です。


 実家納屋の解体工事、竣工です。


 解体業者の人に“納屋にお宝が無いか探したけど無かったなあ~と話をすると。

 蔵なら有るかもしれんけど納屋にはお宝は無いですよ!!

 何故なら納屋には普通、鍵をかけませんからね( ^ω^)・・・

 成程!?そうかあ~そうだよね( ^ω^)・・・納得でした。

 だけど、こう言うのって何かロマンだよねえ~第三者の俺には例えお宝が有ったって無縁だから関係ないんだけど( ,,`・ω・´)ンンン?

 昭和の初め頃までは牛を使って田んぼを耕す農業だったそうです、その時代の牛小屋も今回の解体で無くなりました。

 天国の爺さんが上から見下ろして何と言っているでしょうか“俺の大事なお宝を捨てやがって(# ゚Д゚)と怒っているかもしれません、でも何ですなあ~私が趣味で作っているゼロ戦や模型だって捨てられる運命なんだろうなあ~

1 件のコメント:

  1. 勿体ないけど時代の流れですよね。興味深く読ませていただきました。有難うございました。

    返信削除