2018年3月19日月曜日

オリジナル金属ゼロへの挑戦 37/ 外板貼り 3/ 機体後部・垂直尾翼・水平尾翼


 外板張り!?と書くべきなのかもしれませんがアルミ板を切り貼りするイメージなので貼りと言う書き方をしています、ご容赦の程を願います。

 前回は機体前部と主翼の一部そして主翼付け根部分のフィレットについてお話をしましたが今回は主翼の続き機体後部と垂直尾翼・方向舵(ラダー)そして水平尾翼・昇降舵(エレベータ)の外板貼りをしましたので報告を致しましょう。

  現在の進捗写真です。



 前回ブログの進捗状況です。



 機体後部の外板貼りですが下面から作業を開始しました。


 余談ですが工作を進めて行くうちにアルミ資材の切れ端やパイプ等が多くなって整理して置く場所を何とかとかしなくてはと思っていたのですが丁度、ホームセンターの我楽多市があり“おお~丁度いいと安値購入したのが下のパイプ棚です。


 主翼の下面と主脚回りの外板も貼り進めて行きます。



 今更ですが燃料タンク(ダミー)はいらなかったなあ~、こうなっては取り外すことも困難になってしまいました。


 主翼下面の外板貼り


 機体後部の下面も貼っていきます。


 ひっくり返して主翼の上面に戻しフラップ部分の外板を貼っていきます。



 フラップ部分の外板についてはフラップ・エルロンの可動リンク機構が有り取り外す事を考慮してマイクロビス留めにしています。



 さあ~ここから機体後部と垂直水平尾翼の外板を貼っていきます。


 順次、機体後部の外板貼りを進めていくのですが方向舵・昇降舵そして尾輪可動リンク機構やサーボを外板で覆う事に躊躇するのですが気にすると作業が進まないので、ここは考えず貼り進める事にしました。


 方向舵、昇降舵については参考資料によると羽布張り仕上げトス!?と記載あるので布張りとしました。


 でも、どうして仕上げは羽布張りトス・・なんだろうか!??インターネットで調べても羽布張りとする理由が見つかりません、全部ジュラルミンでやればいいのになあ~

 それと今まで進めてきた機体前後部(胴体)及び主翼胴体側の外板は強度の事もあるので0.2mmのアルミ板を使用してきました。

 0.1mmのアルミ板材料を探したのですが見つからず、これは使えるかなあ~と購入したのがアウトドアで使われる焼きそばプレートでした。


 マイクロメータで厚みを測定すると“おお~Σ(゚Д゚)0.1mm・・これ採用だね!??


 この様に小分けしながら貼り進めていきます。


 昇降舵も羽布仕上げ指示ですので布張りとしました。


 垂直尾翼・方向舵及び水平尾翼・昇降舵の上面の外板を完了


 水平尾翼・昇降舵の下面を貼り進めます。


 一部(マイクロビス留め)を除き殆どの外板は超強力両面テープで貼っています。


 水平尾翼下面の外板貼り完了


 尾部外販と尾輪覆い(カバー)の製作と取り付けを行います


 こんな尾輪覆い(カバー)を作りました。


 プラモデルを参考にします。


 尾部下面(着艦フック部分)の外板を貼ります。


 尾輪が格納された状態


 ここで尾輪格納の動きを動画で見て頂きましょう。


 尾輪覆い(カバー)の完了



 水平尾翼フィレットの製作、上面を完了して下面の製作を行います。


 水平尾翼のフィレット完了です。





 オリジナル金属ゼロへの挑戦ですが始めたきっかけになったのが缶ビールのアルミを使ってラジコン飛行機を作ったら飛ぶかもしれんなあ~と言う事でしたから缶ビールのアルミを使って外板を貼るべきなのですが如何せん缶ビールのアルミ缶は焼き入りされており今回の様な工作に使うには加工がし難く使えない・・焼きなまし、焼き入れが出来ればいのですが家庭での工作には不向きな材料でした。

 上手く加工が出来れば軽くて、薄くて丈夫な良い材料なんだけどなあ~

 次回は主翼両端の上下面外板貼りです。

1 件のコメント:

  1. ラジコンを自作すべく零戦の図面を検索していて今日初めてこちらのページを拝見しました。
    本当に凄いですね!実機を新造しているようで感激致しました。これからも製作過程を拝見することを楽しみにさせていただきます!
    動翼が羽布張りの件ですが、当時の飛行機は人力のみで動翼を動かしていたため金属で作ると舵が重くなり過ぎてしまう為かと思います。

    返信削除