2018年7月2日月曜日

さくらじい残日録・日常ブログ6月号です。 田植えと日田旅行

 前回は農事組合法人さん麦刈り猫の手アルバイトのお話しを致しましたが趣味作業をする自室の窓外からも麦刈りを終えた田んぼを野焼きする風景が見られます。



 そうなんです!?我が家の裏庭に面して田んぼが在るものですからパリパリと音を立てて燃える麦わらは窓から熱が伝わって来るし結構な迫力があるんですよ。


 この野焼きが済んだら農家の方はトラクターを使っての耕運つまり田起こし作業が始まります。

 勿論、猫の手アルバイトのさくらじいはプロ農家ではありませんから依頼なしです。


 何か農業ブログみたいになってしまいますが、この界隈では70歳の古稀ジジイが若者に見なされ農事組合法人さんに頼られる存在・・いやいや・・まあ~そんな感じなものですから、へえ~!?と知る事になった農業の話をさせて頂きますので付き合いをお願いします。

 田起こしが済んだ田んぼは稲作に変わり水田へと変化していくのですが水を入れる準備と言いますか“水口”と“水戸”の堰板を用意しなければならず、さくらじいも実家田んぼの堰板を用意しなければなりません。

 水口・水戸??水口さんと言う苗字の人がおったなあ~・・と言う程度しか知らないジジイには解らなかったのですが・・皆さん何となく解る様な気がしませんか。


 水口(みなくち):水田の水を入れる入り口
 水戸(みと)  :水田の水を出す出口で(しりみち)とも言うらしい。

 これ、水口ですね、田んぼの側面を流れる農業水路を堰板で(写真では右の板)で堰き止め水位を上げる事で水口から取水します。


 そして、これが田んぼの出口である水戸です。

 水戸の堰板は水位を調整する為に2枚~3枚の堰板で構成されています。


 実家の田んぼは現在5枚あって、それぞれの堰板を現場に配置して回るのが、さくらじいがやる田植え準備作業と言う訳です。

 この2枚の写真は田植えの済んだ田んぼですが田植えの準備としの田起こしの次は畔おろしと畔なみ入れの作業なんですが猫の手アルバイトのさくら爺さんに“手伝ってくれんかのお~”・・・と・・(;゚Д゚)


 周囲をコンクリートで囲っている田んぼと古くから土で作られた畔で囲われた田んぼがあるのですが畔が低かったり止水を完全にするために畔に沿って溝を掘りプラスチックの波板を入れていく・・(@_@)ええ~俺に手伝ってくれって・・( ,,`・ω・´)ンンン?

 まあ~主力メンバーが80歳平均の爺さん組合ですからねえ~辞退するのも憚れて鍬を持っての農作業・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ・・農業プロが見たらへっぴり腰でしょうねえ~

 ああ~これで実績を作ってしまったので猫の手アルバイト業務内容の一つとなってしまいました。

 ショウガねーなあ~断れないし、それにしても農業・・半端ねえ~(@_@)・・です。

 そんな筋肉痛に耐えながらも朝のルーティンウオーキングは欠かせません、歩いていると今日も自衛隊さんの装輪装甲車(クーガー)がゴーゴーと独特のディーゼル音を響かせて訓練場へと出動して行きました。


 話は農業に戻りまして満濃池のゆる抜き(池の水を排水)が行われ農業水路に流れてきますので順番に取水されトラクターによる代かきが始まります。

 これはプロの仕事ですから猫の手アルバイトの依頼はありません。


 代かきが終わり田植えの準備が完了です。


 さて、いよいよ田植えの始まりですが猫の手アルバイトの、さくらじいは苗箱60枚を軽トラックに載せJA育苗センターから農事組合法人さんの田んぼまで運ぶのが仕事です。


 重量!??解りませんが重量物であるのは確かですから運転は慎重に・・です。

 そうして田植えが始まりました、これもプロの仕事ですから猫の手アルバイトのさくらじいは軽トラによる苗運び以外の仕事はありません。

 とは言っても苗の荷下ろしが、これまた肉体労働は半端ねえ~んだなあ~。


 田植えの作業が完結していないのですが農事組合法人さんには元会社の友人宅に行く約束をしておりまして・・と話し(m´・ω・`)m ゴメン…翌日は新幹線で広島へ、そして広島の友人が運転する車に便乗し九州は大分県の日田市へと移動したのでした。

 日田市の友人宅ではご覧の通りの他愛のない会話をしながら呑み会になりまして・・今回は迷惑をかけない様にチョットセーブしましたね。


 翌日は小鹿田焼(おんたやき)の陶芸館と窯元に行ったのですが途中、平成29年7月九州北部豪雨の爪痕と言いますか山崩れ現場を見て自然災害の恐ろしさに実感しました。



 小鹿田焼の窯元に到着、これ登り窯ですね。


 登り窯の先を進み小屋を覗いてみると


 川の水を利用した、何て言うかドッスン・・ジャジャ~・・ドッスンと粘土の元土を杵でつく鹿威し構造のデカいものが有りました。



 釜入れ前の作品・・商品ですかね。


 窯元の上に在る日田市立陶芸館を見学・・無料でした。


 何軒あるのでしょうか窯元が集落を形成していました。


 小鹿田焼の能書きが有りました・・興味のある方はご一読を


 登り窯の入り口の一つで作品(商品)を入れたら煉瓦で蓋をする様です。


 火入れは何時ですか?と聞きましたら明日ですと言う返事でした。


 次に向かったのはサッポロビール九州日田工場で500円を支払い工場の見学と試飲ができました。

 この日はYEBISUビールの話が中心で歴史(創業は大日本麦酒だそうです)を魅力的に話すお姉さんの説明を聞き更に缶ビールの注ぎ方などのレクチャーを受けながら4本・・んん~缶ビール350mℓを4本になるのかなあ・・を頂きほろ酔い加減で工場を後にして‥勿論、さくらじいは運転をしませんし、酒好きではない友人の運転です。


 そんなほろ酔いで次は風呂に入って帰ろうと言う訳で温泉に・・あれれ??温泉の名前を聞くのを忘れてる。


 あうんの湯・・これが温泉の名前かなあ~


 何れにしての山の中にある良い温泉でした、ここは宿泊施設も無くただ湯船に浸かるだけの日帰り温泉ですかね。


 そうして再び友人宅に戻り手作り宴会で楽しく過ごしました・・これが一番良いなあ~


 2泊3日の日田友人宅、最終日は朝飯を食べて、じゃあ~またねえ~と散会し日田から広島まで5時間、広島から新幹線そして岡山で土讃線に乗り換えアンパンマン列車に乗車して善通寺に帰ったのが丁度17時になっていました。


 そうそう、お恥ずかしい話が一つ・・広島駅のみどりの窓口で新幹線と特急南風の指定席券を買い・・安心したのか( ゚д゚)ハッ!と気が付くとカメラが無い!??アリャリャ忘れたかっとみどりの窓口に行って忘れ物がありませんでしたか!??・・と聞くと

 窓口担当・・お客さん、何をわすれたのですか。

 さくらじいがカメラと言うと

 お客さん( ^ω^)・・・あきれ顔で肩にかかっていますよ!!

 アッチゃあぁ~大ぼけをかましてしまいました・・恥ずかしい、嫌になっちゃうねえ~

 そうして善通寺駅から徒歩帰宅すると( ,,`・ω・´)ンンン?・・田植えが終わってないじゃあぁん(;゚Д゚)

 案の定と言いますか翌朝の6時に早朝ウオーキングをしている途中に農事組合法人の方が待っていた様で・・さくらじいさん今日、苗運びを頼めるかなあ~・・そこは断らない主義のジジイなものですから二つ返事で承諾したのは言うまでもないのですがね。

 我が家の畑で麦わら帽子を被り畑仕事しているのは我が女房でございます。

 農家の娘は強いですなあ~生まれながらのサラリーマン倅として育った、さくらじいにはまねができません。


 6月は何やかやと忙しかった、月1回のさくらじい残日録、日常ブログ納期遅れになってしまいましたが商売でないのが救いです。

では次回の日常ブログは納期に間に合わせましょう。

そうそう、最後に日田市・小鹿田焼で徳利とお猪口セット2000円で買ってきました。


 私は、もう何年になるのでしょうかサラリーマン時代の出張先で地元の焼き物、特にぐい飲みを買って帰る収集癖がありまして今では専用棚には入りきれないくらいの数になってしまっているのです。

 そんな状況になっているものですから・・それを見た女房が一言・・あんたなあ~また、買ってきたんな!・・ゴミになるんでえぇ~

 そうなんだよねえ~趣味工作のプラモデルや金属ゼロも・・これ!!あんたが死んだらどうするの!??・・

 まあ~そんときは、そん時で欲しい人がいたらあげたらいい・・と著名な作家や画家や芸術家じゃあないんだから、お宝になる訳けない・・そうだよねえぇ~持ち主がいなくなったらゴミにしかならねえ~か・・。

 この収集癖は死ぬまで治らねえ~諦めな!!??とは、とても言えないです。

 最後にもう一つ、サッポロビール日田工場見学で貰ってきたビールグラス・・苗運びの後、シャワーを浴びて350mℓの発泡酒を教わった通りに注ぎ・・グビグビ・・と飲む・・ブッハア( ^ω^)・・・最高・・す。



 サッポロじゃあなくてASAHIで(m´・ω・`)m ゴメン…なさい。


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