2014年6月25日水曜日

団塊世代のハワイ旅行 Episode 3

(ハワイ島一周観光)

 団塊世代ですから寝るのが遅くても、疲れていても目覚ましなしで起きられるのです。
 起床、5時30分、朝食は6時30分ですがシゲ爺はスモーキングタイムが必要ですから6時過ぎには部屋を出て1階の喫煙コーナーへ、禁煙が成功して丸2年経過のさくら爺はユックリ準備が出来ます。
 バイキングの朝食を食べて7時20分、ハワイ島一周観光のスタートです。


 R&Cシーツアーズの観光バスがホテルの前から時間通りに出発し数件のホテルを廻って観光客をピックアップしながら約30分、総勢10名ぐらいでしょうか。


 今日の運転手兼ガイドさんはアメリカ人、でも悠長に日本語が話せます。
本人の話によると大阪で大工の仕事をしていて、その時に日本の女性と結婚し今は子供さんとハワイ暮らしと言っていました。
名前は?ええ~と忘れた!
まあ、これが出発してから18時のホテル着まで話しっぱなしのマシンガントークでした、大工さんよりは今の仕事が適職ですね。



コナ市街地を出るとこんな景色が続きます、溶岩台地ですから日本の様な田園風景とは違う、やっぱりハワイの景色なのでしょうか、ちょっと阿蘇の風景に似てるかなあ~。


 ハワイ島一周観光、下図の赤線をコナから時計回りでの観光です。


パーカー牧場   車窓から眺めるだけです。
 アカカ滝     15分
 虹の滝      15分
 ビックアイランドキヤンディーズ  20分
 ヒロ市街地のレストランで昼食(バイキング)
 世界遺産 キラウエア火山  20分
 ジャガー博物館  20分
 溶岩トンネル   20分
 黒砂海岸     10分
 コーヒー農園   10分
 ホテル到着    18時00分の予定

さくら爺にとっては恐怖のバスツアー、コナのホテルを出てから最初のトイレタイムがパーカー牧場を車窓から観て暫く走ったホノカア辺りにあるパーキング、1時間30分ぐらいだったでしょうか、やれやれ何とか間に合った!
 このパーキングではガイドさんが揚げパンを配ってくれたのですが朝食べたばかり!でも持っては歩けないと食べてしまいました、血糖値が心配です。
 この揚げパンはハワイ島の名物らしく知っている人は知っているパンだそうです。

 アカカ滝に到着です。



  滝そのものは華厳の滝を観ている日本人にとってはそんなに驚くものではないが周囲の草木の雰囲気が違うかなあ~常夏の島だからなのか鬱蒼とした感じはジュラシックパークのロケ地として撮影に使用されたとか。
 最新作、ジュラシックパーク4 日本での公開日は、とインターネット検索をすると何と無期限延期とは!完成公開が待ち遠しい。

 虹の滝


迫力はないのですが、やはり草木の雰囲気と相まってTレックスが出てきそうです。


 この日は晴天で風もなく良い天気でした、気温は恐らく25℃ぐらいでしょうか、それでもやはり常夏のハワイ島、太陽光線のジリジリした感触が背中に感じます。
 どうです、この観光バスは、どう見たってトラックを改造してバスにした様な感じでしょう?
 さあ~昼食です。
 食事は飲み物を注文してのバイキング、ご推察の通りビャー 3を注文、勿論ですがヨウイチヤング爺はウオーラーを注文です。

 駐車場にはこんなハデハデなバスも駐車していました、レストランは満席です。


  腹ごしらえが澄んだ所でビックアイランドキヤンディーズ、ここはチョコレート菓子の工場でした、日本の工場にある様なベルトが動くラインはありません。
 全てが手作りの様です。
 日本でもよく見られるガラス越しに見る工場見学です。



チョコレート工場があるビッグアイランドキャンディーズです。
ABCマーケットや空港で買うより工場で買う方が良いのではと、お土産を購入。

 このヒロと言う町は日系移民、特に広島県出身者が開拓した都市と言うことでしたが因みに中国人が日本人より先に入植したそうですが旨く行かず辛さに負けて逃げ帰ったと言うガイドさんの説明でした。


 あの溶岩が流れる光景で有名なキラウエア火山の見学です。
 ハワイ火山国立公園、キラウエア展望台からの一望



ん!これが、あのキラウエア火山?広大な面積にそして広大なクレーター様のくぼ地から白煙が上がっています。
 真っ赤な溶岩流を想像していたのですが見えませんでした。
 夜間に上空から見れば赤く光った切れ目が見えるそうですが噴火がなければ見えないと言うことの様です。
 そうですよねえ~噴火が起きている場所にノンキな観光客が居られる訳ないですよね。
 それでも一面、壮大な光景です。




展望台のすぐ後ろにある『ジャガー博物館』キラウエア火山の説明や溶岩の種類そして伝説などの説明がなされています。

 キラウエア火山を仕切る凶暴で美しい火の女神ペレ


一通りペレに関する伝説をガイドさんはマシンガントークで説明してくれたのですがとても覚えきれず印象に残ったのは。
 “白い犬を連れ、赤いムームーを着た美しい娘の姿で、宵の口に寂しい道路に現れる”と言うペレ化身の話。
 もう一つは黒い溶岩を記念に持って帰った観光客はペレの呪いか!災難に見舞われたり病気で死んだりすると言う。
 教会の名前は忘れましたが毎年、可成りの溶岩が送り返されてくるらしい。
 日本の怪談を思わせる話です。
 美しく、出会う全ての男を魅了し、身勝手で思い通りにならないと火山の怒りを爆発させ、負けず嫌いで強い相手にもひるまず、弱い相手にも容赦しない。
 “怖い女神です”
 この話を聞く前は黒光りした溶岩を見て観光土産になるなあ~何故、活用しないのだろうと思っていたのですがペレの呪いがあるのであれば手つかずのまま放置されているのが頷けます。
 このジャガー博物館の名前ですが研究所を設立したトーマス・A・ジャガー博士の名前からとった名称だそうです。

日本のだまし絵の様になっていると説明がありましたが。


同国立公園内の鬱蒼とした熱帯雨林の中を進むと洞窟が見えてきます、この洞窟は溶岩が通ったと言うか作った洞窟で日本の観光地で観る鍾乳洞とは雰囲気が違います。




この鬱蒼としたシダのある熱帯雨林はロストワールドの雰囲気ジェラシックパークです。
 写真では伝わらないかもしれませんが本当にティラノザウルスが出てきても不思議ではありません。
 日本のメーカーが作るリアルな恐竜をここに置いたら面白いでしょうね~、商売になるかもしれません、でも国立公園だから無理か!


キラウエア火山のある国立公園から観光バスに乗り40分くらいだったでしょうか次の観光地はプナルウ黒砂海岸。

 ハワイ島のビーチには繰り返される火山活動によって黒砂が広がるビーチがあります、やはり初めて見る異質なビーチ、あの黒光りしている溶岩が波によって浸食され揉まれて砂になったのでしょう異質な雰囲気の海岸です。



 全体が黒い風景となって燦々と太陽光線が降り注いでも暗いです。


 ここは徳島県にある日和佐海岸の様にウミガメが散乱にやって来るビーチと言う事で区画された砂浜があります。
 砂浜には記念にと持って帰るのに手頃で丸くなった溶岩石があるのですが祟りが怖くて持って帰れません。

 溶岩の台地に刻まれた古代人が描いたと言う人物絵、区画はされていたが無造作にありました。ホンマ?


さて、本日のハワイ島一周観光ですが、そろそろ一周になります、最後はコナコーヒー農園でのお買い物です。



コーヒーの値段を見るとコナ市街にあったショッピングモールと同じでした、価格の統一がなされている様です、安売り合戦をしない!賢明な判断です。
 日本だと?かな、でも高い買い物をしていなくて良かった。
 コーヒーは買ってしまっているので、ここではマカデミアンナッツを自宅用としてお買い上げ。


 17時を過ぎました、今日も無事に観光は終了です。


さあ夕食です、フィッシュorビーフ、今日は全員がビーフ・・でした。
 勿論、何はともあれ・フォア‐・ビィアー を注文


 今日は早くホテルに帰りましたので近くのコンビニABCでキリン350mlの缶ビールを6本買っておきました。
 食事の後は部屋に戻って缶ビールを飲みながらの雑談義をしたのは言う間でもありません。
 明日は8時30分にホテルを出発、コナ空港からホノルルへ移動です。

                               続く

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